高齢出産で後悔しないために!リスクに対する心構えをしよう

高齢出産で後悔しないために!リスクに対する心構えをしよう

女性の社会進出に伴い、高齢出産絵を希望する方や、実際に高齢出産を経験した方は増加しています。

無事に待望の赤ちゃんを授かり、喜びをかみしめている方がいる一方で、なかには、妊娠中や出産後のさまざまなリスクを背負い、高齢出産を希望したこと自体を後悔してしまう方もいます。

一般的に見ても、高齢出産にはさまざまなリスクを伴うとはいわれていますが、高齢出産を後悔しないためには、妊娠前から、どのような心持ちでいればよいのでしょうか。また高齢出産には、どのようなリスクが伴うものなのでしょうか。

そこで今回は、

・高齢出産だからこそ必要な心構えとは?
・高齢出産のリスクについて知りたい!

といった方に、高齢出産を後悔しないための知識や心構えについてまとめてみました。

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高齢出産を後悔しないために

高齢出産の方にとっても、待望の赤ちゃんを授かることができたのならば、この上ない喜びになります。赤ちゃんを望む気持ちが大きければ大きいほど、赤ちゃんを授かった時の喜びも大きくなります。

しかし、高齢出産を控えた方が、少しでも妊娠や出産に後悔しないようにするためには、高齢出産のリスクをきちんと理解した上で、高齢出産を望むのか、はたまた高齢出産は望まずに、パートナーとの生活を望むのかを納得して選択することが大切になってきます。

なぜならば、出産は女性のからだにとっては大きな変化でもあり、負担にもなってくるものだからです。

その上高齢出産ともなると、若い方の出産に比べ、抱えるリスクの大きさは、一般的に多くなってしまうことも当然だともいえます。かかりつけの医師の方とも相談し、より良い選択をすることがおすすめです。

高齢出産には、さまざまな心配事やリスクがあるともいわれますが、具体的には、どのようなものなのでしょうか。少し見てみましょう。

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妊娠しやすさに年齢は関係あるの?

同じ出産でありながら、わざわざ年齢が低い方の出産と高齢出産とが区別されているのには、何か理由があるのでしょうか。それは、高齢出産には、妊娠前や妊娠中、そして出産においても、懸念されるさまざまなことがあるからです。

まず、妊娠に着目してみると、出産時の年齢が高齢になればなるほど、妊娠する確率が低くなるという報告もあります。それを考える際に、卵子の数について興味深い報告もあります。

卵子の数は、からだの成長と共に、生殖期に向かって増加するように思う方もいるかもしれませんが、実際には全く異なっています。

もともと卵子の数は、お母さんのおなかの中にいる胎児の時を最大量(約700万個)として、成長と共に減少していくものなのです。出生時には約200万個にまで減少し、年を重ねれば重ねるほどその数は減り続けていきます。

そして、とうとう卵子の数がなくなった時が、閉経になる時なのです。その上、卵巣や子宮の機能も、年を重ねれば重ねるほど年々衰えてきます。このことを考えてみると、高齢になればなるほど、妊娠する確率が減ってしまうことにもうなづくことができます。

もちろん、妊娠しにくくなる原因は、女性の側だけにあるものではありませんし、卵子の数も人によっても異なりますので、一概に何歳ならば何個ということはできません。

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パートナーとよく話し合うことが大切

高齢出産の方に限らず、パートナーの方とは、さまざまなことについて話し合いをして、妊娠や出産、そして出産後の生活についての共通認識を持つことは、生活と一緒にする上でも、とても大切なことです。

なかでも、妊娠や出産に関することは、デリケートな部分も多いだけに、お互いの気持ちをぶつけあいながらも、尊重し合って、しっかり話し合うことが必要です。

例えば、「お子さんを持ちたいか」や、「ご夫婦だけでの生活を楽しみたいのか」などです。もちろん、妊娠を望んでいても、なかなかお子さんに恵まれないときには、不妊治療をおこなうかどうかまでの話し合いも必要になってくる場合もあります。

妊娠を望んでもなかなか妊娠できない

高齢出産を希望するカップルの中でも、母体が高齢になればなるほど、卵巣の機能も低下してきますし、なかなか赤ちゃんを授かることができないことに悩む場合もあります。また一方で、男性の側に問題がある場合ももちろんあります。

将来赤ちゃんを望んでいるという方も、年齢によっては妊娠しやすさも変わってくることも視野に入れて、長い目で見たライフプランを立てておきましょう。

また、なかなか赤ちゃんを授かりにくい方で、赤ちゃんの望む場合には、不妊治療に励むことになる場合もありますが、不妊治療は、何といってもパートナーとの協力なしではありえないものです。

からだの負担はもちろんのこと、精神的や経済的な負担も想像以上のものがありますので、お互いの協力と支え合いがなければ成り立つものではありません。また、不妊治療を懸命におこなっていても、誰もが100%希望を叶えることができるとは限りません。

その時のためにも、その都度きちんと気持ちを伝えながら、納得いくまで話し合うことも大切でしょう。また、信頼できる医師との連携も必要不可欠です。

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妊娠や出産に関するリスクにはどのようなものがあるの?

実際問題として、年齢を重ねれば重ねるほどに、妊娠時や出産時のリスクが高まるのも事実です。

妊娠に関してみてみると、妊娠全体の中での自然流産率は、10~15%程度になりますが、それに対して35歳以上の高齢出産者の流産率は、20%以上と高めになっています。

その原因として考えられるものに、卵子の老化や、胎児の先天性異常が考えられています。高齢出産で想定される主なリスクは、

・妊娠率の低下、不妊
・流産、難産、早産の危険性
・先天性異常(染色体異常、ダウン症など)
・妊娠高血圧症候群
・帝王切開

などのリスクが考えられます。そのほかにも、子宮筋腫や卵巣腫瘍など、さまざまな病気にかかる確率も高くなってしまうともいわれています。

もちろん、高齢出産をする全ての方が、必ずさまざまなリスクを負うものではありませんし、多くの方は、無事に出産を終え、待望の赤ちゃんを迎えています。

妊婦健診はこまめに受診し、かかりつけの医師の指示に従って過ごすようにしましょう。

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出生前診断を受ける?受けない?

高齢出産の方の多くが心配することの中には、おなかの赤ちゃんが、先天性異常になっているかどうかということがあります。

なかでも多い、ダウン症は染色体の異常からなる先天的なものですので、予防することはできませんが、さまざまな検査によって、妊娠中に判定することもできるようになってきました。

この検査を受けるか否かは、主治医とよくよく相談した上での受診になりますが、中には命の選択になってしまうケースもあり、倫理的にみても社会問題になっています。

出生前診断には、おなかの赤ちゃんの様子を調べる方法として、通常の妊婦健診におこなう超音波検査のほかにも、いくつかの方法があります。主なものには、

・超音波検査
・繊毛検査
・羊水検査
・母体血清マーカーテスト

などがあります。検査が受けられる期間も大まかに決められていますし、陽性反応の場合には、あらゆる決断を迫られることになります。

例えば、超音波検診は、妊婦健診期間全般でおこなうものであるのに対して、絨毛検査は妊娠10~11週頃、羊水検査は妊娠15~17週頃、が一般的になっています。もちろん、超音波検診以外のものは、誰もが受診しなければならないものではなく、通常おなかの赤ちゃんに異常の心配がない場合には、受けない妊婦さんの方が多くなっています。

また、検査を受けることによって、おなかの赤ちゃんの様子を知ることはできますが、一方で、切迫流産や早産の危険性が高くなる場合もあります。そして何より、検査の結果が陽性だった場合、陰性だった場合によっては、まったく異なる決断も必要になることもあります。

さらに、陽性反応が出た場合には、再度別の検査を受診しなければならないこともあります。実際に検査を受けた方の中には、心配を抱えたまま妊娠期間を過ごすことへの不安から、検査を決断した方も多くいらっしゃいますが、結果によっては、さらなる気持ちの変化に戸惑う方も多いものです。

これらの検査を受ける前には、けっして後悔することのないように、出生前診断の検査内容はもちろんのこと、結果に対してもあらゆる場合を想定した上で、医師やパートナーと話し合いを進め、気持ちを決めておくことが必要です。

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高齢出産では母体へのリスクも高まります

高齢の方の妊娠は、お母さんのからだにも大きな負担がかかってしまいます。もちろん、お母さん自身の妊娠以前の健康状態も大きく影響してはきますが、妊娠中にもさまざまな母体へのリスクが高まります。

なかでも多いものの1つに、妊娠高血圧症候群があげられます。妊娠高血圧症候群は、これまでは妊娠中毒症といわれていたものですが、高血圧になったり、むくみやたんぱく尿が出てしまったりするものです。

妊娠高血圧症候群は、妊婦さん全体の約1割程度の方がかかるといわれていますが、高齢出産の方では、2割強の方に見られる症状です。子癇(しかん)や常位胎盤早期剥離も、妊娠高血圧症候群などが要因の1つといわれています。

母体への影響も大きく、場合によっては産後にまで影響してしまうものもあります。また、個人差はありますが、体力的にも落ちている方が多いために、高齢出産の場合には、産後の回復に時間がかかる方も多くなります。

そればかりではなく、おなかの赤ちゃんにも影響が大きく、胎児発育不全や低出生体重児のほか、最悪の場合には、子宮内胎児死亡を招きかねませんので、とくに注意が必要です。

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出産時のリスクや、出産した赤ちゃんへのリスク

高齢出産の場合、加齢により子宮や産道の柔軟性も少なくなり、分娩に余分な時間がかかってしまうこともあります。

そのために、母体への負担を考慮したり、赤ちゃんへの負担の軽減を考慮したりした結果、普通分娩ではなく、帝王切開術を選択しなければならない場合も多くなっています。

帝王切開については、高齢出産でよく聞く帝王切開のすべて!帝王切開について知ろうの記事にて詳しくご紹介しています。

また、高齢出産の方にとって最大の心配事というと、何といっても生まれてくる赤ちゃんに健康などに関する心配や、不安が真っ先に思い浮かぶことでしょう。高齢出産の場合における赤ちゃんへのリスクとしてもっとも懸念されるものとして、先天異常があげられます。

先天異常には、いくつかのものがありますが、中でも高齢出産の方にリスクが大きいものとしてあげられるものは、染色体異常(ダウン症)です。

有名芸能人の中にも、実際にダウン症のお子さんを出産されている方や、検査で疑わしいとの結果が出たという方もいます。ダウン症の発症率は、約1000分の1といわれていますが、35歳では約380分の1、40歳では約110分の1にまで高まってしまいます。

高齢出産の数の増加に伴い、出生前診断を受ける方も増え、その結果大切な命の選択を迫られているご夫婦も多くなっています。そして、残念なことに、妊娠の継続をあきらめるご夫婦の数が増えている現実もあります。

もちろん、ダウン症の可能性のあるおなかの赤ちゃんも、大切な1つの命には違いありません。ダウン症の障害を持ちながらも、立派に成長され、社会で大きく活躍している方は数え切れません。そのことを忘れずに、パートナーの方との真剣な相談が望まれます。

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>>高齢出産の子どもの障害と影響とは!?ダウン症について

わが子を腕に抱いた喜びに代わるものはありません

高齢出産の方に向けた、後悔しないためのリスクや想定できる心配事を並べてきましたが、出産は、年齢が若い方にとっても、年を重ねた方にとっても同じように、一生のうちでの大仕事であることに違いはありません。

それだからこそ、無事に我が子を手にした時の喜びは計り知れないものがあるのです。後悔しないための予備知識や覚悟は必要ですが、妊娠中もリスクばかりに気をとらわれることなく、穏やかに1日1日を過ごして欲しいものです。

お母さんがストレスをあまり感じることなく、穏やかに過ごしていることは、おなかの赤ちゃんにとってもとても良い影響を与えています。

高齢出産を後悔しないためには、さまざまなことを想定した上で、ある程度の覚悟や決断が必要になりますが、何はともあれ、無事に出産を終え、待望の我が子をその手に抱いた時の喜びは、何ものにも代えがたい至福の時であることに間違いはありません

それまでの悩みや心配事もすっかり忘れ、喜びに満ち溢れる時でもあります。おなかに小さな命を宿した時のあの喜びを、いつも持ち続けていたいものです。

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