3人目は珍しくない!?40代の高齢出産で考えられるリスク
高齢出産の割合が高くなっている最近では、40代に入ってからの初産が珍しくなくなってきています。
それには、女性の社会進出で結婚する年齢が上がってきていることなどの理由が考えられますが、それと同時に40代に入ってから3人目を出産するママも増えてきています。
中には、2人目以降を中々授かれずに3人目から高齢出産を経験するママもいるのですが、高齢出産を指す30代後半で初産を経験していたとしても、その後に2人目、3人目をと思うママは多くいます。
しかし、心配になってくるのが年齢に伴うリスクです。
そこで今回は、
・3人目の高齢出産でのリスクとは?
・3人目の高齢出産のメリットはある?
・40代の高齢出産で自然出産はできるの?
といった方に、40代の高齢出産でしかも3人目というのは大丈夫なのか、詳しく見ていきましょう。
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この記事の目次
3人目の高齢出産で考えられるリスク
1人目から高齢出産だったとしても2人目、3人目を欲しいと思うママは多くいます。
それは、高齢出産が当たり前になってきているということもあるのですが、やはり気になってくるのが、高齢出産に伴うリスクです。
40代で初産を経験するのと、3人目を出産するのは、今まで出産できている分、ママや赤ちゃんへのリスクは低くなりそうな気がします。
3人目を高齢出産する際には、考えられるリスクも変わってくるのでしょうか。
変わらないリスク
3人目の出産を迎える前に、1人目2人目の出産を経験してきているわけですから、40代で初めて出産をするよりもリスクは低くなるような気がしますが、高齢出産によるリスクは年齢的なものも原因に挙げられますので、出産を今まで経験していても関係がありません。
また、2人目の出産の後に3年ほど時間が空いてしまっている場合、時間が長く空いてしまったことで、1人目の時から経験してきた妊娠、出産時の経過や間隔を忘れてしまうことから、出産の様子は初産と変わらないとされています。
産道や子宮口が、初産の時のように戻ってしまっているわけではないようですが、考えられるリスクなどに変化はないといえます。
リスクの確率が高くなる?
ダウン症を始め、出産する年齢が上がるごとに出産に伴うリスクは変わらないどころか、上がるという話もあります。
例えば、ダウン症のリスクであれば20代で0.1%でも、40代に入る頃にはその10倍になる1%に確率が上がります。
また、35歳を超えたあたりから女性は高血圧や糖尿病になりやすいとされています。その確率は34歳前で11%のところを、40歳以上で30%と跳ね上がるので注意が必要です。
更に、年齢が上がるということで卵子の老化も進みますから、早産や流産の確率も上がります。40歳以上になると40.8%の高確率なので、3人目の高齢出産を考える場合には、リスクの高さを知っておくことが大切です。
身体が覚えているという意見も
年齢のために、リスクが高くなることは避けようがないですが、逆に3人目の高齢出産は楽という意見もあります。
先に触れたように、40代の高齢出産とはいえ2回も出産を経験しているわけですから、初産の時よりも産道は柔らかくなっていますし、訪れる痛みやリスクに変化がないとはいえ、出産が初体験ではありませんから精神的に落ち着いていたり、考えられる身体の症状の察しもつきやすくなります。
また、出産時に訪れる陣痛の痛みが変わらなくても、リラックスして臨むことができ、出産が楽に感じる場合が多くなっています。
40代で3人目は珍しくない!?
初産を経験するママの年齢も上がり、高齢出産は当たり前のようになってきていますが、40代に3人目というのは、ママにしてみると不安になる人も多くいます。
それは、体力の面で家事と子育ての両立が難しくなってくるという理由や、自分の年齢が上がると共に、両親などサポートしてくれる人の年齢も上がることで、手伝ってくれる人が周囲にいないという不安が挙げられます。
しかし、平均年齢から見てみると初産でも2013年の時点で30.4歳、3人目になると33.4歳で出産するのが平均になりつつあり、この平均年齢は未だに上昇中。
厚生労働省の調査では40~45歳の間で出産をするママが約3万7千人いたのに対して、その内3人目を産んだママが約1万人いたという調査結果を発表していますから、ママが思っている以上に、40代で3人目を産むのは珍しいことではないのです。
高齢出産で3人目を産むメリット
リスクだけ見ていると、高齢出産で3人目というのは無理と思ってしまっても仕方ないかもしれません。
実際、リスクのことを知らなくても、40歳を迎える頃には漠然と高齢出産は無理と考える人は多いです。しかし、高齢出産をすれば絶対に赤ちゃんに悪影響があるとか、母子共に元気に出産日を迎えられないというわけではありません。
むしろ、3人目を家族に迎えることはリスクだけでなく、メリットもあるのです。どれだけ不安でも出産して赤ちゃんと対面すれば、嬉しさにメリットも何もないですが、参考までに挙げると、考えられるメリットについては以下の通りになります。
上の子とは違う感動がある
ママの数だけ出産のエピソードがあるように、同じような出産というのはありません。出産の瞬間というのは毎回、感動の連続ですが、特に上の子の場合は初めての出産ということもあって、知識もありまりなく、情報や周囲にいわれるがままの出産だったという例も少なくありません。
そのため、3人目というのは高齢出産とはいえママも3回目ですから、自分の思う出産方法してくれる病院を選ぶ人も多くいます。
1人目2人目の時は病院だったけど、3人目は助産院を選んだことでまた違う感動を得られたというエピソードもあり、上の子とは違った感動を得ることができます。
参考記事>>高齢出産「産んでよかった」!!たくさんの先輩ママ達の声!
子育てが楽になる
年齢を考えると、先に触れたように家事と子育ての両立の難しさや、子供に合わせる体力がないような気がしてきますが、家族が増える分、初産の時よりも子育てが楽になることが多いです。
初めての子育ての時は、日中は全部1人でこなさないといけないことが多々ありますが、3人目にもなれば上の子も成長しているので、下の子の面倒を見たり、遊んでくれたりするなど上の子なりにママの手助けをしてくれるからです。
また、上の子との兄弟関係を通して、しつけなど人との関わりや助け合いなどを下の子も学んでいくので、ママが思っている以上に楽な部分も多くなります。
上の子にとって愛情の再確認に
高齢出産となると、年の差のある兄弟姉妹になることも多いですが、下の子が上の子を通して、我慢することなど、生活していく上で必要なことを見て学んでいくように、上の子にとっても年の差がある赤ちゃんがやって来ることで、色んなことを学んでいきます。
幼児帰りをしてしまう上の子もいますが、逆に赤ちゃんが育てられる姿を見ることで、自分を重ねて愛されていることを学び、心優しくなっていく傾向があります。
愛情の再確認にも繋がるので、成長過程に良い影響を与えるともいわれています。
40代の高齢出産でも自然出産できる?
40代の中でも、43、44歳になっての妊娠は確率が0ではないとはいえ、あまりない妊娠です。
個人差はあれど40代も中ごろになれば、妊娠の可能性はごく稀とされているので、ミラクルといっても過言ではありません。
それは3人目であっても同じです。そのため、妊娠できたのであれば授かりものとして産み育てたいという気持ちが強くなるママも多くいます。
しかし、高齢出産はリスクが付き物で、自然出産ができないというイメージがあります。このことから、出産を躊躇してしまうママもいるようですが、実際に高齢での自然出産は難しいのでしょうか。
半数は自然出産!
ある病院で高齢出産をした妊婦さん230名のデータでは、1988年から2006年の間に全体から見て45%のママが自然出産をできていたという結果が出ています。
途中で会陰を切開したわけでもないことを考えると、約半数のママが自然出産できたことになります。もちろん個人差はありますし、全ての病院のデータを統計したわけではないので、この確率は絶対というわけではありませんが、40代であっても自然出産ができないわけではないことがわかります。
帝王切開を選ぶ場合も
自然出産ができないわけではないですが、残念ながらママ全員が自然出産を迎えられるわけではありません。
それは、流産や早産の危険性が高いという理由や、3人目なので産道が柔軟になっている可能性があるとはいえ、体力低下などを理由に難産になってしまうことも考えられます。
また、常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)と呼ばれる胎盤がはがれてしまう症状が起きる恐れも高いとされていますから、その場合には帝王切開の処置を取らざるを得ません。
最近では病院によって、ママの希望に合わせて自然分娩か帝王切開を選ばせてくれる所もありますが、帝王切開を避けられない事態もあることを覚えておきましょう。
3人目の高齢出産、悩むならやめた方がいい?
リスクやメリットも踏まえた上で悩んでしまうようであれば、3人目の出産は止めた方が良いという意見もあります。
案ずるより産むがやすしとはいえ、赤ちゃんのことを考えれば冷たく聞こえるかもしれませんが、妥当な意見でもあります。
実際、40歳以上の高齢出産が珍しくなくなりつつあると同時に、40代の中絶も増えてきているからです。
理由としては、何度も触れている体力面の不安や、経済的に育てる余裕がなかったり、子供が成人する頃に還暦を迎え、育てられないといった年齢的な問題もあります。
1人目の子と年の差があり過ぎるというのが理由になる場合もあります。ただし、1つの命であることに変わりはありませんから、その前から避妊を行うなど妊娠しないように注意しましょう。
40代での高齢出産を元気に迎えるために
出産を決めたからには、母子ともに元気に出産を迎えたいところです。そのためには、出産予定日を迎えるまでにママ自身も健康を意識していかなくてはなりません。
ママの中には、健康維持のために不足する栄養をサプリメントで摂取するママもいます。高齢出産におすすめしたい葉酸サプリメント選びと注意点の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみて下さい。
ただし、いくら健康のためとはいえ、それが義務になってしまっては良くありません。無理して行うことでストレスになってしまう恐れもあるので、自分にできることから始めてみましょう。
体力作りをする
染色体異常が主な原因とはいえ、早産や流産などのリスクなどを考慮に入れて、出産に向けて健康的な体作りをするように心掛けましょう。
栄養バランスの取れた食事を心掛け、身体を冷やさないように温めること、睡眠が不規則だったり生活習慣が乱れている人は整えることも大切です。
また、ウォーキングや水泳など適度に運動を取り入れることも体作りのポイント。健康に運動は欠かせないだけでなく、出産に必要な体力の向上にも繋がります。
参考記事>>運動をして高齢出産のリスクを抑えよう!高齢出産の体づくり
不安になりすぎないのが一番
帝王切開、早産、常位胎盤早期剥離など、高齢出産に伴うリスクを知ると不安に思わない方が無理な話ですが、3人目の出産を決めたからには考えすぎないことも重要になってきます。
逆に過剰に不安になってしまうことが、精神的にストレスになってしまい身体に悪影響を与えることもあります。
確かに40代は、リスクが生じる確率が高くなってきますが、その中でも元気に3人目を出産しているママもたくさんいます。母子ともに元気に出産を迎えるためには、不安になり過ぎないことも大切です。
医師への相談は忘れずに!
高齢出産は年齢的な面やリスクからも、急に何があるかわかりません。ですので、3人目とママも出産経験があるとはいえ、何かあった時のことを考えて定期健診などで医師に相談を小まめに行うことが大切です。
また、相談をすることで高齢出産に不可欠な健康管理、食事や栄養バランスを指導も行ってくれます。3回目であっても、高齢出産に対して不安に思うことがあれば医師に相談してみてましょう。
高齢出産の3人目で、40代というのは妊娠できた喜びよりも戸惑いがある場合が多いかもしれません。授かりものとはいえ、経済的な事情や年が離れることになる上の子のことを考えると、ママだけで判断できるものでもありません。
また、高齢出産にはリスクも伴ってきますから、通常の出産とは少し違ってきます。そのため、1人で抱え込まずに家族や医師とよく話し合うことが大切です。
そして、出産を決めたからには不安に思わずに、3度目の妊娠生活を楽しみましょう。無事に出産できると思っていれば、意外とスムーズにいくものですよ。
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