高齢出産でよく聞く帝王切開のすべて!帝王切開について知ろう

高齢出産でよく聞く帝王切開のすべて!帝王切開について知ろう

自然な分娩を望むものの、妊娠や出産時には予想もつかない体調の変化や、おなかの赤ちゃんの様子の急変など、さまざまな緊急事態にも適切に対応し、母子共に安全な出産が何よりも大切です。

そのために手段として、“帝王切開”の手術が行なわれることがあります。帝王切開とは、どのようなものなのでしょうか。

そこで今回は、

・高齢出産で帝王切開を行う場合とは?
・帝王切開はどんな手術?
・帝王切開のリスクとは?

といった方に、帝王切開についての手術の方法や心構えなどを、細かくご紹介します。

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帝王切開とは

帝王切開とは、子宮を切開して、人工的におなかの赤ちゃんを娩出させる手術のことです。

通常、妊娠末期の成長した胎児を、帝王切開にて娩出する際には、開腹を伴う“複式帝王切開”が行われます。

他にも、妊娠8か月以前に、主に妊娠中絶の際に行なわれる帝王切開があります。

この帝王切開の方法は、膣壁を切開し、子宮峡部縦切開法によって胎児を娩出させる、“膣式帝王切開”手術で、特別な場合にのみに選択される方法です。

子宮部縦切開法による帝王切開は、一般的な出産時には行なわれることはまずない方法になります。

どうして“帝王”?

帝王切開は“帝王”といいますが、なぜ“帝王”なのでしょうか。

帝王切開をドイツ語でいうと、“Kaiserschnitt”と表記します。“Kaiser”は、ドイツ語で“皇帝、帝王”、“schnitt”は、“手術、切開”を意味しています。

“帝王切開”といわれるようになった語源には、いくつかの説あります。1つ目には、古代ローマ時代のものです。

古代ローマでは、何らかの原因で死亡した妊婦さんを埋葬する際には、胎児を取り出し埋葬する儀式(Lex Caesarea)を行なっていましたが、その“Lex Caesarea” に由来しているという説があります。

他にも、“Kaiserschnitt”の語源にもなったラテン語の「切る(sectio caesarea)」を、本来の意味と取り違え、“賽は投げられた”や“ブルータス、お前もか”の引用句でも知られる、共和政ローマ期の“ガイウス・ユリウス・カエサル”と誤ったのが“帝王”の誤訳の由来という説もあります。

さらに、ガイウス・ユリウス・カエサルは、英語圏では“ジュリアス・シーザー”と呼ばれていますが、帝王切開がもともと“子宮をはさみで切開する”という意味がありましたが、使用するはさみ・scissors(シーザー)を、ジュリアス・シーザーと誤って使用したという説もあります。

他にも、いくつか帝王といわれる由来はありますが、お母さんと赤ちゃん2人の、大切な生命に関わる手術だけに、まさに“帝王”の手術だといえます。

帝王切開の種類

帝王切開は、お母さんまたはおなかの赤ちゃんに何らかの問題が起こり、自然分娩ではリスクを伴うことが想定されている場合に選択する出産の方法です。

戦前には、出産全体の約1%程度だった帝王切開の手術も、医療技術の進歩や感染予防の抗生物質の使用の定着などにより、帝王切開にて出産を行う方も増加してきました。

帝王切開は、大きく分けてみると、手術を行なう日にちを事前に決めておく“予定帝王切開”と、自然分娩を行なう予定ではいたものの、何らかの緊急的なトラブルの回避のために行なわれる“緊急帝王切開”の2つに分けられます。

どちらにしても、お母さんと赤ちゃんのさまざまなリスクを回避し、無事に出産ができるようにするための手段で、重視されてきたものは母子共の安全です。

どの位の人が帝王切開になるの?

出産を待ち望んでいる妊婦さんの誰もが、できれば楽に、しかも自然分娩で出産することができればと望まれることでしょう。

しかし、妊娠期間中には何事なく無事に過ごされていた方であっても、出産が最後まで終えるまでは、誰もが何らかのトラブルにより、帝王切開術を行わなければならのかは分からないのです。

万が一に備えて、出産前には誰もが帝王切開についても、知っておいきましょう。今や出産を迎える方の5人に1人くらいの割合で、帝王切開による出産になっているともいわれています。

つまり、出産をした方の約2割の方が、帝王切開によって出産していることになります。

帝王切開になってしまう原因

帝王切開になってしまう理由としてはさまざまな原因が考えられますが、予定帝王切開の場合と緊急帝王切開の場合によっても、原因が異なることもあります。

予定帝王切開の場合には、事前に帝王切開を決めるだけの理由があります。

予定帝王切開の場合には、出産までに行われてきた数回にわたる妊婦健診の中で、自然分娩では、母体もしくは赤ちゃんにとって、リスクを伴う可能性が高いと診断された結果として、帝王切開を選択するものです。

一方、緊急帝王切開の場合には、妊娠中や分娩が進行している中で、急に赤ちゃんに異常が見られた時や、緊急的なトラブルや、リスクの大きさなどによって行われるものです。

予定帝王切開と緊急帝王切開における、それぞれの主な要因を見てみましょう。

予定帝切開になる主な原因として考えられるもの

・予定帝王切開の場合には、妊婦健診の結果
・双子や三つ子などの多胎妊娠の場合
・逆子(骨盤位)の場合
・前置胎盤の場合
・子宮筋腫などの子宮の病気で手術をしたことがある場合
・妊娠高血圧症候群の場合
・高齢出産の場合
・これまでに、帝王切開で出産したことがある場合

緊急帝王切開になる主な原因として考えられるもの

・児頭骨盤不均衡や回旋異常の場合
・胎児機能不全(胎児が仮死状態)や微弱陣痛の場合
・骨盤位(特に高齢出産の場合)
・常位胎盤早期剥離の場合
・妊娠高血圧症候群の場合
・遷延分娩の場合

など、さまざまな要因が想定できます。

もちろんその他にも、母体もしくは胎児のいずれかに危機的状況になり、速やかに分娩を終わらせることが必要になった場合には、帝王切開が選択されることもあります。

帝王切開では、入院準備も違ってくるの?

帝王切開になることが事前に分かっている予定帝王切開の場合には、妊婦健診の中などで、入院に向けてのカウンセリングや、必要なものなどの細かい指示や指導があるはずです。

お母さんにとっては、自分のおなかを切る手術になることですので、不安な点や分からないことなどは事前によく確認し、納得して心積もりをしておくことが大切です。

また、普通分娩の場合には、赤ちゃんが出産のタイミングを決めるといっても過言ではなく、陣痛が始まってから入院の準備が始まります。

しかし、予定帝王切開の場合には、陣痛が起こる前に手術を行って、人工的に赤ちゃんを娩出しなければなりませんので、予定日よりも早い入院や手術、娩出になります。

もちろん、赤ちゃんがお母さんの中で十分に成長をした上での手術予定日になりますので、妊婦健診の様子を見ながら、主治医と日程を調整していくことになります。

一般的に1人目の予定帝王切開の場合には、妊娠37週から38週頃に手術を行うことが多くなっていますが、多少の個人差はあります。

手術の日程が決まると、入院に必要なものや書面上の手続きなど、注意点がいくつか指示されます。

また、手術予定日の前日には入院し、さまざまな検査を行うと共に、母体の安静をはかります。

施術前の検査としては、心電図検査や、超音波検査、血液検査などが行なわれます。

また、万が一の際にすぐに対応できるように、輸血の手はずを整えておく必要や、大きな病院との連携を強固にしておく必要のある場合もあります。

お母さんや赤ちゃんの手術後の経過や発育状態にもよって異なりますが、手術後6日から10日位の入院が必要になります。

手術前日からの入院日数を考えると、自然分娩の方に比べかなり長く感じる方もいるかもしれませんが、母体の安定を考慮しての日数になります。

帝王切開の方法

予定帝王切開の場合には、前日からの入院の際に詳細の説明や、書面上での注意事項など、たくさんの手続きが必要になります。

その上で、手術当日には、飲食が一定の時間から控えられ、血圧や脈拍、体温の測定などが始まります。

点滴によって、血管の確保や導尿など、施術に向けた準備が始まります。手術の際には、硬膜麻酔または腰椎麻酔などの麻酔が打たれます。

複式帝王切開では、おへその下から縦に通っている正中線を目安に、縦に切開する方法と、下腹部を横に切開する方法があります。

緊急帝王切開の場合には、赤ちゃんの安全が最優先になることも多いために、縦切開になることが多いです。

一般的には、腹部は横に切開することが多くなります。これは、術後に傷が目立ちにくいとの配慮も影響します。

腹部切開の後は、子宮下部の切開が行なわれ、卵膜を破り、赤ちゃんを娩出します。その後胎盤を取り出し(いわゆる後産)娩出は終了です。

その後患部の縫合や、消毒など細かい処置の後、手術は終了になります。一般的に吸収糸(自然に溶ける糸)で縫い合わせ、特殊な癒着防止のフィルムでカバーをします。

腹部の開放部分は、糸で縫合する場合と、ステープラーで止める場合がありますが、どちらも術後にはあまり変わりがありません。

麻酔は局部のもので、上半身には聞かせないことがほとんどですので、赤ちゃんの産声も、手術中の主治医の指示なども聞きとることができます。

帝王切開の手術前の準備としては、事前に手術日を予定している“予定帝王切開”と、急なトラブルが原因となって行なう“緊急帝王切開”とでは、若干の準備の違いもありますので、かかりつけ医の指示に従いましょう。

帝王切開にかかる費用について

妊娠や出産は病気ではありませんので、健康保険の適応にならない部分も多くなります。

しかし、帝王切開の場合には、保険で支払われる“保険診療費用”と、妊婦さん本人が支払う“自己診療費用”とに分かれます。

帝王切開の場合には、健康保険の適用にはなるものの、条件によっては費用の負担は大きく異なってきます。条件の主なものは、

・予定帝王切開か緊急帝王切開か
・入院日数
・出産の時間
・病院の施設や、部屋の種類

などです。

帝王切開での出産後のこと

帝王切開での出産であれ、自然分娩であれ、どちらにしても赤ちゃんのその後の発育に影響を及ぼすことはありません

しかし、自然分娩で会陰切開をすることはあるものの、開腹手術はしないので、傷の回復具合やお母さんへの負担は個人個人によって異なりますが、自然分娩の方に比べて、一般的に多くなるといわざるを得ません。

また、入院日数も自然分娩の方に比べて、数日間多くなることも多くなっています。腹部の痛みも伴うことが多いので、しばらくの間はおなかに力の入ることは極力避け、無理をせずに、必要に応じて周囲の方に助けを求めるようにしましょう。

また、乳幼児健診の際には、お母さんご自身の産後の検診も同時に行われます。

傷の具合はもちろん、子宮の戻り具合や貧血の有無など詳細に調べますが、気になる点などいつもと違った症状がある時には、早めに受診するようにしましょう。

一度帝王切開をすると、次からの出産も帝王切開になるの?

1人目の赤ちゃんの出産のときに、何らかの理由によって帝王切開になった場合には、2人目以降の出産の時にも、帝王切開になることが多くなります。

もちろん、1人目の出産の時と同じようなトラブルやリスクが生じた時はもちろんのことですが、妊娠中に何のトラブルがなかった場合であっても、さまざまなリスクや母体への影響など安全を考慮して、2人目以降の出産でも、帝王切開になるケースがほとんどです。

しかし、どうしても自然分娩など、特別に娩出方法に希望のある場合には、前回の経過や今回の状況などを合わせ見て、経膣分娩が可能となる場合もありますので、主治医とよく相談してみましょう。

前回の出産が帝王切開であったにも関わらず、今回以降の出産を経膣分娩で行うことを、“VBAC(ブイバック)Vaginal Birth After Cesarean”といいます。

VBACの場合には、前回に帝王切開になった理由や、お母さんや赤ちゃんの健康状態や妊娠経過中の状況、主治医や病院の方針によっても、希望通りにはならないことも多くなります。

また、経膣分娩を行なうように準備をしていたにも関わらず、何らかのトラブルにより、緊急で帝王切開の手術に変更になってしまうことも想定されます。

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主治医の診断や説明をよく聞き、納得できるまで話し合ったうえで、VBACを望むようにしましょう。

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