高齢出産

脳性麻痺の症状や原因は?高齢出産ではリスクが高まるの!?

35歳以上の高齢出産はリスクが多くあるといわれますが、赤ちゃんの脳性麻痺も気をつけなければいけない症状の一つです。

脳性麻痺になると運動機能に障害があらわれ、ゆくゆくは日常生活に支障が出るようになります。赤ちゃんの脳性麻痺を防ぐためには、まずその特徴や原因を知って対策していくことが大切です。

そこで今回は、

・脳性麻痺とは?
・赤ちゃんが脳性麻痺にならないように予防するには?
・もし脳性麻痺になってしまったらどうすればいい?

といった方に、高齢出産ママが気になる脳性麻痺について、どのようなことに気をつけるべきか、症状が出たらどうしたら良いかなど、詳しく説明していきます。

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脳性麻痺とは

脳性麻痺は「脳性小児麻痺」とも呼ばれ、妊娠中から赤ちゃんの生後1ヶ月の間に起った脳損傷が原因で、運動機能に障害があらわれる「運動麻痺」の状態です。

脳性麻痺は症状が一生続くことがありますが、進行性の病気ではないため、症状がよく似ている「筋ジストロフィー」などの筋肉が硬直する病気や、「二分脊椎症」や「ポリオ(小児麻痺)」などの脊髄の病気、また「ダウン症候群」などとは区別されます。

脳に損傷を受けたことが原因で起こる症状なので、身体的に機能できないわけではなく、症状を軽減したり克服することはできるとされています。

脳性麻痺はどのくらいの確率で発症する?

赤ちゃんが脳性麻痺を発症する確率は1000人に1〜4人といわれています。しかし、早産になるとこの確率が約10倍も高くなります。

脳性麻痺は、生後6ヶ月までは症状が非常にわかりにくく、出生後すぐに診断されることはあまりありません。

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脳性麻痺はどんな症状が出る?

脳性麻痺は脳の損傷によって起こるので、その症状は主に運動機能にあらわれます。また、生後6ヶ月までは脳性麻痺かどうかの判断が難しいですが、それ以降は症状がはっきりとあらわれるため、6ヶ月健診で診断されることが多くなっています。

新生児〜生後5ヶ月頃までの症状

脳性麻痺になってしまった場合、新生児〜生後5ヶ月頃までは以下のような症状があらわれます。

授乳が上手にできない

脳性麻痺では筋肉に強張りが出るため、喉にその症状があらわれると、上手く飲み込んだり吸ったりが難しくなります。

また嚥下障害を起こしやすくなるので、飲み込んだものが肺に入り詰まってしまう危険性もあります。

痙攣を起こす

運動機能がうまく働かないと手足がうまく動かせないために、痙攣が起こることがあります。また自分で動きを止めたくても、手足が勝手に動いてしまうなど、自分の意思に反した動きをすることがあります。

体が極端に反り返る

自力で体を支えることができないため、背中が曲がる側弯症(そくわんしょう)を生じるなど、体が極端に反り返ってしまうことが多いといわれています。

生後6ヶ月〜1歳頃までの症状

生後6ヶ月〜1歳頃までの症状は以下の通りです。

運動機能の遅れ

運動機能に遅れが出るため、ハイハイができなかったり手足が硬直して歩けないことが多くあります。赤ちゃんの頃の原始反射が残っていることもあります。

首が据わらない

一般的には生後5ヶ月を過ぎると首が据わってきますが、脳性麻痺の場合、いつまでたっても赤ちゃんの首が据わらないことがあります。

手足の関節が硬い

赤ちゃんが成長してくると筋肉がつきはじめますが、麻痺のため手足がうまく動かせないと、筋肉が硬直してしまい棒のようになってしまいます。

その他

他にも上手く声が出せなかったり、寝返りやおすわりができない場合もあります。このような運動機能に支障があるようなときには、脳性麻痺の可能性が考えられます。

ただ、脳性麻痺が生じると知的障害も合併すると思っている方が多いですが、必ずしも合併するとは限りません。知的障害を発症する赤ちゃんは一部で、多くは運動機能のみに障害が出ます。

脳性麻痺の症状はいずれも、単に成長が遅いだけの子や上手にできないだけの子にも見られるため、一見すると脳性麻痺かどうかはわかりません。また、症状が出ている原因は脳性麻痺以外の可能性もありますので、お母さんは日頃から赤ちゃんの行動や動作を観察しておくようにしましょう。

脳性麻痺は発症する時期によって原因が異なる

どの時期に脳性麻痺が発生するかによって特徴や原因が異なりますが、脳性麻痺を発症している原因の半数以上は、赤ちゃんが胎児の頃である妊娠中にあると考えられています。

分娩時に起こる異常トラブルは医療の進歩によって年々減少してはいますが、近年では未熟児の赤ちゃんが多く出生後に発症するケースも増えてきています。

1、妊娠中(赤ちゃんの出生前)に原因が発生
・成長不全
・染色体異常(遺伝)
・奇形(脳の形成異常、小頭症など)
・器質的脳損傷(脳出血、虚血性脳障害など)
・ウイルス感染(サイトメガロウイルス、風疹、トキソプラズマなど)
・妊娠高血圧症候群
・妊娠中の服薬

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2、分娩時(赤ちゃんの出生直後)に原因が発生
・胎児の仮死(出生前から仮死状態だった場合)
・新生児仮死(出生後に仮死状態になった場合)
・核黄疸、脳室周囲白質軟化症(PVL)
・低酸素性脳虚血症

3、新生児期(赤ちゃんの出生後)に原因が発生
・脳炎
・髄膜炎
・脳血管障害(脳出血、もやもや病を含む脳梗塞)
・皮質下白質軟化症
・事故による障害(頭を強くぶつけるなど)

妊娠中に原因が発生する場合については、遺伝的な要因も考えられますが、原因は一つではなく、いくつかの要因が合わさって発症しているケースもあり、根本的な原因が特定できないこともあります

一般的には脳性麻痺となる原因は、生後4週以内までにあるとされていますが、妊娠中に原因がある場合と同じで明確な原因がわからない場合も多くあります。

早産は脳性麻痺の確率を高める

脳性麻痺の原因は発症する時期によって異なりますが、近年、脳性麻痺の割合が増加しているのは在胎期間が22〜27週の赤ちゃんです。

その割合は全体の脳性麻痺発症率の約7倍にあたります。つまり、胎児がお腹の中にいる期間が短いほど脳性麻痺を発症しやすくなるということです。

また、体重が1000g未満のいわゆる超低出生体重児は、出生体重が1000g以上の赤ちゃんと比較して、脳性麻痺の発生率が約5〜9倍になるというデータも出ています。

満期産児の脳性麻痺発症率は0.1%ほどなので、早産と低体重の赤ちゃんはリスクが大きいといえます。

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高齢出産では赤ちゃんの脳性麻痺のリスクが高まる

高齢出産の場合、出産自体のリスクが高いといわれますが、その理由としては妊娠中〜分娩までの間に脳性麻痺発症の要因が多くあることも大きいといわれています。

高齢出産で妊娠中に気をつけなければいけないのは、妊娠高血圧症候群です。妊娠高血圧症候群とは、妊娠中の高血圧が原因で尿蛋白や血管障害、臓器障害などを発症する疾患です。

甲状腺機能障害、糖尿病などを合併することもあり、重症化すると妊娠中に母子の命に関わる恐れもあります。発症は40歳以上の方に多いとされているため高齢出産となる方は注意しなくてはいけない病気の一つです。

次に、特に初産となる高齢出産の場合は切迫早産になりやすいとの指摘があります。これも高齢出産で発症の可能性が高い「妊娠高血圧症候群」になることで、子宮環境が悪くなると子宮の収縮が起こりやすくなり、切迫早産のリスクを上げる要因となります。

同時に甲状腺機能障害、糖尿病合併症を引き起こしている場合にも早産のリスクは高まります。先ほどご紹介した通り、早産は赤ちゃんの脳性麻痺の確率を高めるため、高齢出産で早産になりやすいということは、赤ちゃんが脳性麻痺になる確率も高いということです。

そして、高齢出産では難産になりやすいため、赤ちゃんの脳性麻痺のリスクが高まるという点です。正産期であっても体力的な問題や産道が固くなっていることが原因で、分娩自体に多く時間がかかってしまうことがあります。

娩出時間が長くかかると、大量出血や帝王切開などの緊急手術となる可能性もあり、高齢出産では難産になりやすいということがあります。破水してから出産までに時間がかかるような難産は赤ちゃんの酸欠状態が長引くため、低酸素脳症によって脳性麻痺になる可能性が高まります。

そのため、高齢出産ではスムーズなお産のために妊娠中から病気や疾患にかからないよう気をつける必要性があるのです。

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脳性麻痺の検査方法は?

脳性麻痺は検査では特定できません。しかし、脳が受けた損傷の性質を明らかにし、他の病気と区別するために以下のような検査を行います。

・血液検査
・筋肉の電位測定(筋電図)
・筋肉の生検
・脳のCT検査、MRI検査
・聴覚、視覚検査
・知能テスト

また、健康診断の中でお母さんと赤ちゃんの合併症・既往歴の確認も行い、その結果より総合的に診断されます。脳性麻痺のパターンとは違う進展が見られる場合には、別の病気の可能性もあるためさらに検査を行います。

乳幼児期の初期など、月齢が小さいうちや生後18ヶ月未満では特定できないことも多いので、診断が難しいとされます。

脳性麻痺の治療方法は?

脳性麻痺は、症状を軽減したり克服したりすることは可能ですが、完治させる治療方法というのは現在見つかっていません

進行性の病気ではありませんが、症状が悪化することを防ぎ、今の能力を活用することが治療の中心となります。

その方法はリハビリ、投薬治療、手術を組み合わせて行うのが一般的で、中でもリハビリは今持っている能力を高める重要な治療方法となります。

リハビリは早く始めるほど効果的となるため、医師から脳性麻痺の診断を受けた場合には可能な限り、早めに治療を開始することをおすすめします。リハビリを早くから開始することで社会生活へも適応しやすくなります。

脳性麻痺の予防方法は?

脳性麻痺を予防するためには、妊娠中と赤ちゃんを出産後の乳幼児期に、特に注意をすることが重要です。

妊娠中に気をつけること

特に妊娠高血圧症や感染症など、妊娠中に妊婦さんが気をつけることで回避できる要因はたくさんあります。妊婦さんが健康であれば赤ちゃんも元気に産まれてきてくれるはずです。

正産期まで赤ちゃんをお腹の中で育てて、切迫早産にならないよう、妊娠期間中は食事にも気を配り、規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠不足やストレスも影響しますので、適度な運動も取り入れて自分なりのストレス発散方法を身につけておきましょう。

赤ちゃんが生まれてからは

乳幼児期には、脳性麻痺を引き起こす可能性がある髄膜炎や脳炎、頭部外傷に注意しましょう。乳幼児期の赤ちゃんが健康に育つためには、お母さんの母乳に栄養があることが一番です。

出産後も食べるものに気をつけて、たくさん母乳が出るようにマッサージなども取り入れてみましょう。また、事故を防ぐためには赤ちゃんから目を離さないように、育児の面でも注意が必要です。

お母さんは授乳や夜泣きで睡眠不足のことが多いので、休める時間を作るためにも、育児はパパや家族に協力してもらいましょう。

脳性麻痺が出た場合には

脳性麻痺の原因は一つとは限らず、複合的な要因で発症している可能性も高いです。根本的な原因がわからないことも多いので、もし赤ちゃんに脳性麻痺の症状があらわれた場合には、早めの対策を行いましょう。

早期リハビリによる訓練

赤ちゃんの手足に変形や奇形がない場合、脳性麻痺では筋肉の硬直が原因で上手く関節が動かないことがあります。

ですので、筋肉の使い方をリハビリによって正しく使えるように指導することで、症状が改善されることがあります。リハビリには「理学療法」と「作業療法」が行われることが多いです。

理学療法というのは、立ったり座ったりなどの基本的な運動や動作をスムーズに行うため、体を上手く動かす訓練を行う治療方法です。はじめは自分だけでコントロールすることが難しいため、ママやパパがサポートしながら行います。

作業療法は理学療法を応用して行う治療方法で、理学療法で行う基本動作を元に、トイレや食事などの具体的な動作ができるようにしていくのが目標となります。このようなリハビリは可能な限り早い段階から行うことで効果が期待できるとされています。

ボツリヌス毒素の注射をする

一般的には食中毒で知られている危険なボツリヌス菌ですが、実は少量であれば治療にも使うことができます。ボツリヌス菌は「ボツリヌストキシン製剤」として、人体に安全な規定値まで希釈されて、労働厚生省の認可を受けた薬剤です。

この菌を筋肉の硬直部に注射することで、毒素によって神経伝達物質を抑制し、硬直を緩めて体の機動性を上げることが期待できます。

医療用の他に、美容整形の現場で顔のシワ取りや、脇汗の解消などでも使用されます。脳性麻痺以外にも、先天性の障害や後遺症などによる筋肉が異常に収縮してしまう症状などに効果があるとされています。

ただし副作用が出る可能性もあるので、使用については医師とよく相談して検討しましょう。

手術による筋肉の切除

他の治療方法としては「手術」という手段が挙げられます。脳性麻痺による手足などの変形が激しい箇所や、筋肉の硬直が治らない箇所を手術によって切り取ることで、その他の筋肉を緩める手法です。

ただ、切除するのは変形が激しいなどの症状が強く出ている場合なので、手術は最後の手段と考えて、できる限りリハビリで改善できるよう早めに訓練を開始しましょう。

高齢出産だからこそ赤ちゃんが健康なことも

近年では医療技術の発展に伴い、早産児の命は助かるようになりました。しかしその一方で、早産で生まれた低出生体重児に脳性麻痺が起こりやすいという現状があります。

早産の可能性は、どの年代の妊婦さんにも起こるケースですが、特に高齢出産のママは妊娠中、早産に繋がる病気や疾患にかかりやすい傾向があるので、妊娠中の過ごし方に注意しなくてはいけません。

高齢出産はさまざまなリスクがあるといわれ、確かに高齢だからこそ気をつけなければいけないことは多くありますが、見方を変えれば、高齢だからこそ妊娠中の生活に特に注意をするため、若い世代のママよりも健康な赤ちゃんを産むことだって多いのです。

お腹の赤ちゃんの健康は妊婦さん自身の健康でもあります。「赤ちゃんに麻痺が出たらどうしよう」と必要以上に不安にならず、これから始まる育児のためにも妊娠期間中を健康に過ごし、体力を蓄えておきましょうね。

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