高齢出産で若返り!?そして長生きするとはどういうこと?
とかくリスクばかりが取り沙汰される高齢出産ですが、実は、高齢出産にはアンチエイジングの効果があるといわれています。
そして高齢出産をしたママは長生きするともいわれています。それが事実なら、高齢出産をためらっている高齢ママたちにはたいへん嬉しい情報ですが、本当にそんなことがあるのでしょうか?
そこで今回は、
・高齢出産のママが若返りするのはなぜ?
・高齢出産のママが長生きするには?
・高齢出産のママにおすすめの食材を教えて欲しい!
といった方に、高齢出産をしたママが長生きするという情報と、若々しく長生きするためのポイントについてご紹介します。
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この記事の目次
高齢出産をした女性は長生きをする人が多いという説
ハーバード大学医学部のトーマス・パール教授の調査結果によると、40代で妊娠・出産している女性は長生きする人が多いという結果が出ました。
これは、同じ年に生まれた女性を、100歳以上生きているグループ78人と、73歳で亡くなったグループ54人に分けて調査したものです。
40代で妊娠・出産をした人の割合を2つのグループで比較してみたところ、100歳以上生きているグループには、73歳で亡くなったグループの4倍もいたというから驚きです。
つまりこの調査結果で、100歳以上生きた人たちには40代で妊娠・出産している人が際立って多いということがわかったのです。
高齢出産が長生きにつながる要因は解明されていませんが、妊娠・出産によってホルモンの分泌に変化がおこったことで、体に刺激が与えられて若返り効果があったのではないかとの意見もあります。
また、そもそも老化が遅い体質の人だったからこそ、40代で妊娠・出産できたのではないかともいわれています。
高齢で自然妊娠・出産ができる女性はゆっくり老化しているという説
ボストン大学とボストン・メディカルセンターの研究者たちの調査では、33歳をすぎて自然妊娠・出産をした女性は、そうでない女性に比べて95歳まで生きる傾向が2倍という結果でした。
この調査は、95歳以上まで生きた女性と、もっと早く亡くなった女性を比較したものです。ボストン・メディカルセンターのペリス医師は、高齢で体外受精などの不妊治療を受けずに自然妊娠・出産ができるということは、女性の生殖機能や体全体の老化がゆっくりと進展しているものと考えられる、と述べています。
また、このような女性は心臓発作や脳卒中などの生死に関わる病気にかかりにくいともいえます。
そして、長生きするDNAは子供にも受け継がれるようで、高齢出産をした女性の子供も、心臓病や脳卒中やガンなどのリスクが低い傾向にあるとのことです。
子どものために元気で長生きしましょう
もともと老化が遅い体質だから、高齢でも妊娠・出産できたともいえますが、それだけではないはずです。
赤ちゃんが生まれたことで、高齢ママは「子どもが成人して一人前になるまでは元気で頑張らなければ」と思い、それまで以上に健康に気をつけるのではないでしょうか。
健康診断も定期的に受けて、少しでも若く元気で長生きできるようにと考える人が多いのです。そのため、何か体に異変がおきてもすぐに対処して事なきを得られるのでしょう。
また、子どもと遊ぶことで体力もつき、張り合いもでき、幸せを感じることで気持ちも若くいられます。なにより「この子のために」という思いが活性剤につながります。
自分のためにも若返って長生きしましょう
高齢出産には、体が若返るというメリットがあります。女性が妊娠すると女性ホルモンがたっぷり分泌されるため、女性らしさが際立って肌ツヤがよくなるのです。実際に、若く見られるようになったという高齢ママも少なくありません。
また、高齢出産をするママの多くは、子どものために若くいたいと思っています。子どもが幼稚園や小学校に通いだしたときに、お友達のママより老けて見られると子どもが恥ずかしい思いをするのではないかと心配になるのです。
「○○ちゃん、おばあちゃんがお迎えにきてるよ」などと言われないように、若くいようと頑張っている高齢ママはたくさんいます。その強い気持ちも、若返りに一役買っているのかもしれません。
そしてもちろん、食生活や生活習慣、体重管理にも気をつけなければなりません。すると自然に体調もよくなり、健康的で若々しい体を手に入れることになります。
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高齢ママが長生きするために食べてほしい「17の食材」
健康のためには、毎日食べる食事の内容は重要です。高齢ママが子どものために長生きしようと思ったら、是非ともこの科学的に証明された「長生きする17の食材」を覚えておいて、なるべく食べるように心がけてください。
①ダークチョコレート
ダークチョコレートとは、カカオマスを40~60%含んでいるもので、ミルクが入っていないものをいいます。
ダークチョコレートにはフラボノイドと抗酸化物質が含まれていて、どちらも炎症を抑えて血栓を防止する効果があります。
研究によりますと、炎症は加齢や加齢性疾患と深い関わりがあり、炎症を抑える作用のある食品は長寿の鍵となります。
②ブロッコリー
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜には、スルフォラファンなどガンを予防する化学物質が含まれています。
ある研究結果では、ブロッコリーを食べる人は食べない人よりも長生きできると発表されています。
③ナッツ類
ガンや糖尿病などのリスクを減らす効果があるナッツ類は、毎日一握り食べるだけで寿命を延ばす効果があるといわれています。
④ビート
根菜のビートはどのスーパーでも売っているというわけにはいきませんが、ビートの色素である赤紫色の「ベタシアニン」と黄色の「ベタキサンチン」には抗酸化作用があるとされています。
⑤トマト
トマトは医師がもっとも食べるように勧めるものの一つで、一部のがんや心血管性疾患、骨粗鬆症などにかかるリスクを低減することがわかっています。
またビタミンCや、リコピンと呼ばれる老化を抑える抗酸化物質も豊富に含んでいます。
⑥ベリー
甘いイチゴやブルーベリーにも豊富な抗酸化物質が含まれており、老化防止に効果的です。とくにベリーには、脳機能と筋肉維持をサポートする抗酸化物質であるアントシアニンも含まれています。
⑦オリーブオイル
地中海の食材として有名なオリーブオイルは、世界でもっとも健康的な食事法の一つとして知られています。
オリーブオイルの脂質には、加齢による認知機能の低下を防いで認知症を予防する効果があります。オリーブオイルを選ぶときは製造日が新しいもの、遮光性の瓶に入っているものにしましょう。
⑧サーモン
サーモンには、人間にとって必要なオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているので、認知機能の低下の予防や炎症を抑える効果があります。また、ガンや自己免疫性疾患も予防します。
⑨クランベリー
お菓子やジャムなどで食べるクランベリーには、抗酸化物質が含まれています。さらにある研究では、クランベリーとオレガノを混ぜたものが加齢性疾患を防ぐのに役立つことが発見されました。
⑩辛い食べもの
最近の中国の研究で、コショウなど辛い食材を食べる人たちは、早死にする確率が低いことが判明しました。抗ガン作用もあり、ガンや心疾患で死亡するリスクが低いことも発見されています。
⑪緑茶
カテキンを含む緑茶や紅茶には心臓を守る作用があり、ある日本の研究では、緑茶を大量に飲む人または1日に500ミリリットルほど飲む人は、心臓疾患や心臓発作のリスクが低くなり、より長生きできるという結果が出ています。
⑫ニンニク
ニンニクは、食欲をそそるだけでなく寿命をのばす力も持っています。ニンニクには抗酸化物質がたくさん詰め込まれているため血圧の調整にも役立ち、ガンを予防したり新陳代謝を活発にする働きもあるのです。
ニオイが強烈なので使いづらいかもしれませんが、瓶詰めのニンニクならニオイも気にならず手軽に使えて便利です。
⑬ほうれん草
豊富なビタミンKを含むほうれん草が、貧血予防や貧血改善に有効なのはよく知られていますが、加齢による認知機能の低下を防止して認知症防止の効果もあるのです。
⑭アボカド
アボカドにはストレスを低減する効果があり、抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれています。
⑮リンゴ
リンゴは、抗酸化物質であるポリフェノールを豊富に含む素晴らしい食品です。とくにリンゴの皮に多く含まれているので、皮ごと食べるのがオススメです。
リンゴは食物繊維も多く含んでいるため、消化器官の健康維持や心臓疾患の防止にも効果があります。
⑯アスパラガス
アスパラガスの茎は、「抗酸化物質の母」といわれるグルタチオンを豊富に含んでおり、心臓疾患やガンのリスクを低減してくれます。
また、妊娠中に積極的に摂取してほしい「葉酸」も含まれているため、認知症にも効果があります。
⑰キムチ
発酵食品であるキムチには善玉菌が含まれているので、結腸がん防止に役立ちます。不安や憂鬱などの症状を抑制する効果もあり、毎日少しずつ食べることでコレステロール値も下がります。
また、キムチにはニンニクが入っていることも多いので、その強い抗酸化物質も合わせて食べることができます。
高齢ママが長生きするために知っておいてほしいこと「長寿遺伝子」
「長寿遺伝子」といわれる若返りの遺伝子があるのをご存知でしょうか。
これは、順天堂大学、大学院の加齢制御医学講座教授の白澤卓二医師が提唱している説です。ココナッツオイルを世間に広めたことでも有名になった先生です。
先生によれば、人間の体には普段は使われていない長寿遺伝子というものが生まれつき備わっているのだそうです。そして、この遺伝子がもつ働きというのが「老化のスピードをコントロールする」というものです。
普段は眠っている遺伝子なので、その働きを存分に発揮してもらうには、活性化のためのスイッチを押して起こさなければならないのだそうです。そこで、この長寿遺伝子を起こすための3つのスイッチをお教えします。
1つ目は、インターバルウォーキングやお尻歩きなどの適度な運動をすること。
2つ目は、自分の適切な一日の摂取カロリーを知ってカロリー制限をすること。
3つ目が、抗酸化作用を持つレスベラトロールを含む食品を多く摂ること。
となっています。3つ目に関しては、ポリフェノールの1種だということなので、ブドウを食べたり赤ワインを飲むこと(妊娠中は控えてください)でOKです。
それほど難しいことではないので、無理のない程度でスイッチを入れ、長寿遺伝子の恩恵にあずかってみてはいかがでしょうか。
参考記事
>>高齢出産は体力勝負!?体力がなくて不安な高齢ママへ
>>運動をして高齢出産のリスクを抑えよう!高齢出産の体づくり
高齢ママが長生きするために習慣づけてほしいこと「ウォーキング」
一昔前は万歩計というのが幅をきかせていて、今でも一日一万歩を目標にしてウォーキングをしている人がいるかもしれませんね。ですが、一万歩というのは歩き過ぎだともいわれています。
ベストな歩数で健康的なのは「1日8000歩で、そのうち20分を早歩き」のウォーキング法です。これが習慣になれば、肥満とは無縁の若々しいスタイルになるだけでなく、脳卒中やガン、動脈硬化といった病気にもなりにくくなる効果があります。
このウォーキング法は、ずっと歩いて8000歩というわけではなく、買い物に出かけた歩数、家の中を歩いた歩数、階段の上り下りの歩数も含めての数です。そして、一日の中で20分だけ早歩きしましょうということです。
ですが、「1日4000歩で、そのうち5分だけ早歩き」から始めても効果はありますので、最初は軽く始めてみましょう。
ただし、歩くときのポイントが1つだけあります。5分なり20分なりの早歩きをするときに、「大股で歩く」ことだけ意識してください。これさえ気をつけていれば、自然に姿勢が良くなって腕も振れるようになり、肥満予防や病気の予防につながります。
高齢ママが長生きするためにしてほしいこと「スクワット」
いつまでも若く元気で長生きするためには、足腰が丈夫でなければなりません。
全身の中で一番大きな筋肉である太ももはもっとも効果のある部位で、ここを鍛えることでいつまでも若々しくいられます。
また、スクワットや片足立ちなどの下半身トレーニングは、アメリカでは認知症の有効な予防法としてもその効果が認められています。
さらに、下半身のトレーニングをして鍛えることで、普段は出ることのないホルモンが約20種類は出るのではないか、ともいわれるほどです。
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