死産の原因は?兆候はある?高齢出産と死産について考えよう

死産の原因は?兆候はある?高齢出産と死産について考えよう

せっかく自分のお腹に宿ってくれた尊い命、無事に産んであげたいと思うのが世の全てのお母さんの想いだと思いますが、残念なことにその命が唐突に失われてしまうこともあります。

大事なわが子と望まない形でのお別れは言葉にできず、計り知れない苦しみや辛さを感じるものでしょう。

死産は妊娠して早い段階程起こりやすいとされていますが、場合によっては臨月を間近に起きてしまう場合もあります。

そこで今回は、

・どうして死産になってしまうの?
・死産の兆候はある?
・死産を予防するにはどうすればいい?

といった方に、死産の原因や兆候、対応はどうすれば良いのかなどについて詳しくご説明します。

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死産の定義とは?

現代の日本において「死産」とは、昭和21年9月30日厚生省令第42号の「死産の届出に関する規定」に基き、「妊娠4ヶ月以後における死児の出産」と定められており、妊娠12週目以降の後期流産と呼ばれる時期の死亡を「死産」といいます。

また死産とは母体の子宮内において亡くなった状態をいい、生命兆候がある状態で出産した直後に亡くなった場合は死産ではなく、「早期新生児死亡」という扱いになります。

この早期新生児死亡というのは「出生後7日未満」の状態で亡くなった場合を指します。

周産期死亡率とは?

「周産期」というのは、期間でいうと出産の前後を指し、「周産期死亡」とは妊娠22週目以降の早産に規定されている期間と、生後1週間たたずに亡くなってしまった早期新生児死亡をあわせたもののことです。

1000人の出産に対する周産期死亡の比率を「周産期死亡率」としており、これは世界の国々での状況を比較する際などに広く使われているものです。

日本では年々医療技術の進化のおかげで、周産期死亡率は減少の方向にあり、現在では世界の中でも最低の周産期死亡率となっています。

死産率はどのくらい?

「日本産婦人科学会」の調査結果を見ると、2001年~2004年の間で妊娠22週以降の周産期登録データベースに登録されている出生児の人数は224,485人で、その中で死産の症例は2,316人とでており、1.0パーセントの死産率であるといえます。

また早期新生児死亡の人数は1,770人で、周産期死亡の内訳を見ると43.3パーセントが早期新生児死亡、56.7パーセントが死産という結果とされています。

妊娠週数別の確率

死産と判明したもののうち、妊娠週数別の確率を確認してみると、22~23週が33.3パーセントともっとも高い確率とされています。

そして週数が進むのにともなって死産率は下がっていく傾向にあり、37週目以降での確率は0.2パーセントと大変低い数値となっています。

この理由としては、妊娠している週数が早いほど、早産となってしまった場合の救命率が低くなることから、救命を断念せざるを得ないケースが多いことと、致死的な奇形の状態を起こしている場合、週数が早い段階で亡くなる場合が多いためとされています。

死亡率は減少傾向にある日本ですが、逆に早産の確率は上昇傾向にあります。

これは今までであれば早産により死産となっていた赤ちゃんが、それより早い段階で帝王切開等で娩出されることが可能となり、NICUでの治療を受けて救命できることが増えてきたためであるとされています。

そのため今の日本では全体を通して尊い命が亡くなってしまう確率が減少しています。

死産に兆候はあるのか?

胎児が子宮内で死亡してしまった際ですが、後期流産の時期では兆候を感じたり自覚する症状がないことがほとんどで、妊婦検診の時に超音波検査をして診断されるまで気づかないことが多いです。

妊娠中期以降では、本来胎児の胎動を感じる時期であるため、胎動の消失によって気づくケースもあります。

他にもこの時期には下腹部に異物感や違和感を覚える場合や、冷感などを感じる場合もあり、お腹の中で赤ちゃんが亡くなって時間が長く経過してくると、腹部に張りを感じる場合もあります。

これは子宮が収縮することによって起きている現象ですが、基本的には妊婦検査の際に判明されることが多いため、あまり確実な兆候というのは少ないです。

死産が起きてしまう原因は?

ではどうして死産は起きてしまうのでしょうか。ここではさまざまな死産の原因になりうる症状を解説していきます。

先天性形態異常

奇形ともいわれることがある形態異常ですが、これは無事に生まれてさえきてくれれば治るものも多いのですが、状態によっては赤ちゃんが死亡に至る場合もあります。

大半は再発の危険性はないとされていますが、背景に遺伝的なものが関わってくる場合はその限りとはいえません。

現在奇形児の発症を予防するのに効果があると判明している唯一のものは葉酸の摂取といわれており、これを摂取することで神経管欠損の予防に繋がると考えれています。

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臍帯(さいたい)の異常

へその緒に断裂や卵膜付着、過捻転、真結節などの異常が起きることによって、子宮内で胎児が亡くなってしまう場合があります。これらはどれも偶発的に起こってしまうものです。

またお腹の中で赤ちゃんが亡くなって時間が経ってしまうと、臍帯は細くなって捻れていくことがあるため、他の理由で亡くなっていたとしても臍帯の異常であると診断されてしまう場合もあります。

多胎

多胎の場合、単胎よりも死亡率が高いとされており、その確率は約4倍ともいわれています。

多胎の場合は早産となる可能性が約半数と、単胎の10倍以上となっており、多胎の場合はNICUのある病院での出産となる場合が多いようです。

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)

常位胎盤早期剥離というのは、赤ちゃんが娩出されるよりも前に胎盤が剥がれ落ちてしまう症状のことをいいます。

剥がれてしまった箇所から大量の出血を起こしてしまう場合もあり、剥離部の面積が大きすぎる場合には母体は10パーセント、赤ちゃんは60~80パーセントと高い確率での死亡の危険があります。

この症状が起きる原因としては喫煙や妊娠高血圧症候群、絨毛洋膜炎などが関係しているとも考えられていますが、明らかな原因はまだ解明されていません。

しかも常位胎盤早期剥離を起こしてしまった場合は、以降の妊娠の際にも再び剥離を起こしてしまうリスクが高くなっており、その確率は通常の5~10倍と非常に高い確率となっています。

胎児水腫

胎児水腫というのは、何らかの原因で多量の水分が赤ちゃんの血管外に蓄積されてしまっている状態のことをいいます。

胎児水腫が起きてしまう原因としては、赤ちゃんの心臓が奇形の状態になっていたり、染色体に異常を起こしてしまっている場合、Rh不適合妊娠の場合などがあります。

この胎児水腫は妊娠24週よりも早く発症してしまった場合、死亡率が95パーセントとかなり高くなっています。

感染症

直接胎児に細菌による感染が起こってしまい胎児死亡となるケースは少ないとされていますが、細菌感染が膣内で起きてしまい、子宮内の卵膜にまで及んで破水をきたして早産になってしまったり、最悪の場合死産となる場合もあります。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは、妊娠中期以降になってから母体に高血圧などの症状があらわれている状態です。

昔、妊娠中毒症といわれていたものと類似しており、さまざまな理由からこの症状が発症しますが、高齢出産の場合、この妊娠高血圧症候群になりやすいとされています。

妊娠高血圧症候群になってしまうと、子宮や胎盤の血流が悪くなってしまい、赤ちゃんに酸素や栄養が十分届けられなくなってしまって、胎児発育不全となってしまう危険があります。

また低酸素により、赤ちゃんの脳にも影響を及ぼしてしまう可能性も考えられたり、胎児機能不全を引き起こし、緊急的に帝王切開で出産する場合もあります。

この時合併症などを引き起こしてしまうと、母子共に命の危険を伴う場合があるので、十分な注意が必要です。

いくつかの症状を紹介しましたが、これは主な原因の一部であり、これ以外にもさまざまな原因が元で死産を招いてしまう危険性があります。予防できないものも多いですが、できる範囲で予防できることもあるので、妊娠中は普段の生活を見直して、胎児に少しでも良い環境を作ってあげましょう。

死産の予防や対策

死産は、予期せぬトラブルや先天的なものが原因で予防ができない場合もありますが、日ごろの生活習慣を見直したり、トラブルを早期に発見することで赤ちゃんの命を救える可能性があります。

定期的に妊婦診断を受ける

死産となってしまった赤ちゃんの約半数が、胎児発育遅延という、お腹の中での発育が遅れていることが原因とされています。

妊婦検診を受けて胎児発育遅延や胎児機能不全などが疑われた場合は、より詳しく検査をして、これ以上の妊娠は赤ちゃんにとってよくないと診断された場合は、帝王切開による娩出が行われ、赤ちゃんの命が救われるといった場合もあります。

そのため定期的にしっかりと妊婦検査を受けることで、お腹の中の赤ちゃんの状態をしっかりと把握し、何か異常があった時に早く発見できる環境を作ってあげることが死産の予防に繋がります。

そのため妊娠中に病院に通うのは大変かもしれませんが、きちんと定期的に妊婦検診を受けるようにしましょう。

胎動をカウントする

赤ちゃんがお腹の中で動いた回数を数えて「胎動カウント」をしてみましょう。

早い人では妊娠16週頃から、遅い人でも22週頃までには胎動を感じ取れるようになるとされています。

最初は弱いものでなかなか気づきにくいかもしれませんが、臨月に向かうにつれて痛みを感じる程強く感じることもります。

この胎動をカウントすることでお腹の中の赤ちゃんの状態を確かめることができます。

胎動カウントの方法

できるだけ毎日同じくらいの時間に測定してください。なるべくリラックスできる時間帯が好ましいです。

赤ちゃんが1回動いてから10回動くまでに掛かった時間を測定して下さい。この時胎動が弱すぎる物やしゃっくりは除外して、はっきり胎動を感じとれるものだけをカウントして下さい。

お腹の中の赤ちゃんは20~30分程度の感覚で眠ったり起きたりを繰り返しています。そのため動き始めを1回目とカウントして、はっきりとした胎動を10回感じるまで数えるようにします。

この時早い人は20分程度で10回のカウントをすることができ、平均的には30分くらいでカウントできるママが多いです。これを毎日続けて行くことで胎動の平均がわかり、異変にも気づきやすくなります。

もしいつもと比べて急激に動きが少ない、時間がかかる場合はお腹の中で赤ちゃんに何か異変が起こってしまっている可能性があるので、その際は早めに病院を受診してください。

この胎動カウントでは周産期死亡を減少させる効果はないかもしれませんが、毎日続けることでいち早く赤ちゃんの異変に気づき死産を予防する事に繋がったり、赤ちゃんの健康状態を知って安心することができます。

禁煙する

妊娠中の喫煙は身体に良い影響を与えず、胎盤に異常を起こしてしまうというリスクがあるとされています。

煙草を吸わない妊婦さんと比べても、喫煙する妊婦さんは、早産や流産になってしまう可能性が1.5倍に、常位胎盤早期剥離は2.5倍に増加してしまうと考えれています。

ほかにも乳児突然死症候群などのリスクも上がるとされているため、さまざまなリスクを軽減するためにも妊娠中は頑張って喫煙を控えましょう。

感染症に注意する

先ほどの説明にもでてきましたが、感染症をおこすことで死産を引き起こしてしまう原因となってしまう場合があります。

絨網膜羊膜炎は主に膣炎からの感染が原因です。膣炎は膣内の常在菌のバランスが崩れてしまったり、体力が落ちて抵抗力が弱ってしまうことが原因で引き起こされることが多いとされています。

しかし妊娠中は抵抗力も低くなり、免疫力が下がりやすくなっているので、十分に栄養を摂ったり睡眠をとったりと、健康的な身体の状態でいれることを心がけて下さい。

基本的に自分でできる予防としてはストレスを抱えず、健康的な生活を送るのが一番とされています。

臨月を迎える時期の死産はどうなる?

子宮内で赤ちゃんが亡くなってしまうと、一定の時間をおいた後に陣痛が来ます。しかし陣痛が起きるより前に診断されるケースがほとんどで、その場合は陣痛を誘発するための処置が施され、経膣での分娩となります。

死産の場合は経膣分娩が基本となりますが、常位胎盤早期剥離などの場合は緊急の処置が必要なため帝王切開が選択されます。

まとめ

せっかく授かった我が子と、予期せぬ形でのお別れをするのは誰にも予想することができず、大変悲しいことです。

完全に予防する方法は存在しませんが、少しでも無事に赤ちゃんを出産するためにもできる範囲の予防を心がけたり、原因となることを遠ざける努力をしてみましょう。

それでもどうしても悲しい別れをすることになってしまった場合はまた会える日を信じて、静かに天国へ送ってあげることで赤ちゃんもあなた自身も少しは救われるのではないでしょうか。

少しでも多くのママが無事に出産を迎えられると良いですね。

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