高齢出産だと白髪が増える!?妊娠中と産後にできるヘアケア

高齢出産だと白髪が増える!?妊娠中と産後にできるヘアケア

高齢出産のリスクを乗り越えて、無事に赤ちゃんと対面できた高齢ママの喜びは格別です。そして「この子のために元気で長生きしなければ」と覚悟を新たにされたことと思います。

ですがもう一つ、見た目も若くいてあげましょう。ただでさえ産後は抜け毛が激しくなるものです。

そのうえ白髪だらけの髪で老けて見られないよう、とくに高齢ママは早めの対策が必要です。

そこで今回は、

・高齢出産すると白髪が増える?
・高齢出産後の白髪で悩んでいる
・妊娠中にできるヘアケアとは?

といった方に、高齢出産後に白髪になる原因・対策と予防などをお伝えしていきます。いつまでも若々しくいたい高齢ママ、必見ですよ。

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白髪のしくみとは?

白髪とは、なんらかの理由またはいくつかの要因から、毛髪の色素細胞の働きが衰えて色素が消失した状態をいいます。

髪の毛の根っこ部分には毛根があり、毛乳頭のまわりを毛母細胞が取り囲んでいます。その毛母細胞と毛母細胞の間には「メラノサイト」という色素形成細胞があります。

このメラノサイトには髪の毛に色をつけるメラニン色素を作り出す働きがあるため、メラノサイトが減少することで、メラニン色素が作り出される量も減少して、髪の色素が薄くなっていき白髪になるのです。

女性は妊娠・出産を通して、体内の女性ホルモンが急激にバランスを崩します。

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」には髪の毛を育成するという役割もあるので、このエスロトゲンが減少することでメラノサイトも刺激を受けられなくなり、衰えて減少するため白髪となってしまいます。

高齢出産後の抜け毛が落ち着いたら白髪が生えてくる?

髪の毛には一定の生え変わりサイクルがあり、「成長期→退行期→休止期→成長期」と繰り返していきます。

しかし妊娠中は、おなかの赤ちゃんを成長させるために、体内の女性ホルモンが急激に増えて、出産までは「成長期」の状態のままキープします。

そして無事に出産を迎えたら、それまで潤沢だった女性ホルモンは役目を終えて減少します。髪の毛も、成長期から一気に「休止期」を迎えます。

そのため、妊娠中にはほとんど抜けなかった髪の毛が抜け始め、大量に抜け落ちているように感じるママもたくさんいます。

ですが、個人差があるとはいえ半年ぐらいすれば成長期に入って元に戻りますので、それほど心配することはありません。

ただし、高齢出産をした高齢ママの場合は、抜け毛が落ち着いてから白髪に悩まされるケースが少なくありません。

白髪になる大きな要因として、まず栄養不足があげられます。東洋医学では髪の毛のことを「血餘(けつよ)」といい、体内の余った血が髪の毛になると考えられています。

つまり、髪の毛に栄養が行き届くのは体の中で一番最後で、充分な栄養を摂取できていないと髪の毛が潤うこともなく、白髪や細毛となってしまいます。

高齢出産後に白髪になる原因は?

高齢出産に限らず、若いママでも若白髪になってしまうことはあります。しかしやはり、高齢ママゆえというものもあるのです。

高齢出産といわれる年齢になると、そもそも女性ホルモンは減少傾向にあります。そこに妊娠・出産という女性ホルモンが変動しやすいことがおきると、一旦は増加した女性ホルモンもその後さらに減少してしまい、その反動から白髪になってしまうことがあります。

産後の栄養不足

栄養不足は大きな原因です。出産時に使い果たした栄養素がまだ十分に補えていないため、毛根に影響を与えて、メラノサイトの活動を妨げている可能性が大きいからです。

また、母乳育児をしている高齢ママは、赤ちゃんに多くの栄養を分け与えていることになります。そのぶんママにまで栄養が行き渡らずに、栄養不足となっているかもしれません。

ミルクでの育児でも、生まれて間もない赤ちゃんのお世話や家事に時間の大半を使い、食事もままならなかったり、栄養面まで気遣う余裕がなかったりと、自分が食べなければならない母乳育児のママより、栄養面に関しては深刻になりがちです。

そしてくれぐれも、産後の体型をなんとかしようと、無理なダイエットなどはしないでください。ダイエットによる栄養不足は、抜け毛や白髪をさらに加速させることになります。

女性ホルモンのバランスの乱れ

妊娠中は豊富に分泌していた女性ホルモンも、出産を終えることで急激に減少していきます。

それによって抜け毛になり、抜け毛が落ち着いて新しい髪が生えてきたら、白いものが混じっている、なんてことは高齢ママでなくても、多かれ少なかれ出産した女性なら起きることです。

とはいえ、やはり高齢出産の場合には白髪になる可能性が高いと言わざるを得ません。年齢を重ねていくことで女性ホルモンはバランスを崩しやすくなります。

もともとホルモンバランスが乱れやすい高齢であれば、妊娠・出産という大仕事でさらに乱れるのは無理もありません。高齢ママは特に気をつけて、早めに手を打っておきましょう。

ストレス

数時間おきの授乳や夜泣き、家事が思うようにできない苛立ち、体の不調などから、産後は思っている以上にストレスが溜まってしまうものです。

ストレスは交感神経を優位にして、常に緊張状態にしてしまいます。そのため毛細血管が収縮してしまい、頭皮や毛髪にまで充分な栄養が行き届かなくなります。

遺伝

たまに、「学生のときから若白髪があった」という人がいます。もともと自分の親や祖父母に白髪が多い家系だと、その遺伝子を受け継いでしまうことがあります。

その場合はもっと若いときから白髪があったのかもしれませんが、妊娠・出産のような体が変化しやすい時期にその遺伝があらわれてしまうことがあります。

紫外線

紫外線を浴びることは悪いことばかりではありません。適度な紫外線は体内時計を整えてくれる働きがあり、朝に浴びれば脳が活性化します。

ですが、あまり多くの紫外線を浴びてしまうと、シミの原因にもなり、髪の毛の色素も抜けてしまいます。

必要以上に紫外線を浴びないよう、長い時間のお出かけには日傘や帽子などを利用しましょう。

妊娠中からできる白髪の予防

ホルモンバランスの乱れから白髪になった場合、ホルモンが正常に分泌されるようになってからメラノサイトを活性化させれば、元の黒い髪が戻ってくる可能性はあります。

ただ、一度なくなってしまったメラノサイトは再生されることはありません。ですから、産後に白髪が生えてくるのを阻止するには、メラノサイトが消失する前からできるだけ早い段階で予防する必要があるのです。

育毛剤と頭皮マッサージでメラノサイトを守る

産後に白髪になってしまっても、白髪染めやカラーリンスで一時的ではあれ改善できます。しかし、できれば早めにケアして白髪にならないよう予防したいものです。

そのためには、育毛剤を利用してはいかがでしょうか。最近の育毛剤には、産後の抜け毛を予防する効果があると、薬事法で認められているものも多くあります。

抜け毛が予防できれば、その後にくる白髪にも効果を発揮してくれることが期待できます。頭皮に湿布するだけという手軽さですので、安心安全な育毛剤を妊娠中から活用しましょう。

また、シャンプーするときに頭皮をマッサージするのも有効です。硬い頭皮では血行不良になり栄養が行き渡りません。

優しく指の腹でマッサージして、頭皮を柔らかくしておきましょう。

紫外線からメラノサイトを守る

「紫外線はメラノサイトに悪影響を与えて、色素を形成する細胞のDNAを損傷させる」ということが最近の研究データで分かってきました。

メラノサイトは、髪に色をつけるメラニン色素を生成する大事な細胞ですので、消失する前に紫外線から守らなければなりません。

外出時には、必ず日傘や帽子で紫外線を防ぐように、妊娠中といわず日頃から気をつけておきましょう。

高齢出産後の白髪を改善しよう

高齢ママだからこそ、気になる白髪を改善するための生活を送りましょう。

産後だからこそ栄養をとる

母乳育児のママはもちろん、ミルク育児のママも栄養不足は禁物です。毎日が慌ただしく過ぎて、食事の内容まで気にしている余裕はないかもしれませんが、産後のママは栄養たっぷりの食事をする必要があります。

髪のためには、良質なたんぱく質とビタミンB群を意識して摂りましょう。髪の主たる栄養素であるタンパク質を摂るには、イソフラボンを多く含んで滋養もつく、大豆製品・肉・魚・卵などがオススメです。

また、正常な発毛に欠かせない栄養素であるビタミンB群を摂るには、淡色野菜・緑黄色野菜・果物などがおススメです。

さまざまな食材を意識して食べて、髪にも栄養が届くようにしてあげましょう。

ストレスフリーで白髪を改善しよう

ストレスの軽減には睡眠が不可欠です。

高齢出産の場合はとくに疲れが溜まりやすいもの、睡眠をとって体を休めることで体も気持ちも楽になり、ストレス解消に役立ちます。

また、毛乳頭のまわりを取り囲んでいる毛母細胞は、睡眠中に修復されます。つまり睡眠は、髪の毛にとって大事な毛母細胞を修復するためにも必要なのです。

赤ちゃんが小さいときはなかなか決まった時間に眠れないことも多いでしょうから、赤ちゃんが寝ているときはママも寝るように心がけてください。

そして、パパや家族に協力してもらって、たまには一人で外出して気分転換しましょう。美容室に行ったりショッピングを楽しんだりして、ストレスフリーの生活を目指してください。

家事を完璧にこなさなければ、という気負いも厳禁です。こんな時こそパパや周囲に甘えて、してもらえることは頼みましょう。

高齢出産後の白髪対策は?

色々な予防を試してみても、白髪になってしまう場合もあります。そんな高齢ママの白髪対策についてご紹介します。

白髪染め

白髪染めを使用するのは出産後1ヶ月以上開けて、生理が始まる頃ぐらいがにしましょう。

その頃になれば頭皮も落ち着いて、髪と頭皮に負担が少ないといわれています。高齢出産の場合は、抜け毛がいつまでも続いたり、生理が始まるのにもっと時間がかかるかもしれません。

そういうときは焦って使用せず、ホルモンバランスが落ち着いて、抜け毛も治まるまで待ちましょう。

なお使用する白髪染めも、美容室なら肌が弱い人用の染料で、自宅でするなら自然素材で低刺激のものを選んでください。

できるだけ頭皮に刺激の少ないもので染めましょう。

サプリメント

産後の栄養不足から白髪が改善されないときは、サプリメントで栄養補給をする方法も考えてみてください。

食事内容は良くても、食事の量が少ないことで栄養が不足しているケースがあります。母乳育児で赤ちゃんに栄養を分け与えて、ママの栄養が不足していることもあります。

明らかに栄養素が足りていないと思ったら、サプリメントで栄養補給をすることが効果的です。ただし、成分表をよく見て、体に良いものを選ぶ必要があります。

漢方

白髪については100%解明されているわけではありません。メラノサイトの衰え、ホルモンバランスの崩れ、栄養不足とさまざまな原因がありますが、心と体のバランスが不調をきたすことも原因となり得ます。

その場合は心と体のバランスを整えることで、改善していきましょう。

漢方では、陰陽思想を元としており、陰と陽のバランスの乱れが病につながると考えています。

そこで、漢方を摂ることによって心身が持つ陰陽のバランスを整えて病から救う、つまり白髪の元を改善するということです。

参考記事
>>高齢出産に漢方!体の不調を乗り越えよう~漢方の基礎知識~

担当医師に相談する

高齢出産の場合は、若いママより回復に時間がかかることも多いです。抜け毛や白髪も年齢からくるものもあり、一般的にいわれる期間より長くかかるかもしれません。

とはいえ、産後から1年もたてばほとんどのママが落ち着いてくるものです。

もし、1年以上たっても相変わらず抜け毛や白髪がひどいようなら、何か他の原因があることも考えられます。どうしても気になる場合は、一度担当の医師に相談してみましょう。

高齢出産の場合、妊娠中に白髪染めはできる?

高齢ママの中には、妊娠中から白髪に悩まされている人もいるかもしれません。白髪は染めたいけど体に悪くないだろうかと、妊娠中に白髪染めをしていいものかどうか気になるところです。

結論をいえば、妊婦さんが白髪染めを使用することへの危険やリスクに関して、医学的な根拠は全くありません。

白髪染めをしていいとも悪いともいわれていないのです。ただ、免疫力が落ちていると考えられている妊娠中に白髪染めをすると、もしかしたら胎児になんらかの影響があるかもしれない、という漠然とした心配は拭いきれません。

ですから、妊娠中の白髪染めの使用に関して医学的に危険性はないとはいえ、万一のことを考えて極力控えたほうがいいだろう、ということです。

ですが、高齢出産をしようという高齢ママには妊娠中の白髪が気になる人もいるでしょう。ですから、もし白髪染めを使う場合には、天然成分を配合した安心で安全なものを使用してください。

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