高齢出産は嫌

高齢出産は嫌なことばかり?出産育児を楽しく乗り切る心構え

高齢出産にはさまざまなリスクがつきもので、もっと早くに産んでおけば良かったと思う女性も多く、はじめから高齢出産を嫌がる女性も現実にいます。

確かに健康面や体力面では若い頃より明らかに無理がききません。精神的に不安になるのは仕方のないことです。

しかし、逆にそのリスクを充分に知っていてあらかじめ心構えができれば、より安定した状態で出産・育児を迎えられるのではないでしょうか。

そこで今回は、

・高齢出産は不安なことばかりなの?
・高齢出産の子育てはどんな心配事がある?
・どうすれば高齢出産に前向きになれるのか知りたい

といった方に、どういったリスクがあってどう対処すればいいのか、どういう心構えが必要なのかを具体的に考えてみましょう。

関連記事>>高齢出産ならではの育児不安!年齢や体力は関係あるの!?

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妊娠できるのかという問題がある?

高齢出産の場合は、まず妊娠できるのかという問題から始まります。妊娠適齢期は20歳から28歳といわれていますが、これは女性ホルモンの分泌が20代~30代で最高潮に達しバランスも安定するためです。

個人差はあるものの、35歳を過ぎるあたりから女性ホルモンは年齢とともに減少していき、45歳からは急激に減っていきます。ホルモンの分泌が減少することによって排卵回数も減ります。

毎月生理があるからといって、必ずしも排卵するとは限らないようになるのです。女性の卵子は男性の精子のように新しく作られるものではありません。

卵子の数は、女性が母親のお腹の中で胎児だった時からすでに決まっています。そして卵子は生理がくるたびに体外に出ていってしまい、その数はどんどん少なくなっていきます。そのため高齢出産は妊娠できる確率が減るのです。

しかし、卵子の数が少ないからといって妊娠できないわけではありません。現在の不妊治療の技術はめざましいもので、40歳や45歳で妊娠・出産している女性もたくさんいます

できるだけ早い段階で妊娠が可能な状態かどうかを調べてみましょう。また、自然に妊娠するのが難しいようであれば、人工授精や体外授精という方法もあります。

自然妊娠ではないので嫌がるご夫婦も多いようですが、人工授精も体外授精も成功率が上がってきています。41~42歳では6~7人に1人が成功しているという結果もありますので、ご夫婦で話し合いの上、検討してみるのもいいのではないでしょうか。

参考記事>>高齢出産の妊活はいつから?始めるタイミングと基礎知識

高齢出産の妊娠には問題がたくさんある?

高齢出産の最大のリスクはやはり健康面です。誰しも年を重ねるにつれて肉体的に問題が出てきます。糖尿病や高血圧などの持病をもっている女性が妊娠すれば、妊娠中毒症を引き起こすことがあります。

やっと妊娠したのに流産してしまったり、加齢によって子宮口や産道が硬くなり、難産になってしまうケースも少なくはありません。

最近では産まれるまで決まった病院で検診を受けていない妊婦さん、いわゆる『野良妊婦』が急増していますが、もしこれが高齢出産なら命取りの行為です。

高齢出産のリスクに関しては高齢出産は何歳から?基礎知識と知っておきたいリスクや対策の記事で詳しくご説明しています、是非参考にしてください。

とはいえ、高齢出産でも問題なく出産している女性もたくさんいます。そうならないためにも早目に信頼できるかかりつけの医師を見つけて、定期的に検診を受けましょう。そして普段から色々と相談していれば、なにか問題が起きてもしっかり対処してくれる心強い存在になってもらえますよ。

高齢出産だと子どもに障害が起きやすい?

高齢出産では、統計的にダウン症障害などの子どもが産まれやすいとされています。卵子は保有する数が決まっていて、女性が母親のお腹の中で胎児であった頃にできてから、ずっと卵巣の中で蓄えられています。

たとえば40歳で排卵した卵子は40年前のもので、40年間にいろいろな影響を受け続けてきています。そのため卵子の染色体が異常になっている可能性が上がるのです。

ですが、高齢出産の子どもみんなに障害がでるというわけではありません。高齢出産でもちゃんと五体満足で産まれてきた赤ちゃんが多いのも事実ですし、若い母親からは絶対に障害のある子供は産まれないのかといえばそうでもありません。

ただ、やはり気になるという方は、35歳以上の妊婦さんであれば『出生前診断』という産前検査を受けることができます。出生前に胎児の状態を知ることができる検査です。

しかし日本では出生前診断に否定的な専門家も多いので、医師から積極的にすすめられることはまずありません。ご夫婦で話し合った上で、かかりつけの医師に相談してみましょう。

参考記事
>>ADHD(注意欠陥多動性障害)とは?高齢出産でのリスクは?
>>高齢出産とアスペルガー症候群の関係は!?アスペルガーとは

高齢出産での育児、体力的に不安?

子どもを育てるのは本当に大変です。赤ちゃんの時には手がかかり、歩きだすと目が離せなくなります。公園で遊ぶような年頃になれば、親の体力などおかまいなしで元気に走り回ったりもします。

若いお母さんでも疲れるのですから、高齢出産での育児となると体力的に不安になるのも頷けます。ですが、子どもが走り回るからといって、お母さんまで後を追いかけて走り回る必要はないのです。

昔は『年齢が高い妊婦さんから産まれた子どもはおとなしい』と言われていました。これといった根拠はなく、実際には元気いっぱいのやんちゃな子どもも産まれているのですが、なぜそう言われたのでしょう。

年を重ねてきたお母さんは落ち着きがあって、衝動的な行動にでることが少ないと思われていたからです。子どもがなにか失敗しても大声を出さずに考える時間を与えたり、普段から絵本を読んであげてゆっくりとした時間を作ったりと、小さい頃からの接し方によって子どもは変わります。

人生経験が豊富な高齢出産お母さんならではの余裕で子育てに励みましょう。

関連記事
>>高齢出産ならではの育児不安!年齢や体力は関係あるの!?
>>高齢出産だと育児はさらに大変なの!?時期別育児のポイント

高齢出産だと産後の回復が遅い?

女性は、妊娠や出産で身体にたいへんな負荷をかけることになります。体重だけをとっても10kgほどの増減があります。しかも10ヶ月間という短期間です。

加えて栄養分も赤ちゃんに与えなければならないのですから、ただでさえ産前産後は疲れるものです。その後も母乳となれば、なおいっそうの栄養と体力が要求されます。

そこでお母さんは、妊娠中、妊娠前からしっかりとした栄養療法をする必要があります。年齢に関係なく、なにか持病をもっているお母さんならなおさらです。

お腹の中の赤ちゃんに栄養分を与えても、出産してからは母乳を与えても、赤ちゃんが麻疹などになっても自分は寝込まないぐらいの栄養摂取を心がけましょう。そして軽い運動で体力をつけておくこともお忘れなく。

高齢の母親だと子どもが嫌な思いをする?

母親に限らず、親が高齢だと恥ずかしいと思う子どもは実際にいます。特に小学校の授業参観などではよくある話です。子どもは正直ですから、大人からすればデリカシーのないことを平気で言ったりもします。

高齢の母親としては我が子が自分のせいでからかわれるのは嫌ですから、なんとか若く見せようと頑張ったりする人もいますが、それではかえって我が子が嫌な思いをしてしまう時もあります。高齢の母親を持っている人によれば、お母さんが若作りしているのがなにより恥ずかしかったという意見が多くあります。

最近では高齢出産も珍しくはありませんので、同じような年代の母親も増えてきています。高齢だからとあまり気にする必要はありません。普段から親子の会話を大切にして親子関係をきちんと築いていれば、若い母親か高齢の母親かということはまったく問題ないでしょう。

高齢ママは若いママとうまくやっていけるか?

公園で遊んでいる時や子どもの幼稚園のお迎えで若いママと一緒になる、これって高齢ママにはけっこうプレッシャーになるようです。

幼稚園によっては保育士さんに『おばあちゃんがお迎えに来てくれたよ』と言われた人もいるとか。とっても失礼な話ですが、ちゃんとした幼稚園では保育士さんの教育も行き届いていますので、まず心配はないでしょう。

そしてもしおばあちゃんと言われてしまっても、高齢ママならではの大きな心で『母です』と優しく訂正してあげてください。

ちなみに、若いママも高齢ママと一緒になるのは若干のプレッシャーがあります。相手が年上なのですからどうしても構えてしまう部分があります。お互いに青春を謳歌した時代が違うのですから、共通の話題もそれほどありません。

ですが子どもに関しては同じ立場です。肩の力を抜いて話せば、意外にすんなりうまくいくものです。ただ、ここで注意しなければならないのは、高齢ママは上から目線で話すと思われがちなことです。

人生経験においては明らかに先輩で、知識も教養も上かもしれません。しかし育児に関しては若いママも高齢ママも同じく新米ママです。

相手によっては2~3人の子どもの母親、つまり先輩かもしれません。年齢のことは一旦どけておいて、真摯な気持ちで若いママと接するようにしましょう。同じママ同士なのですから、話が合えば年上も年下も関係ありません。

子どもの反抗期とお母さんの更年期がぶつかったら?

子どもが大きくなってきて順調に反抗期を迎える頃、高齢出産のお母さんは更年期を迎えているかもしれません。

しかし更年期には個人差があります。更年期を迎えない、または本人もまわりも気付かないまま過ぎてしまう人もいます。逆に、若い頃から更年期のような症状がでる人もいますし、男性にだって更年期はあります。

更年期障害はホルモンバランスの乱れが主な原因だとされています。たとえば若い頃に無理なダイエットをしていたため栄養が偏ってしまったり、生活が不規則になってしまったりと、年齢からくるものだけではなく、ストレスも更年期障害を引き起こす要因となります。

更年期を安心して迎えるためにも、生活習慣や食事内容をもう一度見直して、ゆったりとした気持ちで過ごすようにしましょう。

子どもが独立するまでに退職時期を迎えてしまうかも?

高齢出産の場合はだいたい旦那さんも奥様と同じ年代か、もしくは年上というケースが多いと思われます。そうなると、子供がまだ大学生でお金がかかるのにお父さんは定年退職ということもあり得ます。

もちろん若くても病気や事故などの突発的なことは考えられますが、高齢出産では万全を期しておく必要があります。なぜなら高齢のご夫婦の両親はもっと高齢だからです。

若い夫婦のようにイザとなればどちらかの両親をアテにする、ということはまず無理でしょう。それどころか、両親の介護をしなければならない時期になっているかもしれません。経済的にも両親を援助しなければならないかもしれません。

色々な事をシミュレーションして、どんな事が起きても子どもが困らないように、貯蓄や学資保険などで経済面を備えておくことはとても大事なことです。

高齢出産の人って50代でも若々しい人が多い?

もちろん個人差があることなので一概にはいえませんが、高齢出産で50代以降もエネルギッシュな若々しい女性がたくさんいます。

幼稚園や学校で若いママ友とずっと接しているためか、気持ちが若く行動力もあって、見た目も若い女性を多々お見かけします。

高齢出産で育児をして、子どもが独立するまでは母としてやるべき事が多かったためなのかもしれません。若くしてママになれば、子どもが成人する頃にはまだ30代後半か40代です。それからはもう子どもは独立して母親の手を必要としなくなってきます。

しかし高齢ママは50代でも絶賛育児中です。まだまだやることはたくさんあり、老け込んでなんかいられません。近頃は美魔女なんていう言葉も普通になってきましたから、いざ子どもが手を離れた時に何もすることがないなどとならないよう、常にアンテナを張って元気で若々しいお母さんでいてくださいね。

昔はお婆ちゃんみたいなお母さんはたくさんいた

地域にもよりますが、産めや増やせやの時代はどこの家にもたくさんの兄弟がいました。当時はまだ女性が働きに出ることが今ほど普通ではなかったため、家にいる母親が多かったのです。

かといって専業主婦ではなく、畑仕事をしながら家事や育児もこなす、小さな子どもの面倒は上の子がする、それが当たり前でした。また農家のお母さんでなくても子だくさんの家庭はたくさんありました。

つまりお婆ちゃんみたいなお母さんは珍しくなかったのです。それでも中には自分のお母さんがお婆ちゃんみたいに老けていることを嫌だと思った子どももいたのでしょう。しかし大きくなってしまえば親の年齢など気にならないものです。

若くいるに越したことはありませんが、高齢出産だとあまり神経質に考える必要もありません。

高齢ママへ

高齢出産にはリスクが多いといわれています。とはいえ絶対に危ないという事ではありません。高齢ママの方が妊娠や出産への意欲も知識もあり、経済的にも安定しているというメリットもあります。自信を持って素敵な子育てをしてあげてください。

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