高齢出産にまつわる体験談まとめ!高齢出産を決意したきっかけ

高齢出産にまつわる体験談まとめ!高齢出産を決意したきっかけ

晩婚化の影響で、不妊治療を始める女性の年齢が、年々高くなっています。一番の問題は、女性の年齢が高くなればなるほど妊娠しにくくなるということです。

30代に入ると緩やかではありますが、やはり体には老化現象がみられるようになります。そして、見た目にわからなくても、体内の老化も進んでいます。もちろん、卵子も一緒に老化していきます。

ですので、たとえ体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療があるといっても、母体となる卵子の老化による妊娠率の低下に対しては、有効な手立てにはなり得ていません。

35歳を過ぎての出産を高齢出産といい、一般的にはリスクが高いとされていますが、卵子の老化による不妊に加えて、危惧されるのは出産時のお母さんの安全と赤ちゃんへの影響で、年齢が若いうちに出産するよりもその範囲は広くなります。

そこで今回は、

・リスクがありながらも、高齢出産を決めたのはどうして?
・妊娠するまでの道のりは?
・これから高齢出産を望む人へのアドバイスが知りたい

といった方に、3人の先輩ママの不妊時期や高齢出産を決意した体験談をご紹介します。

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33歳、40代の不妊治療中の友人の話を聞いて

私たち夫婦は、交際期間が10年以上ととても長く、その頃からすでに同棲も始めていたので「いつかは結婚するんだろうな」くらいの気楽な気持ちでいました。

二人だけの気ままな生活が楽しく、外食したり、友達と好きなように遊べるのも自由で、結婚はついつい先延ばしになっていました。

そんな私たちが、結婚を決意した最大の理由が、「子供が欲しいから」ということでした。

私も夫も子供が大好きで、いつかは二人の子供が欲しいと夢見ていましたが、子供がいる生活というのが二人ともピンとこなかったので、20代後半から同棲していたものの、結婚を意識することはあまりなく過ごしてきました。

そんな時、同じ趣味仲間で私より少し年上の42歳の友人から妊娠出産の話を聞き、猛烈に「子供を産むなら、早く行動しないと!」と思ったのです。

40代の友人が受けていた不妊治療の話

今まで知らなかったのですが、その友人は、実は長い間不妊治療を受けていました。友人にも、彼女のご主人にも特に原因は見つからず、担当している医師からは、不妊の原因は「加齢」ではないか、と言われたとのことでした。

友人は、数年にわたる不妊治療の末、ようやく赤ちゃんを授かりました。ところが、胎嚢も心音も確認され、安心した矢先に流産してしまったのです。

翌年、再び妊娠が分かり、その後無事に元気な女の子を出産することができましたが、切迫早産気味だったこともあり、彼女は毎日とても不安だったそうです。

担当医師の言葉だけでも、私にとっては十分なほどショックだったのですが、話をしてくれた友人の言葉がとても印象的だったのです。

私が結婚・妊娠を決意した友人の言葉

「年齢を重ねれば重ねるほど、そもそも妊娠自体が成立しにくくなるし、妊娠できたとしても、無事に継続するのが難しくなってしまう。本当に子どもが欲しいと思っているのなら、早くしたほうがいいよ。」

サークル内でも特に仲良くしていたため、彼女の苦労や悲しみをよく知っていたので、その言葉は私の心に強く響きました。

もちろん、結婚の決め手はそれだけではないですが、このタイミングで結婚しようと思う、かなり強い動機になりました。

なかなか子供ができない焦り

そうして、同棲中の彼と夫婦になったものの、結婚したらすぐにでも子供が欲しかったのですが、なかなか授かりませんでした。

私も夫もまだ30代前半だったので、「すぐ妊娠するだろう」とそれほど心配していなかったのですが、なかなか子供ができずに不安ばかりが募りました。

友人が医師から言われた「加齢」という言葉が頭をよぎり、これまで甘いものやスナック菓子が好きでお酒も飲み、夜遅く不規則な生活をしてきたことなど、これまでの自分を悔やみました。

妊娠しないまま2年が過ぎて、そろそろ病院へ行こうかと夫婦で相談をしていた矢先に妊娠がわかったのですが、その時は本当に涙が出ました。

妊娠後も不安は続く

妊娠後はつわりはあったものの軽く、経過も順調で、特に大きな問題もなく過ごすことができました。それでも、友人の話を聞いていたので、不安を感じない日はありませんでした。

妊娠検査薬で陽性反応があれば、次は正常に妊娠しているのか、子宮外妊娠ではないのかと不安になり、胎嚢が確認されれば、心臓は動いているのか、心音確認ができれば、染色体異常はないか、心臓が止まってしまわないかと、ひとつ心配事が解消したらまた次の段階の心配事が発生する、というのを、胎動を感じるまで繰り返していました。

胎動を感じるようになったら、お腹の中に赤ちゃんが生きている、というのが自分でわかるので、「赤ちゃんは大丈夫かな」という一番大きな不安がなくなって、ずいぶん気持ちは楽になりました。

私は33歳で結婚し、妊娠するまでに2年かかったので、一般的にいう「高齢出産」となりました。

高齢出産は、赤ちゃんにとってもリスクが高いことは、不妊の間の2年にいろいろと調べて知識はあったので、妊娠中は生まれてくる赤ちゃんへの楽しみや喜びと、不安な気持ちがいつも同居していたように思います。

大きな支障はなく出産、赤ちゃんとの対面

逆に、出産自体への不安はありませんでした。子供の姿を見たいという楽しみな気持ちの方が強かったので、妊娠初期ほど不安定になることはありませんでした。

いざ出産してみると、出産にかかる時間や苦しさは、年齢に関係なく人それぞれ(若くても難産だったり、高齢の初産でも超安産だったり)ですが、産後の回復は、やはり若い方が早いと思いました。

「体力面」というよりは、「内臓の回復」という点で特にそう感じました。

私の場合は35歳での出産のため、高齢出産といわれる中でも比較的若い方でしたが、子作りを意識したのが33歳だったため、早めに妊娠〜出産できたと思います。

現在、第2子も希望しているので、今度は40代での出産になるかもしれませんが、自分の子供と対面した時の感動は、不妊時期があっただけに本当にかけがえのないものでした。

不安がってばかりいても仕方がないこともあるので、あまり怯えすぎず、少しでも早く妊娠できるよう、ホルモンバランスを整えるなど体のケアに努めたいと思っています。

34歳、念願の妊娠・喜びと不安

私は34歳で結婚しました。周りの友達よりも少し遅く結婚したこともあって、本当は新婚生活を楽しむ時間をしっかり持ちたかったのですが、夫と話し合った結果、高齢出産はリスクが高いのではないかということで、結婚して2年以内に子供は作ろうという話になりました。

なかなか子供に恵まれないまま2年が経過

夫婦共に子供が好きなことと、私自身が一人っ子だったので、自分の子供には兄弟がいた方がいいと思い、できれば2〜3人は子供が欲しいと思っていました。

しかしその思いとは裏腹になかなか思うように子供ができず、あっという間に2年の月日が流れてしまいました。

結婚して3年目に、夫婦で不妊治療を受けることにしました。不妊治療専門の病院ではなく、まずは産婦人科に行くことにしました。

医師からは、「子宮や卵巣に問題はないので、タイミング法が良い」と言われ、最初の3ヶ月は様子を見ましたが妊娠の兆しはありませんでした。

次に受診したときは先生が変わり、「卵巣の片側に問題があるかもしれないので、一度検査をして様子を見ましょう。半年間で妊娠できなければステップアップしていきます」と言われ、治療法や方向性も前回と全く違い、先生や病院を信頼していいものか悩んでしまいました。

そこで、思い切って病院を変えようと決め、不妊治療専門の病院へ移り、体外授精で妊娠することができました。時間を浪費しないためにも最初の病院選びは重要なんだと痛感しました。

不安も喜び同じくらい大きい

今は高齢出産は当たり前のことといわれていますが、体は今も昔も衰え方は変わっていないといわれています。なので、妊娠したことに対する喜びと不安は同じくらいのものでした。

夫も支えてくれるので、赤ちゃんのために高齢出産でも無事に乗りきろうと意気込んでいたのですが、担当医師から「ストレスを感じないでとは言わないけれど、胎児にはストレスが一番悪いからそう力まないで」と言われました。

私は子供を産むことに対して、不安の方を大きく感じてしまっていたようです。

何に対しても「気持ちが大事」だといいますが、心配しても私一人でどうにかなるものではないと、気を持ち直し、夫が支えてくれるとわかっているのだから、たくさん頼ってしまおうと思いました。

安定期に入り、気持ちも少し穏やかになったこともあって、1人で買い物に出てストレス発散したりちょっと散歩に出て太陽を浴びるなど、副交感神経を働かせることもしました。

一人で頑張らなくても、周りのことは少し人任せになるくらいの方が、気持ちも軽くストレスも少ないように思います。

高齢出産であることを意識した瞬間

それでも、妊娠期に自分が高齢出産であることを意識した瞬間があります。それは、羊水検査を受ける時でした。

高齢出産では赤ちゃんに染色体異常が出やすいと知っていたので、出生前診断を受けるかどうかを夫婦で話し合った時、「何もないことを知って安心しておきたい」とクアトロテストを受けることにしました。

ところが、結果は陽性となり、続けて羊水検査も受けることにしたのです。しかし、この検査を受ける段階で、お腹の中の赤ちゃんに異常があることがわかったら、私たち夫婦はどうするのだろう、と命の選別につながる心の葛藤を感じました。

でも、キレイ事を言えるほど私は大きな人間ではないと、そう思って検査はしっかり行いました。高齢出産とならなければテストは受けなかったかもしれません。

ですが、出産年齢を考えた時に、安心を手にしたいと思って受けたテストで、不安は大きくなったことは確かです。

結果は陰性でしたが、もし陽性だった時、待ち望んでいた赤ちゃんにこれから何をしてあげられるのか、いろんな結論を話し合って、検査を受けることをおすすめします。

子育ては体力勝負

出産に関しては若い人とさほど変わったと思ったことはありません。ですが、その後の子育て部分ではかなりの体力勝負になると思います。

今から出産・子育てをお考えのお母さん方に言いたいのは、とにかく体力です。以前は私もダイエットすることに必死でしたが、しっかり食べて子供に負けない体力をつけることが大事だと感じました。

そして、しっかり運動をしてしっかり寝る。この当たり前のことをしっかりすることが、精神力にも結びつきます。必ず、必要なものになると思いますので、是非万全の身体で出産・子育てに取り組んでください。

31歳、妊娠を早めに意識

私は31歳のときに長男を出産しました。20代後半で結婚したのですが、結婚後しばらくは仕事に趣味に忙しく、「当分は子供を産まなくてもいいかな」と考える時期があり、妊娠を考えていませんでした。

しかし、30歳の誕生日を迎えたころから体力や気力が衰えてきたことを少しずつ実感するようになり、本当にまだ妊娠しなくて良いのだろうかと疑問に思うようになりました。

意識してからすぐに体の改善に取り組んだ

その後、35歳を過ぎて出産を経験した周囲の人たちからは「妊娠・出産は体力を使うから、できるだけ早めが良い」などの話を聞き、妊娠・出産を具体的に意識するようになりました。

しかし、妊娠したいと思ってもすぐに妊娠できるわけではないとわかっていたので、まずは体の冷え防止など、体質改善などに自己流で取り組みました。

妊娠を意識した体質改善の効果のためか、それから約半年で妊娠が発覚しました。長く時間がかかると思っていたので、妊娠しているとわかった時はとても嬉しかったです。

周囲の人たちが言っていたことは本当だったと実感

当時はまだ最前線で仕事をしており、産休に入るまではそのまま仕事を続けていましたが、妊娠中期になってくると、身体の重さ・だるさの症状が大きくなり、妊娠中に体力を使うというのは本当だったと実感しました。

満員電車に乗っての通勤がそんなにしんどいものとは、妊娠前には全く想像していなかったので、たまに車内で妊婦さんを見かけても、「ああ、いつ生まれるのかな」くらいにしか思いませんでしたが、いざ自分が同じ立場になってみると、大きなお腹で交通機関に乗って、たくさんの人を避けながら荷物も持って移動するということがどんなに大変なことかよくわかりました。

苦しみの出産

そして迎えた出産ですが、本当に大変でした。私は丸1日分娩室で苦しむことになり、これまで生きてきて一番体力的に辛く苦しい体験となってしまいました。

自然分娩を希望して出産に臨んでいたのですが、途中からはあまりの苦しさと痛みに「もう帝王切開をしてほしい」と心の底から願うほどでした。

出産前には安産のイメージを持つように心がけていたのに、いざ分娩となると、全くそのイメージは役に立たなかったです。

出産でかなりの気力と体力を使い果たした後、赤ちゃんのお世話が徐々に始まりますが、こちらも思った以上に体力を使います。

赤ちゃんの生活リズムは定まらないのでそれは当然なのですが、自分で色々とコントロールできないことへのもどかしさも辛いし、睡眠不足などからくる身体へのダメージも想像以上に大きかったです。

そのため、妊娠・出産は思った以上に体力を使うというのは真実です。まだ30代前半であることや、運動部に入っていて体力はあると思っていた私でも、想像以上の体力が必要でした。

子供の可愛さがあれば、なんでもできてしまうのですが、もし高齢出産を希望するのであれば、日頃からの体力づくりはしておいた方が良いと思います。

まとめ

高齢出産では、妊娠するまでと妊娠期間が特に不安になりやすいです。それでも、妊娠がわかった時の喜びや、出産して初めて見る自分の子供の顔も、その苦しくて長い道のりの上にあるものです。

今は考えていないけど、将来子供が欲しいと思っているのであれば、その時に備えて妊娠・出産のための知識や体力づくりをしておくことをおすすめします。

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