子育て応援券ってなに?東京で育児に優しいと噂の杉並区!

子育て応援券ってなに?東京で育児に優しいと噂の杉並区!

「子育て応援券」というものの存在をご存知でしょうか。

これは自治体による子育て支援サービスの1部なのですが、昨今各自治体によるさまざまな子育て支援が存在しており、『子ども・子育て関連3法』が平成24年8月に成立したのをきっかけに、各自治体がさらに活発に動き出し多用な支援を行っています。

そのためもあってか、最近では子育てのために引越しを考えるママさんも多いようです。現在まだ制度は発展、改革途中のため今の段階でのお話ではありますが、東京23区において「杉並区」が子育てに優しい土地というのをご存知でしょうか?

どうせなら少しでも良い環境で子育てを…とお考えのママさんも多いと思います。

そこで今回は、

・杉並区の子育て支援の魅力とは?
・子育て応援券とは?
・他にも子育て支援制度はあるの?

といった方に、杉並区での子育ての魅力と子育て応援券についてご紹介します。

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東京都杉並区とは?

子育て支援が充実していても治安が悪かったり、交通に不便では困ります。そこでまずは杉並区という土地が一体どんな場所なのかをご紹介していきましょう。

杉並区ってどこ?

実際に住んでいないと区の名前を聞いてもパっとしないかもしれませんが、杉並区は東京23区の中の1つで、主な街としては「阿佐ヶ谷」「荻窪」「高円寺」「永福町」などです。

阿佐ヶ谷や高円寺などは都内に住んでいなくてもメディアなどでも良くとりあげられている場所なので、聞き覚えがある方が多いのではないでしょうか。

杉並区ってどんな街なの?

杉並区は「東京都23区の治安ランキング第8位」「関東の住みたい街ランキング第7位(2016)」などにも選ばれており、街を個別に見ても「住みたい街」「買って住みたい街」などにもランクインしてくる場所の多い区のひとつとなっています。

一昔前までは「杉並区」と聞くと、あまりよくないイメージを持たれる方も多かったのですが、そのイメージを無くす取り組みとして、警察OBによるパトロールの強化や個人宅防犯診断、街灯増設、防犯カメラの運営条例などの「全国初」や「東京発」の新しい取り組みや対策を積極的に行ったことにより、犯罪率の減少やイメージ改善を叶え、その土地の便利さや制度なども要素となり、今ではネガティブなイメージも少なくなり「人が住みたい街」にまで成長しました。

杉並区は外からくる若い世代に加え、昔から住んでいる地元の方も多いことから、古くからの伝統や若者達の新しい文化が入り混じった土地となっています。

そのため昔ながらの情緒がありながらも、音楽やファッション、アニメやB級グルメなどの最先端を行く文化も併せ持ったサブカルチャーにも優しい土地です。

また、東京23区はシングルマザーが多いといわれているのですが、杉並区は割合として「専業主婦」が多くシングルマザーが少なく、「23区内で離婚率が最も低い」街です。

そして港区や千代田区などの、高所得高学歴の割合が多い区に次いで進学率が高い結果がでており、庶民的で円満な家庭が多い地域です。

今回とりあげている子育て支援についても積極的に力を入れており、全体を通してとてもパワーがありアグレッシブな土地です。

杉並区の子育て支援について

今回のメインの子育て支援についてですが、なぜ杉並区が子育てに優しい土地といわれているのか、どんな制度が充実しているのかなどについてお話していきましょう。

子育て応援券

杉並区の子育て支援において一番の魅力ともいわれているのがこの「杉並子育て応援券」ですが、聞き覚えのない制度に地元の人以外は首を傾げるかもしれません。

ですがこの制度こそが杉並区が子育てに優しいとされる所以なのです。

子育て応援券とは?

「杉並子育て応援券」と呼ばれるこの券は、就学前の子どもがいる家庭にこの券を発行することで「一時保育」「子育て講座」「子育て相談」などの、本来有料である子育て支援サービスを、券を配布し利用しやすくしています。

これは地域での子育てを支援するためのものです。利用者が券を使ってサービスを利用した後は、杉並区がサービスを提供した事業者に、代金を支払ってくれる仕組みになっています。

応援券が利用可能なサービスはさまざまですが、子育てをするママや家庭が、地域の中でいろいろな人と関わりながら子育てをできるような基準を満たしていると判断された事業を杉並区が登録しており、登録されたサービスの中から自由に選択して利用が可能です。

子育て応援券のメリットは?

近頃では人と人との関わりが希薄になりがちといわれる世の中ですが、この制度を導入する事によってママの子育てへの負担を軽減するだけではなく、地域での交流を深めて昔ながらの地域ぐるみで子どもを育成していこうという考えのもと、この制度が導入されました。

この制度が広がることにより地域の交流が盛んになり、地域ぐるみで子どもを育てることは、ひとりの子どもや人に対する目が増えるため、育児環境的なものだけではなく、防犯や地域の事業の活性化などにも繋がり、たくさんのメリットを与えてくれます。

子育て応援券の種類

子育て応援券には子どもの年齢や状態に応じていくつかの種類が存在しています。

0歳(出生児)~2歳児の無償応援券

生まれたばかりの子どもや2歳以下の子どもがいる家庭に対して、地域と交流して繋がるためのきっかけとして配布されます。

交付額は20,000円分(500円券x40枚)、多子家庭は25,000円(500円券x50枚)です。

妊婦さんへの無償応援券

妊婦さんに対して「ゆりかご券」と呼ばれる無償応援券が交付されます。これは出産前の時から切れ目無く充実した子育て支援を受けれるための措置として配布されます。

ゆりかご券を使用する事で出産前からもいろいろなサービスを受けることが可能です。交付額は10,000円分(500円券x20枚)です。

どうすれば子育て応援券を貰える?

いろいろなメリットがある子育て応援券ですが、どのような条件を満たせば交付されるのかを説明していきます。

0歳(出世時)~2歳児の無償応援券

応援券の交付条件は、保護者が子どもと一緒に区内に3ヶ月以上居住していることが条件です。

転入された場合には、転入から約2週間程度で申請書が送付されるので、必要事項を記入して返信すると3ヶ月の居住を確認した後に、ゆうパックで無償応援券が配達されます。特に所得などの制限はありません。

妊婦さんへの無償応援券

交付を希望する場合は、自分の住んでいる住所を担当している区内の保険センター(荻窪・高円寺・高井戸・和泉・上井草)もしくは、子育て支援課母子保険係で「保健師」「区の助産師」などによる「ゆりかご面接」を行った際に手に入れることが可能です。

また平成27年度中に妊娠届けを提出し、28年4月2日以降に出産して出生児応援券を受け取っている方にもゆりかご券が交付されます。

これは平成28年度から出生児応援券の交付金額を引き下げることに対する経過措置として交付されています。

0歳~5歳児の購入制の有償応援券

無償で交付される応援券と別に有料で購入できる応援券もあります。有償応援券を購入希望の場合は7月・11月・3月の年3回の交付回があるので、希望の回に申請することで購入が可能です。

しかし子どもの年齢が5歳児の場合の限り7月と11月の年2回までとなっています。

もし4月以降に転入して応援券の対象となった場合は、転入した日によって申請できる交付回が決まっているので、転入届を出した後に郵送されるガイドブックや申し込み書類をよく確認して〆切までに手続きが必要です。

子育て応援券で何ができる?

区が審査して承認されている親の子育て力を高めるためのものや、地域の子育て力を高めるために有効なサービスを受けることができます。サービスの分類によって利用上限などがある場合があります。

主なサービスの分類としては下記の通りです。

①親子地域ふれあいサービス
・親子で一緒に参加して地域との交流を深めながら遊んだり、作ったり、体を動かしたりできるような講座
・週1以上定期開催で、さまざまなプログラムを提供することで親子や地域の人と交流できるような場の提供(スタッフがいて相談にのったり声をかけてくれる)
・親子で参加して楽しめるイベントやコンサート、観劇など

②妊婦を含む親をサポートするサービス
・娠中~産後1年程度までの母親を対象として「産前・産後のからだをうごかす講座」などの支援サービス(妊娠中の場合は主治医の承諾が必要)
・子育てしやすい環境を整えるために、日常の家事を援助、お手伝いするサービス
・助産師による「出産・母乳育児相談」、国家資格者(助産師・保育士・看護師・保健師・精神保健福祉士など)による「子育て相談」、専門知識をもつスタッフによるカウンセリングなどの子育てに関する相談サービス
・就学前の子どもがいる親を対象とした「子育て基本講座・講演会」などの子育てをテーマとした各種講座や講演会のサービス(年に1度までの髪カット講座などもあり)

③子どもを預けることができるサービス
・国・都・区の基準にあった施設においての一時保育のサービス(幼稚園での一時保育など)
・国・都・区の基準にあった施設において、2歳以上の未就園児を対象とした体験型集団保育のサービス
・各種イベントや講座に参加している間に一時的な保育を請け負うサービス
・有資格者や育児経験者などによるベビーシッターなどが自宅に出向いて一時的な保育を行うサービス

④インフルエンザの予防接種
・就学前の子どもに国の承認を受けているワクチンの予防接種を受ける際かかる費用の全部、もしくは一部に1回5000円を上限として利用することが可能(インフルエンザの流行などにより、利用できる医療機関が変動する場合があります)

などが対象のサービスとなっており、注意点としては現金との引き換えや他人への譲渡は不可、子育てのためであってもミルクやおむつなどの物品を購入するために使用することはできません。

その他にも使用上限額を超えてしまった場合や500円券未満であったり、端数が発生した場合は現金で自己負担する必要があります。

子育て応援券の有効期限は?

応援券にも有効期限は記載されていますが、原則として当核年度の翌年度の3月末までが期限です。また5歳児の有償応援券に限り当核年度の3月末が有効期限になり、どちらも有効期限がきれてしまったものは使用する事ができません。

シングルマザーにも優しい制度

子育て支援の制度に加え、シングルマザーにも優しい制度が用意されています。杉並応援券と併用することで、育児の補助に高い効果を期待できます。

ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金

シングル家庭の母親または父親が杉並区の指定を受けて「教育訓練給付金対象講座」を受講した場合に、「自立支援教育訓練給付金」を支給してもらえる制度です。

ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金

シングル家庭の母親、または父親が就職をしやすいように、資格取得を目指して修業中の場合に一定の期間「訓練促進費」を支給してもらえる制度です。

母子及び父子福祉金

6ヶ月以上都内に住んでいてシングル家庭の、20歳未満の子どもを育てている場合資金を貸してもらえる制度です。

母子生活支援施設

シングル家庭で18歳未満の子どもがいる場合で、子どもの教育や住まいに問題を抱えている方の自立を支援するために入所できる施設があります。

マザーズハローワーク

子育てをしながらしっかりと働きたい女性のためのハローワークです。

上記はほんの一部のサービスで、さまざまな子育て支援や母子家庭支援のサービスが存在しています。

自治体のサービスを積極的に利用して楽しい子育てライフを

今回ご紹介したサービス以外にも、さまざまな育児や生活を支援するためのサービスが存在しています。

ですが、せっかく利用できる条件が整っているのにそれを見逃してしまうのは少々もったいないですし、支援を利用することは自分の家庭に役立つだけではなく、地域の交流や事業の活性化などさまざまな分野において効果を発揮してくれます。

無理に使う必要もありませんが、想像以上に便利で楽しいサービスが増えているので、まずは自分の家庭がどんな支援を受けられるのかを調べてみましょう。思いもよらないサービスと出会えるかもしれません。

杉並区以外にお住まいの方も、今の自治体のサービスと比較してみて、子育て環境のためや支援のために引越しを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

子育て応援券を有効利用しながら地域との交流を深めることでワンランク上の、人との繋がりやぬくもりある街ぐるみの子育てが可能になり、充実した子育てライフを送れるはずです。

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