高齢出産だって若くいられる!おばあちゃんとは言わせない
最近では高齢出産が珍しくないともいえる状況になってきました。しかし産んでしまえばハイ終わりというわけではありません。子育てにこそ体力と精神力が必要です。
かといってなりふり構わず育児だけに集中していては、まるでおばあちゃんのよう老け込んでしまい、いずれ子どもが恥ずかしい思いをします。
そこで今回は、
・高齢ママがおばあちゃんと言われないようにするには?
・子育てで忙しい高齢ママが家でできる自分のお手入れとは?
・高齢ママが若くいられる心がけとは?
といった方に、子どもが自慢できるような若くてキレイなお母さんを目指すための、ちょっとした知識に関して詳しくご紹介します。
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この記事の目次
産後しばらくは体調回復に専念して
長い妊娠期間を終えてやっと出産、待ちに待った赤ちゃんともご対面し、いよいよ子育てに突入した高齢ママ、育児疲れで老けてきた人も多いのではないでしょうか。
妊娠中はお腹が大きいとはいえ外出もできるし、自分のペースで家事もこなせる、時には旦那さまと二人でデートもできたでしょう。しかし赤ちゃんと二人で1日の大半を過ごすようになると、赤ちゃんのペースで動かざるを得なくなります。
オムツを替えたり母乳をあげたりと目まぐるしい忙しさです。夜中に泣かれたら抱き上げてずっとあやすこともあったりで、お母さんも睡眠不足になってしまっていませんか。慣れない子育ての毎日で、体調も回復しきっていなければ体も心も疲れてしまいます。
たまに外出でもして気晴らしができればいいのですが、それもできないとなるとお化粧さえしなくなって、身だしなみなど気にしなくなってしまうこともあります。でも今は焦らずに体を休めて、家事は手を抜いて、大らかな気持ちで子育てをするよう心がけてください。
子どもは日一日と成長していきますから、すぐにお母さんのペースを取り戻せるようになります。この時期に無理をすると今後の健康状態にも悪い影響を与えますので、産後しばらくはお母さんの休養期間だと思って開き直って、体調を回復させることに専念してください。
自分のお手入れは家の中でできることから
赤ちゃんの生活のリズムとお母さんの生活のリズムが噛み合ってきたら、そろそろ自分自身のお手入れを意識しましょう。
鏡の中の自分はどうですか?「なんだか老けたなぁ」と感じたら、本腰を入れてエイジングケアに取りかかる時期です。
まずは「若くキレイでいたい」という意識を強くもつことが大事です。そして家の中でできることから始めましょう。顔のお手入れの時にはマッサージをしてください。
最近ではオールインワンで簡単にケアできる化粧品にも良いものがありますので、ヒアルロン酸入りなどを塗って顔や首を優しくマッサージしてあげましょう。リンパに沿って老廃物を排泄することで、顔のシワもなくなり小顔になります。
赤ちゃんがご機嫌にしている時は、近くで顔を見ながらヨガもおすすめです。時間が合うようならNHKのラジオ体操はいかがですか。何気なくやっていてはそれほど効果がありませんが、一つ一つの動作を真剣にやってみると意外に体が引き締まってきます。
お皿を洗ったり料理をしながら1分ずつ片足をあげるストレッチは、バランス感覚と体幹を鍛えるのに効果的です。思いついたらできる簡単なストレッチですので、最初は1分できなくても、少しずつでも毎日行なってください。
高齢ママに優しい食べ物で体の中からキレイに
人間の体は酸化していきます。そして酸化することによって老けておばあちゃんのようになっていくのです。それを防ぐためには、抗酸化作用のある食品を摂って身体が酸化しないようにすることが肝心です。
抗酸化作用のある食品はたくさんありますが、中でもトマトはオススメです。トマトのリコピンはとても強い抗酸化作用をもっていて、ビタミンEの100倍だともいわれているのです。
ダイエットや美白にも効果があるとされているので食べないのはもったいないです。毎日食べるのが無理な場合は100%のトマトジュースを飲みましょう。
また発酵食品の中でも、女性に嬉しいビタミンB2やレシチンがたくさん入った納豆はぜひ食べて欲しい食品です。美肌効果やシミ・シワを防いでくれます。
納豆が食べられない高齢ママはヨーグルトを食べましょう。ヨーグルトに多く含まれる善玉菌は整腸作用にとって理想的な物質で、整腸作用はダイエットに効果があるといわれています。
たまには「お母さん」から「奥さま」に戻って
赤ちゃんを産んだその日から奥さまはお母さんに、旦那さまはお父さんになります。でもたまには奥さまに戻って旦那さまとイチャイチャしましょう。子どもがまだ赤ちゃんでたっぷり寝てくれるうちなら、夫婦の時間も営みも自由にすることができます。新婚の頃のように男と女であることを意識しましょう。
なによりセックスには、免疫力が向上して病気になりにくくなる、ストレス解消の効果もある、セックスによって成長ホルモンの分泌が促されるため体脂肪率の低下や顔色が良くなるといった効果があります。
旦那さまとのセックスライフが充実している奥さまが若々しくてキレイなのもうなずけます。
おじいちゃんおばあちゃんになった時に子どもの話題しかないような寂しい夫婦にならないよう、今夜からでも付き合っていた頃の気持ちに戻って愛を確かめ合ってみましょう。
自分を信じれば、なりたい自分になれる
ハーバード大学の研究で、高齢出産をした女性は若い時に出産した女性より長生きだということが判明しました。また人間は「思い込み」によって若々しさを保つことができるとも発表しています。
被験者たちの髪型をカットやカラーで変えて、どう見えるかを他の人に答えてもらうといった実験をしたところ「このヘアスタイルなら前の髪型より絶対に若く見える」と自分で自分を信じた人は他の人からも若く見られていたのです。この実験では服装を変えることでも同様の結果を得ました。
つまり自分で自分を信じる「思い込み」が、なりたい自分になるための近道なのです。高齢ママに限らず女性はみな「今日の私ってちょっとキレイなんじゃない?」というちょっとした自信をもつことが必要なのです。
高齢ママがおばあちゃんみたいと言われないために
乳幼児にはお母さんの年齢など関係ありません。子どもが公園で遊びたいといえば一緒に行って、子どもが走り回ったらその後ろを追いかけることもあります。
高齢ママだからといって子どもは遠慮などしてくれないのです。それならば早いうちから体力をつけておきましょう。子どもと一緒に走れるぐらいにはなっておきたいものです。
また、幼稚園や保育園に通うようになれば送り迎えもしなければなりません。たとえ他の子どものお母さんたちがみんな若くても、同じように挨拶して年齢に関係なくお付き合いもしていく必要があります。
若いお母さんに混じって送り迎えしなければならないのなら、おばあちゃんに間違われたりしないような若くて素敵なお母さんを目指してください。
見た目だけでなく気持ちも考え方も若ければ、年齢が離れている若いお母さんとも無理なく楽しく付き合っていけます。
高齢ママでもウォーキングで体力をつければダイエットにもなる
手軽な運動といえばジョギングやウォーキングが挙げられますが、産後で高齢のお母さんにジョギングをしろというのも酷ですので、ウォーキングを10~15分でもいいので毎日続けましょう。また、ウォーキングの方が効果があるともいわれています。
ウォーキングはうつ病や認知症の予防、さらに骨粗鬆症や筋減少などの老化予防にも効果的です。とはいえ「赤ちゃんがまだ小さくてウォーキングしに出るなんて無理」というお母さんもいらっしゃいます。そんな時は室内で歩いてもいいんです。
どうしても外で歩かなければいけないということはないので、リビングのテーブルの周りやダイニングテーブルの周りなどを歩いてください。時間も、食後すぐと就寝前以外の時間帯ならいつでもOKです。自分の肩幅ぐらいの歩幅で、正しい姿勢を保ちつつ少し速めに歩きましょう。速めとゆっくりで緩急をつけるとなおいいです。
もし旦那さまが赤ちゃんをみてくれるようなら、夕食のあとで短時間のウォーキングに出かけてはいかがでしょうか。一人の時間を作ることはストレス発散にもなりますし、旦那さまが子育てに協力するいい機会です。
笑顔が若い表情のコツ
昨今は表情筋というものに注目されていますが、顔の表情をつくるために重要な働きをする表情筋もやはり衰えていきます。
これは高齢だからとか若いからとかの問題ではなく、日頃から表情が乏しく表情筋を使わないことに大きな要因があります。テレビに出ている歌手や俳優さん、お笑い芸人さんも実に表情が豊かで若く見える人が多くいます。人に見られる仕事だけあって表情筋も鍛えられているからです。
しかし毎日のほとんどを家の中で過ごすような生活をしていると、人に会って話すことや思いっきり笑うことも少なくなってしまいます。そうなると表情筋もあまり使わなくなり、筋肉が凝り固まってしまいます。それが長く続くと表情筋は衰えて、顔の皮膚は重力に負けて垂れ下がり、おばあちゃんのような顔になってしまう、それは避けたいものです。
ではどうすればいいのか、まずは笑顔をつくることです。口角を上げて微笑みを絶やさないようにしましょう。たまにはテレビや漫画で大笑いするのも良い方法です。
アナウンサーの発声練習のように「あ・い・う・え・お・あ・お」と声を出さずに大きな口を開けるのも効果ありです。とにかく顔の筋肉を動かすことが大事ですから、まずは気がついたら笑顔をつくるようにしてください。
背中のぜい肉は老けて見える
鏡では正面しか見えず、なかなか後ろまではチェックできません。たとえチェックできても、ついお尻の下がり具合や太ももの肉付きといった下半身に目がいってしまいます。ところが、上半身の肩甲骨まわりというのは意外にぜい肉がつきやすく、まわりの人の目も集まりやすい場所なのです。
たとえば夏の暑い日など薄着をしたとき、Tシャツの後ろ姿に段がついている人を見かけたことはありませんか。ブラジャーの上下にまとわりつくようにぜい肉がブヨブヨしていると、ちょっと恥ずかしいしオバサンに見えてしまいます。
お尻の下がり具合や太ももの肉付きならば着るものによって隠すこともできますが、背中のぜい肉は真夏でも厚い服を着てごまかさない限り、立っていても座っていてもバレるものです。いくらファッションやお化粧がキマっていても、後ろ姿が老けていては台無しになってしまいます。
背中にぜい肉がつかないようにするには姿勢を正すことが一番で、背筋がピンと伸びていれば少しぐらいのぜい肉なら気づかれません。さらに姿勢のいい人は若々しく映ります。
おばあちゃんでも、背中がくの字に曲がっているおばあちゃんより、背筋がシャンとしたおばあちゃんの方が若く見えます。普段から姿勢には気をつけて、猫背にならないよう背筋を伸ばすことを心がけてください。そうすれば背中にぜい肉も付きにくくなり、後ろ姿もすっきりとキレイな体型に見えます。
気持ちが若いと見た目も若い
高齢ママは気持ちが若い人が多いといわれています。それは、子どものために少しでも若くいたいと強く思うからではないでしょうか。
体力的なことはもちろんですが、それよりも自分が高齢のせいで子どもが他の子どもにいじめられられないよう、身だしなみに気を配っているお母さんが多い傾向にあります。その「子どものために少しでも若くいたい」と思う気持ちの強さが、お母さんを若くキレイに保っているのです。
そして若いお母さんと交流がある高齢ママも、好奇心や積極性があって気持ちが若々しく、自分とは違う年代や経験を経ていることが、お互いのいい刺激にもなります。
年齢は違っても同じお母さん同士、共通の話題や興味を引くものがたくさんあります。いくつ年上でも気にせずに、気が合いそうな人がいたら自分から声をかけていきましょう。そんな社交性が、若いママでも気軽に話しかけてこられる雰囲気を作ることになります。
子どもと一緒に「友だち100人できるかな」ぐらいのつもりで、のびのびと楽しみましょう。楽しい毎日は、お母さんだけでなく子どもの成長にもプラスになります。
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