高齢出産するタレントは多い?有名人の高齢出産事情について

高齢出産するタレントは多い?有名人の高齢出産事情について

近年、女性の社会進出に伴い、女性の晩婚化や高齢出産の割合が年々高くなってきています。

私たちが毎日目にする、マスコミを賑わす多くのタレントの方の中でも、高齢での結婚や高齢出産をされている方の数は、年々増加しているように思えます。

高齢出産にはたくさんのリスクがあると不安に思っている方も多い中、妊娠を希望している多くの女性にとっても、よく見るタレントの方の妊娠や出産は、心強いものになっています。

そこで今回は、

・高齢出産したタレントは?
・高齢出産のタレントママはどのような苦労があるの?
・高齢出産を無事に終える心構えとは?

といった方に、高齢出産のタレントに着目してまとめてみました。

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高齢出産のタレントも増えている?

私達をあらゆるエンターテイメントで楽しませてくれているタレントの中でも、高齢出産を希望し、見事に我が子に恵まれた方のニュースを、多く目にするようになりました。

昼夜を問わず忙しく活躍しているタレントの方々の喜びのニュースは、私達にも希望や喜びを与えてくれていますし、良い意味で、高齢出産に対する見本ともなってくれています。

出産の喜びに包まれた数多くのタレントの方の中には、出産に至るまでに、さまざまな不運を経験している方も決して少なくはありません。

高齢出産を経験した多くのタレントの方の中から、ここでは何人かをピックアップしてご紹介しましょう。

大島美幸(森三中)

大島美幸さんは、1980年生まれの人気お笑い女性3人グループの1人ですが、放送作家の鈴木おさむさんと2002年に結婚しました。

“妊活休業”の末にめでたく待望の赤ちゃんに恵まれたことでも、記憶に新しいところです。

過去には、2度もの流産の辛い経験を克服し、2015年には第1子となる男児を無事に出産しました。

東尾理子

東尾理子さんは石田純一さんの奥様で、1975年生まれの元プロゴルファーです。2009年には1954年生まれのタレント・石田純一さんと結婚、親子ほど離れた年の差婚でも有名になりました。

不妊治療の結果、無事に待望の赤ちゃんに恵まれ、現在では第2子にも恵まれています。

松たか子

松たか子さんは、言わずと知れた1977年生まれの松本幸四郎さんの愛娘です。2007年にミュージシャンの佐橋佳幸さんと結婚しましたが、なかなか子宝に恵まれないまま時が過ぎていました。

2011年には妊活を宣言し、ヘビースモーカーだった彼女も、妊娠を実現するために禁煙までした程です。結婚後7年目にして、2015年に待望の赤ちゃんを授かりました。

永作博美

永作博美さんは、1970年生まれの年齢を感じさせない女優さんのお1人ですが、2009年に映像作家の内藤まろさんと結婚、2009年39歳の時に長男を出産、2013年には、第1子である女児を出産しています。

しかし、順風満帆に待望の我が子を手にできたわけではなく、元々お子さんができにくい上に、2度も流産を繰り返した上での出産となりました。

杉山愛

杉山愛さんは、1975年生まれの元テニスプレーヤーですが、6歳年下の一般男性と2011年に結婚しました。

不妊治療の末に、40歳になった2015年には、待望の第1子となる男児を無事に出産しています。

梨花

梨花さんは、1973年生まれのタレント兼ファッションモデルです。トップモデルとして活躍中の2010年に、建築関係の会社に勤務する一般男性と、6年の交際を経て結婚しました。

2011年に、何回かの流産と切迫流産を繰り返したのち、待望の第1子となる男児を出産しました。

出産に際しては、梨花さん本人が意識不明になったり、赤ちゃんの首に、へその緒が2重に巻き付いていたりと、壮絶な出産を経験し、晴れて我が子を抱くことができました。

虻川美穂子(北陽)

虻川美穂子さんは、1974年生まれのお笑いタレントです。伊藤さおりさんと共にお笑いコンビ“北陽”を結成。

2010年、イタリア料理店のオーナーシェフである枡谷周一郎さんと結婚しました。40歳となった
2015年には、第1子となる女児を帝王切開術で出産しています。

松島尚美(オセロ)

松島尚美さんは、MCなどでも活躍しているお笑いコンビ“オセロ”の1人です。2008年には、ロックバンドボーカルのヒサダトシヒロさんと結婚しました。

40歳となった2011年には、第1子となる男児を出産、42歳で第2子となる女児を無事に出産しています。

坂井真紀

女優の坂井真紀さんは、2009年に10歳年下の写真家の鈴木心さんと、めでたく結婚されました。

41歳になった2011年には、第1子になる女児を無事に出産しています。

田中美佐子

女優の田中美佐子さんは、1995年、以前に田中さんの付き人をしていた経歴を持つ芸人である、“Take2”の田中さんと晴れて結婚しました。

長年の不妊治療の末に、結婚後7年目である2002年に、43歳という年齢で第1子となる女児を無事に出産しました。

加藤貴子

元アイドルグループ“Lip’s”のメンバーで女優の加藤貴子さんは、2013年43歳にして、一般の男性と晴れて結婚しました。

おなかの赤ちゃんが、心肺停止のまま子宮内に留まってしまう“稽留流産(
けいりゅうりゅうざん)”の手術を経験した後に、翌2014年には、44歳で待望の第一子となる男児を授かっています。

釈由美子

2015年に一般男性と晴れて結婚した釈由美子さんは、妊娠が成立しにくく、不妊の原因として多くの女性も悩んでいる“多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)”に、同じように悩んでいました。

2016年6月、ご自身の誕生日に無事第一子を出産しました。

矢沢心

女優でタレントの矢沢心さんは、元K-1格闘家の魔裟斗さんと2007年に結婚しました。

長年不妊治療を繰り返し、2012年にめでたく第1子となる長女を、続いて2014年には、第2子となる次女を無事に出産しました。

矢沢さんは、学生時代にはすでに、ご自身が“多嚢胞性卵巣症候群”であることを告知されていたました。

一般女性よりも妊娠しにくいとされる症状のため、結婚早々より不妊治療を開始、5小野体外受精や流産を繰り返し、ようやく6回目の体外受精で、待望の赤ちゃんに恵まれました。

高齢出産は難しい?

女性が社会で活躍し、結婚が遅くなるとと共に、高齢で出産に臨む方も増えています。

たくさんの方が高齢出産を無事に終えられている一方で、なかなか妊娠、出産が思うようにいかないケースも、残念ながら沢山あるのも事実です。

女性の身体の中にある卵子は、生まれる前の胎児のときにでき上がったものを頂点として、その後成長と共にその数を減らし、閉経を迎える頃にはその役割を終えます。

年齢を重ねれば重ねるほど卵子の数も減り、年齢に応じて卵子も老化することが分かっています。

そのために、年齢が高くなる程、妊娠する確率も減少してしまいます。

しかし、近年の日本のみならず、先進国の間では高齢出産の女性は増え続けており、日本においては、全出産人数の約3割にも上っています。

また、一般的なアンケートの結果によると、日本人女性の多くの方が、40歳以上の年齢であっても、無理なく自然妊娠ができると思っているという結果が出たという報告もあります。

確かに、医療技術は日々急速に進歩し続けていますので、不妊治療や体外受精など、科学の力を借りた妊娠や出産を経験した方は、どんどん増えているのも事実です。

多くのタレントさんが高齢出産を成功し、幸せをつかんでいるように、決して諦めることはありません。

しかし、人間の身体が老化するのと同じように、卵子や卵巣の機能も老化してしまうことも、頭の片隅に入れておかなければなりません。

高齢出産に多い不妊治療

高齢出産を無事に終えたタレントの方の中には、不妊治療の末にめでたく妊娠、出産を経験されて方も多くなっています。

マスコミで見る華やかで、にこやかな顔の裏には、数回に及ぶ流産を経験している方など、悲しい思いが隠れているのもまた事実だといえます。

だからこそ、無事に妊娠、出産を終えたのちの喜びは、想像以上のものがあるのかもしれません。

海外で活躍するタレントの方の多くにも、不妊治療の結果我が子に恵まれたと報告されている方も、決して少なくはないのです。

近年では、不妊治療を行なっていたことを公表しているタレントの方も、随分多くなってきました。

海外タレントに目を向けると、日本での件数以上に、不妊治療や体外受精の件数を経験している方は多くなっています。

海外では、国によって子どもが欲しいけれどもなかなか上手くいかないカップルのための、代理出産や里親の制度もかなり充実しています。

海外の高齢出産については、海外の高齢出産事情のまとめ!日本とここが違うサポート体制の記事にて詳しくご紹介しています。

妊娠しにくい体質をお持ちの方もいますが、高齢による妊娠のしにくさの悩みを抱えている方も多くなっています。

妊娠を意識したときから始めましょう

高齢出産を希望している方にとって、年齢による妊娠のしやすさなどはどうしても気になってしまうものです。

高齢出産の場合には、若年齢の方の妊娠や出産に比べてみてもリスクの高さが懸念されていますので、致し方ありません。

「できるだけリスクを減らせることができるならば」と誰もが思うものですが、そのためにも、妊娠を意識した時から取り組んだほうが良いことがあります。

厚生労働省からも勧告が出ていますが、妊娠以前から妊娠初期には、特に“葉酸の摂取”が必要だといわれています。

葉酸は、ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれているものですが、おなかの中で成長をする赤ちゃんへの、深い関わりが指摘されています。

赤ちゃんは一般的に妊娠に気付く前位の時期(妊娠3週目頃)に、神経管が急速に発達してきます。

また、受精卵は数え切れないほどの細胞分裂を繰り返していきますが、それらに葉酸は有効的な影響を及ぼすとされています。

高齢出産に多いリスクにも挙げられる“先天性障害(先天異常)”は、妊娠2か月頃までに発生することが多くなっています

これは、多くの場合妊娠が発覚する前の段階ですので、普段からはもちろんのこと、妊娠を意識した時からはさらに意識をして、葉酸を摂取しましょう。

神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症)は遺伝的要素の多いものの、葉酸不足にも深く関係しているといわれています。

我が国における神経管閉鎖障害の赤ちゃんが産まれる確率は、新生児1万人に対して6人いるとされています。

さらに、妊娠中には、赤ちゃんのためにも大量の新鮮な血液が必要になってきますが、葉酸は、赤血球の生成にも関与しています。

赤血球が生成されるためには、葉酸とビタミンB12を欠かすことができません。女性は普段から貧血になることも多いものですが、妊娠すると、さらに貧血で悩まれる方も多くなります。

葉酸サプリメントの選び方については、高齢出産におすすめしたい葉酸サプリメント選びと注意点の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてください。

赤ちゃんの先天性の障害発症の予防のためにも、お母さんの貧血予防のためにも、遅くても妊娠を意識し始めた時からは、葉酸を積極的に摂るように心掛けましょう。

高齢出産は若返りの効果があるの?

タレントの方に限らずに一般人の方であっても、高齢出産を終え、無事に待望の赤ちゃんを迎えた方の多くが、幸せいっぱいの表情で、しかも若返ったように感じることがあります。

高齢出産には、若返りの効果もあるのでしょうか。妊娠すると女性ホルモンのバランスも変わりますので、高齢による衰えも、我が子を抱く喜びに打ち消されるのかもしれません。

また、出産後の育児にかかわることで、母親としての別の役割ができる他に、身体を動かすことも多くなり、更に若返ることができるといえます。

更に、高齢出産の方は、妊娠が成立するまでや無事に出産を終えるまでに、たくさんの困難や悩みを抱えている方も多くなっていますので、我が子を目の前にした喜びは、想像以上のものがあります。

高齢出産の方が増える一方で

少子化の影響もあり全体の出生率が低下する中で、高齢出産の割合は近年どんどん増え続けています。

高齢出産にはさまざまなリスクが取り上げられていますが、高齢出産の現実を正しく理解することで、妊娠や出産、その後の育児に対する心構えが変わります。

何よりも赤ちゃんを授かり、出産まで育てる役割を果たすお母さんの身体作りは、とっても大切になってきます。

毎日の食生活を基本として、規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。また、ストレスの多い生活では、赤ちゃんを授かり、育てるだけの強い心を保つことも難しくなってしまいます。

精神面でも、過ごしやすい環境を整えることも大切です。近年の医療技術の進歩は、高齢出産を臨むカップルに対しても、強い味方となっています。

そして何よりも、パートナーの協力と理解は不可欠になってきます。心配事や悩みはお互いに打ち明け、リラックスした生活を送れるよう心がけましょう。

参考記事
>>高齢出産におすすめしたい葉酸サプリメント選びと注意点
>>高齢出産に必要な栄養素!高齢ママだからこそ重要な栄養管理
>>高齢出産に漢方!体の不調を乗り越えよう~漢方の基礎知識~

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