高齢出産にかかる費用を調査!出産日本一の病院は熊本にある!
妊娠、出産にはあらゆる費用がかかります。特に、高齢出産ではリスクを伴うお産となることも多いため、出産にかかる費用は、通常よりも多額になることを想定しておきましょう。
では、妊娠から出産までに一体どのくらいの費用が必要なのでしょうか。初めての出産の場合だと、わからないことばかりで不安に思われる方も多いかと思います。
「どこで産むか」「いくらかかるか」は出産にまつわる大切なポイントです。これまでパートナーと共働きの夫婦だったとしても、出産直前にお金が足りなくて頭を悩ませるという事態も起こりうることです。
そこで今回は、
・出産費用はどれくらいかかるの?
・産婦人科と産院では出産費用が違うの?
・出産日本一で注目される熊本県の産婦人科について知りたい!
といった方に、出産までにかかる費用と、出産日本一で注目される熊本県の産婦人科、福田医院について
詳しくご紹介します。
関連記事>>高齢出産で子どもを産むお母さんが考えておきたいお金の話
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この記事の目次
妊娠から出産までにかかる費用は?
妊娠から出産後までにかかる費用は、おおよそ60〜70万円程度とされています。高齢出産の場合、このおおよその費用に加え、出生前診断などの検査を受ければ、プラスアルファの費用がかかります。
出生前診断費
出生前診断には、従来型の血液検査から新型の診断まで数種類の検査方法があり、従来型の方法であれば数万円で受けられますが、新型出生前診断(NIPT)を受ける場合には、検査に20万円前後の費用がかかります。
さらにこの血液検査の結果で陽性が出た場合は、さらに詳しい検査を受ける費用が追加でかかります。
出生前診断は任意検査なので、絶対に受けるものではありませんが、このような検診結果以外にも、赤ちゃんや母体に何らかの異変があればその都度病院へかかることとなりますし、高齢出産ではその機会も多くなりがちです。
参考記事>>血液検査で分かる!高齢出産で行われる新型出生前診断とは?
高齢出産の場合は特に出産にリスクを伴うため、通常よりも費用が多くかかる可能性があるのです。「金銭的問題で検査を受けられない」ということがないよう、それらの費用はしっかりと工面しておきましょう。
一般的に必要な出産までの費用
健康的に出産予定日を迎えるには、お腹の赤ちゃんの発育状況や母体の健康状態のチェックが欠かせません。そのため、妊娠から出産までの期間には「妊婦健診」が不可欠です。
妊婦健診では、基本的な問診と血圧・尿・体重などの計測に加え、必要に応じて血液検査、子宮頸がん検診、超音波検査などを行います。
妊婦健診は体調や妊娠週数によって、月1回から週1回のペースで通うことになり、一般的には出産までに14回程度受けることになります。
健診費用は検査内容や施設によって異なりますが、1回5000円〜10000円程度かかります。特に初診は検査内容によって費用が大きく変わるため、事前に電話などで確認しておくと安心です。
最近では生まれる寸前まで産婦人科を受診しない、いわゆる「飛び込み出産」が多く見受けられます。「検診代がない」あるいは「勿体ない」などその理由はさまざまですが、お母さんと赤ちゃんの健康を考えると定期健診は欠かすことができません。
十月十日の妊娠期間を考えると、少なくとも10万円前後はかかると考え、備えておきましょう。また、産後1ヶ月の検診もありますので、その際にも2000円〜5000円程度の費用がかかります。出産後も費用がかかることはお忘れなく。
分娩や入院にかかる費用
妊娠~出産において一番費用がかかるのは分娩・入院費です。分娩・入院費は病院によって大きく異なりますが、総額20万円〜100万円くらいとされています。
しかし、出産時のアクシデントにより費用が大きく変わることもあります。特にアクシデントが起こりやすいとされる高齢出産ではその可能性は否めません。
「通常分娩のはずが帝王切開になった」という場合は入院が長引くため、もちろん費用もかさみます。高齢出産が必ずしも帝王切開となるわけではありませんが、その確率が高いのは事実です。
万一の可能性も頭の片隅に入れ、余裕をもって費用の準備をするよう心がけましょう。
出産費用は産婦人科と産院で異なる
厚生労働省のデータによると、平成24年度の出産費用は全国平均で41万6727円でした。
そのうち、「産婦人科」で出産した場合の費用相場は40万円〜50万円円前後、「産院」では30万円〜40万円前後となっています。一般的には産婦人科に比べて産院の方が1割程度安いところが多くなっています。
出産施設は総合病院、個人クリニックなど規模に差があり、出産やそれに伴う入院費用は各施設によって大きく異なります。セレブ御用達の病院では100万円以上の費用がかかる場合もあります。
参考記事>>高齢出産だからこそ受け入れ病院は慎重に!!産院選びの基本
産婦人科と産院の違いって?
産婦人科で出産するより、産院で出産した方の費用相場が若干安いのは、産婦人科と産院ではお産までを世話する担当者と出産をサポートできることが違うからです。では、産婦人科と産院について、それぞれの特徴をご紹介します。
産婦人科
産婦人科では、出産は産婦人科の医師が行います。主に分娩台で出産するスタイルで、帝王切開への対応や、緊急事態が起きてしまった場合の医療行為も即座に行うことができます。
安全性を重視される方や、切迫流産・早産などのリスクが高い妊婦さん、高齢出産の場合は産婦人科を選びましょう。
産院
産院は産婦人科と異なり、助産師を責任者として出産を行います。助産師は医師ではないため、医療行為はできません。
したがって、産院で行われる検診や分娩は、医療行為が必要のない通常分娩の方のみに限定されています。
万が一緊急事態が起こった場合は、提携している病院に搬送されることになります。産院のメリットは、助産師との距離が近い施設が多い点です。
大きい病院では検診と出産の担当医師が異なる場合がありますが、産院では少人数のスタッフとアットホームな雰囲気の中で出産に臨めるため、産院を選ぶ妊婦さんも多くいます。
都道府県でも異なる出産費用
出産にかかる費用を都道府県別に見ると、最高(一番費用が高い県)は東京都で49万7872円でした。東京都に次いで、神奈川、宮城、埼玉と続きます。
最低(一番費用が安い県)は鳥取県の33万5607円で、次いで沖縄、高知、熊本の順になっています。
このように出産費用は都道府県によっても大きく差が開いており、比較的関東地方は費用が高く、北海道や四国、九州・沖縄地方は低い傾向にあります。
出産日本一で注目される熊本県の産婦人科
日本全国で出産数が多い病院を見てみると、
1位 熊本県「福田病院」
2位 埼玉県「愛和病院」
3位 埼玉県「恵愛病院」
4位 神奈川県「堀病院」
5位 愛知県「安城更生病院」
(出典:医療介護情報局 2015年3月 分娩数の統計)
となっており、出産費用が安い県に入る熊本には、出産数日本一としてテレビでも紹介された産婦人科があります。福田医院という産婦人科です。
高齢出産をされる方におすすめの病院として、今注目されている病院です。福田医院には2名の不妊治療専門医師も在籍しており、個々の状態にあわせた治療を行ってくれます。
2015年の実績では、福田医院へ来院した外来患者数は、1日平均453名と非常に多く、都内の大学病院にある産科への、1日平均来院数が60名ですから、その数は圧倒的です。
出生総数3480名、分娩数は3403名と、来院数からも想像できるとおり、出産数が日本一多い産婦人科で、しかも、出生総数は2014年の3416名からも増えており、ハイリスク分娩数、帝王切開率などから見ても、高齢出産の方には心強い実績を残している病院です。
福田医院が出産数日本一である背景
熊本市には約30カ所の産婦人科病院があります。しかし、それにもかかわらず、ほとんどの妊婦さんが福田病院を利用しています。熊本県では1年に約7000人の赤ちゃんが生まれています。
そして、そのうち福田病院で生まれた赤ちゃんは、なんと3400人にも上ります。驚くことに熊本では2人に1人が、この福田病院で生まれているということになります。
つまり数ある産婦人科や産科、産院の中で、50%の方が福田医院を選んでいるということなのです。福田医院がこれほどまでに人気があるのはどうしてなのでしょうか。
公式ページ>>福田医院
福田医院で受けられる待遇
福田医院は、外観はいたって普通の病院ですが、中に入ると外観からは想像できないような驚きに満ちています。
ロビーはまるで高級ホテルのような、豪華で煌びやかなつくりになっていて、そこには、グランドピアノの豊かな音色がただ静かに流れています。
天井を見上げれば、そこにはオペラ座にあるようなシャンデリアがつり下げられています。高級ホテルでもめったにないような高い吹き抜けがある受付。ここが病院だという事実を忘れそうになるゴージャス感があります。
ゴージャスなのはロビーだけではありません。陣痛があってからの出産、その後の回復を行う部屋は、木目調の内装が寛ぎの空間を演出しています。
しかもこの病室は普通の入院部屋なのですが、それがわずか1分で分娩室に早変わりします。福田医院の入院部屋は、すべて個室となっていて、入院から出産までプライベートな空間でお産に望めるようになっています。
出産後もこの特別なサポートは続きます。福田医院の中には、店構えも高級料亭と変わらず、味も一級品の「四季亭」というレストランがあります。このレストランは、出産後のお母さん専用のレストランです。
お母さんたちは皆、院内着姿のままこのレストランを利用することができます。出産という大仕事を終えたお母さんたちに、院内に居ながらにしておいしいモノを食べて欲しいという、病院の配慮から誕生したサービスです。
メニューは料理人と栄養士で考えたものばかりで、味はもちろん、栄養バランスの整った食事が取れるようになっています。
メニューには、和食のビッフェ、釜戸で炊いた有機米のお米、炭火で焼いた鮭など、女性の好きな和食の献立が並び、見ているだけでも楽しい気持ちになるような光景が広がっています。
ランチには、同じ階に洋食を味わうことのできる「レ・セゾン」というイタリアンのレストランがあります。目の前で焼いてくれる本格ピザやパスタなど女性の好きなメニューが並んでいて、こちらも充実しています。ピアノの生演奏まであり、すべてにおいて至れり尽くせりの医院です。
快適な個室空間と、豪華すぎるといっても過言ではないほどの、出産後の豪華な食事。セレブのような待遇で、入院していることも忘れてしまいそうになります。
福田医院が人気の秘密
これほどの待遇が受けられるのであれば、入院費用はすごく高いのではないかと思われますが、熊本県では2人に1人がこの福田医院で生まれているということを思い出してください。
健康保険組合に加入していると、子供1人の出産に対して出産育児一時金が原則42万円支給されますが、福田病院の一連の費用はこの金額で収まり、熊本市内のほかの病院と比べても費用面はほぼ変わりません。
その上、診察のシステムにも福田医院独特のホスピタリティが採用されています。たとえば、福田医院のホームページには「予約制ではありません」と記されています。
通常の産婦人科病院は、病床数に限りがあるため早め早めに、予約するのが一般的ですが、福田医院は病床数が異例に多いので、出産を断ることがほとんどありません。
その他にも、福田病院にはプールがあって、運動不足になりがちな妊婦さんたちが利用できるようになっています。
泳ぐことで血行がよくなり、妊婦さんに多い腰痛の予防になるといわれています。また、院内にはエステルームがあり、出産後、体力が回復したお母さんがヘッドスパや全身のエステを受けられるサービスもあります。
しかも、このサービス費用も入院費用に含まれており、別料金を払う必要がありません。院内には相談室もあって、臨床心理士などが出産や子育てについて親身になって相談に乗ってくれます。
小児科も併設していて、さらには院内に保育園まであります。まさに出産からお子さんの成長までを通して見守ってくれる病院です。
これほど手厚いサービスを受けられるのはなぜか、福田医院の理事長はこう言います。「お産は病気やケガと違う。女性にとって輝いている1ページ」なのだそうです。
豪華な内装も、美味しい食事も、新しい命の誕生の瞬間を素敵な想い出にしてもらうために行っているということです。
福田医院は、理事長の女性を尊ぶ心遣いが感じられる病院として、熊本の大半の妊婦さんに選ばれています。
公的な助成制度も利用しよう
熊本には、妊婦さんのための最強の病院がありますが、全国的にはやはり珍しい病院です。そして、他県から福田医院を受診するのは現実的にも難しい面があります。
費用の面で、少しでもストレスなくお産に臨めるよう、病院選びはもちろん大事ですが、他にも、自分の蓄えだけで工面するのではなく、公的な補助があることも知っておきましょう。
先ほど出産育児一時金について触れましたが、妊娠がわかったら、まず自分の住んでいる自治体の助成制度を確認します。正常な妊娠は病気ではないため、妊婦健診に医療保険は使えません。
そのため、現在国や自治体では健診無料化が行われており、母子手帳と同時に補助チケットが配布されています。
ただし、地域によって助成される金額や健診内容に差があり、産婦人科・産院によっては検査費用が助成範囲をオーバーして、数万円の自己負担となる場合もあります。事前に合計でどのくらいの金額を負担することになるのか、イメージしておくことが大切です。
出産費用の助成としては「出産育児一時金」がお子様1人につき42万円支給されます。人数分の支給となるため、生まれたの赤ちゃんが双子の場合だと84万円が支給されることになります。
「直接支払制度」を実施している施設では、妊娠期間中に手続きをしておくと、健康保険から施設に「出産育児一時金」が直接支払われます。
この場合、退院時に不足金額を支払うだけで済みます。平均的な出産費用の施設では、実質負担がほとんどないケースもあります。
場所や病院によって費用は異なる
妊娠から出産までにかかる費用は高齢出産の場合とそうで無い場合、住んでいる都道府県や自治体の支援、産婦人科か産院か、入院の際どの病院を選ぶかなどによって、かかる費用は大きく異なります。
出産は、女性やその家族にとって重要なライフイベントの一つです。お産に必要な費用をきちんと確認しておいて、安心して出産予定日を迎えましょう。
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