高齢出産で産んだ子どもの方が健康になる?子どもの成長が心配な高齢ママへ

高齢出産で産んだ子どもの方が健康になる?子どもの成長が心配な高齢ママへ

高齢出産ではとかくリスクが取り沙汰されます。たしかに20代で出産することに比べれば不安も大きいでしょうが、実は「ハイリスク・ハイリターン」といわれる高齢出産には良い点も多くあるのです。

そこで今回は、

・高齢出産のメリットってあるの?
・高齢出産で生まれた子どもの健康について知りたい!
・0歳児の発育に不安がある

といった方に、あまり取り上げられない高齢出産の意外なメリットと、子どもの健康や言葉の発育についてご紹介します。

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赤ちゃんを授かった喜びの大きさ

子どもが欲しいけど年齢的に無理かもしれない、でもやっぱり赤ちゃんを産みたい、リスクはあるけどこれが最後のチャンスかもしれないし、どうしてもこの手で赤ちゃんを抱きたい。

高齢出産に臨んで産まれてくる赤ちゃんは、お母さんがこうした葛藤を乗り越えて産まれた、まさに待ち望まれた赤ちゃんなのです。

念願かなって授かった赤ちゃんと会えるのが待ち遠しくて、大きくなっていくお腹を愛おしそうに撫でながら話しかけていたことでしょう。そしてやっと会えた我が子、幸せを噛みしめる瞬間です。

女性は若い頃のほうが妊娠しやすいのは事実です。ですが「子どもがほしい」と願っての妊娠ではないことも多々あります。

排卵日の計算間違い、避妊できなかった、まさか赤ちゃんができるとは思ってなかったなどの安易な理由もあります。

しかし高齢出産にはそのような無計画さはありません。産まれてくる赤ちゃんも自分自身も幸せになれる生活を思い描いたうえでの出産です。

高齢出産だからこその大きな喜びと達成感があるのです。これこそが紛れもない高齢出産の最高のメリットではないでしょうか。

高齢出産でのポジティブな効果

これまでは、高齢出産には早産やダウン症など妊娠・出産のリスクが高いといわれてきました。また、成人してからもアルツハイマー病・糖尿病・高血圧などのリスクがあるともいわれています。

しかし、ドイツのミッコ・ミルスキラ教授とイギリスのキエロン・バークレイ博士の研究では、親が高齢で生まれた子どもにとって良いこともあると指摘しています。

それは、母親が高齢出産で生んだ子どものほうが、背が高く健康で学歴も高くなる傾向があるというものです。

先進国では子どもがしっかりとした教育を受けられる機会が増えていることや、昔にくらべて健康寿命が延びていることなどが理由として挙げられています。

世界中の国々で、衛生面や経済状態などがより良くなるよう努力され続けています。これまではその変化や改善されていることに重きをおいて考慮されずに、高齢出産へのリスクだけが取り沙汰されていました。

ですが実際には、10年遅く出産すれば子どもを取り巻く社会の環境も10年分進んでいるのです。

たとえば、1950年生まれの女性が20歳で出産すると子どもは1970年生まれになります。それが40歳で出産すると子どもは1990年生まれになるのです。

ミッコ・ミルスキラ教授は「この20年の違いは大きい」として、1970年生まれの子供は1990年生まれの子供に比べて大学に行く確率がはるかに高まるだろうと説明しています。

そして、スウェーデンで1960年から1991年の間に生まれた男女150万人のデータを使って解析しました。その結果、高齢出産で生まれた子どもはより背が高く、高校の成績が良く、大学進学率も高いというデータが出ました。

ミッコ・ミルスキラ教授は、高齢出産に対する見方を変える必要があると説いていました。また、一般的に高齢出産にともなうリスクは広く知られているが、ポジティブな効果があることはあまり知られていないともコメントしています。

高齢出産で生まれた子どもの方が成人した後も健康?

ニュージーランドでは、初産をする女性の平均年齢が上昇傾向にあることから、平均年齢46歳の男性70人を対象に健康診断を行いました。

すると、親が年を取ってから生まれてきた子どもは、46歳の時点で血圧が低く、コレステロール値なども良好であることがわかったのです。

糖尿病のリスクは明らかに低く、これは太り過ぎだと思われる体型の中年男性であっても同じ傾向にありました。

さらにイギリスの2人の研究者による調査でも、40歳以上の女性から生まれた子どもはより健康な状態にあったと報告しています。

これらの研究結果の原因はまだ不明で、両親どちらかに要因があるのか、また先天的なものか子育てによるものかもわかっていません。

しかし、これまでの高齢出産にともなうリスクを重視している定説に反するもので、高齢出産に臨もうと考えている勇気あるお母さんには心強いものとなるはずです。

0歳児の発育に不安を感じる高齢ママへ

高齢出産で生まれた子どもの方がいずれ健康になると聞いても、あまりに先のことでピンとこないかもしれません。

お母さんにすれば赤ちゃんの時期の発育状態はやはり気になるものです。何しろ赤ちゃんは言葉がしゃべれないのですから、いつも一緒にいるお母さんが判断するしかありません。

するとどうしても同じ月齢の赤ちゃんと比べてしまい、できないことが少しでもあると「なにか問題があるんじゃないだろうか」と心配になってしまいます。

取り越し苦労ならいいのですが、もしも本当に何か発育に問題があるのならば、親としては早く見つけて、なんとか改善してあげたいと思うのも当然のことで無理もありません。

子どもの成長には個人差がある

しかし、子どもの成長というのは本当に人それぞれ、三人三様、10人いれば10人すべて発育の仕方が違うものです。

とくに赤ちゃんの頃は個人差が大きく、たとえば一般的には3ヶ月頃に首が座り、6ヶ月頃に座れるようになって、8ヶ月~1歳頃につかまり立ちをするといわれています。

ですが実際には、10ヶ月を過ぎてもハイハイばかりで一向につかまり立ちをする気配がない赤ちゃんもいます。

それでもハイハイがうまくできているなら問題はありません。かえって足腰が丈夫になって、つかまり立ちをしたかと思ったらすぐに歩き出したりするものです。逆に早い時期に歩き始める赤ちゃんもいます。

要は、ちゃんと体を動かせているならいずれしっかり歩ける、ということです。

乳幼児の定期健診で聞いてみる

日本では、決められた月齢になると定期的に検診を受ける「乳幼児健診」があります。最初のころは3ヶ月ほどの間隔で乳幼児健診を受けるので、もし気になることがあるのならその時に医師や保健師に相談してみましょう。

ですが、乳幼児健診の際にも、発達や発育に問題がないかよく観察してくれていますので、特別なにも言われないのであれば問題なしということで、あまり心配しすぎないようにしましょう。

発達障害などの兆候は、発育の個人差が激しい0歳の時点で見極めるのは難しいです。どうしても気になることは医師や保健師に相談して、お母さんの不安な気持ちを解消しましょう。

そして、できていないことよりも、できるようになったことに目を向けて、少しずつでも確実に成長している我が子を見守ってあげてください。

発達障害の兆候を見極めるのはせめて2歳になってから

赤ちゃんも2歳ごろになると言葉や物事の理解ができるようになってきます。そして4歳頃になると社会性も育まれるようになります。

そのため、発達障害があるかないかを見分けるのは2歳以上になってからが適しています。

発達障害は親のしつけや接し方に関係なく、脳の先天的な機能不全の一つです。そのことを理解したうえで適切な接し方をすれば、症状が改善することも十分にあり得ます。

もし発達障害の兆しが見えても、悲観して暗い顔などせずに、より明るく楽しく話しかけてあげましょう。

そしてたくさんのいい刺激を与えてあげてください。子供にとってはお母さんの笑顔が一番なのですから。

2歳を過ぎてもおしゃべりができない

言葉の発達にも個人差があります。また、男の子は女の子にくらべると遅い子が多い傾向にあります。

カタコトの言葉を話す様子はとても可愛いものですが、親としてはやはり不安になってくるものです。2歳を過ぎても単語さえハッキリと発音できないとなると、一度は相談してみたくなるのも無理はありません。

乳幼児健診では、2歳になって「ワンワン来た」「マンマ食べる」などの2語文が出ないようなら、相談するようにと勧めています。

何が原因で言葉が出てこないのかを知るためには、専門の医師に診てもらうのも一つの選択肢として検討してみて下さい。

おしゃべりができない原因はいくつかある

おしゃべりができない原因についてそれぞれ見てみましょう。

発達性言語障害

耳も聞こえていて言語を理解する力もあり、やっていることは普通だけど言葉だけが遅くて2歳を過ぎても単語も言えない、というケースです。

この状態の子どもは、3歳を過ぎたころから単語が話せるようになって、4歳を過ぎたころから言葉が増えていき、小学校に上がるころには他の子どもと変わらないほど話せるようになってくるのでまず心配いりません。

難聴

耳が聞こえないために言葉が入ってこず、認識することも理解することも難しいため言葉が出てこない状態です。

知的障害

言葉の遅れに一番多い原因です。言葉は入ってくるけれど、理解する能力が通常よりも低いため、自分で言葉を使いこなすことが難しいケースです。

情緒障害

親や他の人間の表情や言葉に興味を示さない、耳から入ってくることに対して集中して聞くことがない、10話しても10すべてを吸収しないといった状態です。

自閉症や多動の子どもによくみられるのですが、自閉症の子どもは親の言葉や表情に興味を示さないから、多動の子どもは興味があちこちに絶えず動くので言葉をじっくり聞いていられない、そのため言語的な刺激を受けにくくなり言葉が遅れます。

脳障害

言葉を聞いて理解して発語するという流れのどこかの部分が、脳障害によって問題が起きているということです。

しかし脳障害であれば、言葉の遅れより先にほかのことで兆候が出ることがあります。

どうしても言葉の遅れが心配な高齢ママへ

なぜうちの子はおしゃべりできないんだろう?そう思って不安になったら、次の4つのポイントについてチェックしてみてください。

・日常生活の中で使われる簡単な単語は理解できていますか?「お口はどれ?」と聞いたら指差しでも答えることができますか?「バイバイ」といったら手を振ってバイバイできますか?
・耳は聞こえていますか?お母さんやお父さんの呼びかけ、チャイムの音などに反応していますか?
・まわりの事に興味を示していますか?お母さんと他人の区別はつきますか?
・ウロウロと落ち着きがなく、一つのことに異常に執着してこだわったりしていませんか?

すべてYESなら問題ありませんが、それでも心配だったり気にかかることがあれば迷わず専門の医師に診察してもらいましょう。

たくさん話しかけることが刺激になる

子どもが言葉を覚えて話せるようになるには、お母さんやお父さんがたくさん話しかけてあげることが大事です。

子どもは親やまわりの大人の話す言葉を聞いて理解し、理解できたものから言葉として発語できるようになります。

たとえば、身近なものを指差して「バナナ」「ネコ」など、ゆっくりとした口調で教えてあげましょう。

散歩しながら話しかけるのもいいコミュニケーションになります。オモチャを使って遊びながら教えるのも、子どもにとって楽しみになるはずです。

絵本の読み聞かせのススメ

絵本の読み聞かせが、子どもの成長にいい影響を与えることは広く知られています。

高齢出産で産まれた赤ちゃんのIQが高い傾向にあるのは、高齢ママには子どもに読み聞かせをしている人が多いからではないか、ともいわれるほどです。

子どもは、小さい頃からお母さんにたくさんの絵本を読んでもらうことで、想像力や発想力が豊かになります。

そして言語能力や集中力も養われるのです。また、幼い頃から本と親しんでいれば大きくなっても読書が習慣となってきます。

読書をする習慣は、集中力や想像力などをさらに豊かにするだけでなく、さまざまな知識も与えてくれます。

その知識は読んだ人間の糧となって、さらに人間性を高めてくれます。これも、高齢出産で生まれた子どもは学歴が高くなる傾向があるといわれる所以かもしれません。

お母さんが子どもに読み聞かせをしてあげて、その子どもがまた自分の子どもに読み聞かせをしてあげる、そうして受け継がれていったら素晴らしいですね。

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