高齢出産で産まれた赤ちゃんはIQが高いって本当!?
高齢での出産はリスクの方が高いように思われがちで、にわかには信じられない話だと思います。
しかし、イギリスのロンドン大学が40歳以上の母親が出産した赤ちゃん(9ヶ月から5歳)を対象に調査した結果、若い母親から産まれた赤ちゃんより小さい頃から発する単語が多く、IQ値も高いということが明らかになりました。
そこで今回は、
・高齢出産だと赤ちゃんのIQが高いのはどうして?
・赤ちゃんのIQが高くなる理由を知りたい
といった方に、高齢出産と赤ちゃんのIQの関係や、赤ちゃんのIQが高くなる理由について詳しくご説明します。
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高齢出産では、たくさんの体力を使うため、赤ちゃんのためにもバランスの良い栄養管理をおこないたいものです。
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この記事の目次
なぜ高齢出産で産まれた赤ちゃんはIQが高いのか
理由としては『高齢の母親の方が人生経験も豊富で穏やかで、若い母親より衝動的ではないから』だといわれていますが、具体的にはどういうことなのでしょう。
精神的な余裕
実際に出産や育児に対するアンケートをとると、『自信がない』と答えている世代は20代前半が多く、30代以上の母親の多数が『ゆったりとした気持ちで出産や育児ができる』と答えています。
20代前半といえば社会人になってまだ数年しか経っていません。自信がないのも当然といえば当然なのかもしれません。
若い時はやりたいことがたくさんあって普通です。仕事もしたい、学びたいこともある、遊ぶことも大事です。
しかし、子どもができたらそうもいきません。自分のことは後回しで、子ども中心の毎日が待っています。それでも計画的に妊娠・出産を考えていたのであれば心積もりもできるでしょうが、計算外となれば自分の気持ちがついていかないこともあります。
母親になるのは大変なことです。出産はもちろんのこと、そのあとにくる育児はもっと大変です。若くして母親になった女性は、仕事も勉強も遊びも二の次にして育児に励まなければならなくなるのです。
頭ではわかっていてもイライラしたり、愛情があっても赤ちゃんと触れあえる時間がとれなかったりと、なかなか気持ちに余裕が持てないかもしれません。自信がないというのもしかたありません。
しかしこれが30代以上の女性になると、仕事も学ぶべきことも遊びも、それなりに経験を積んで一段落した年代になります。時間的にも経済的にも、多少の自由がききやすいお年頃です。
もちろん個人差はありますが、仕事や近所付き合いでの人間関係に揉まれて、衝動的な言動も影をひそめて穏やかになってきます。
そして待ちに待った妊娠・出産となれば、万全の態勢で赤ちゃんを迎え入れることができます。自分のことは後回しで子ども中心の毎日が苦になるはずもありません。
特に、赤ちゃんとずっと一緒にいられる環境こそが『ゆったりとした気持ちで出産や育児ができる』と思える事が大きな要因でもあります。
赤ちゃんは一番長く一緒にいるお母さんから多くのことを吸収します。そして毎日成長しています。
その成長をいつも見守っていられるという喜びと安心感が、お母さんに余裕と自信をもたせるのでしょう。精神的な余裕は、出産と育児を迎えるママにとっても、これから産まれてくる赤ちゃんにとっても重要なことで、高齢出産の大きなメリットといえます。
高齢ママだからこその子育て効果
高齢出産で産まれた赤ちゃんが必ずしもIQが高い、というわけではありません。そこには母親の子育て効果もあるのです。
高齢で出産をする女性の場合、それまではキャリアウーマンでバリバリ仕事をこなしてきた人も多くいます。高学歴で仕事を頑張ってきた女性は、普段から本を読む習慣をもつ人も多く、自然と自分の子供にも本を読み聞かせる習慣がうまれるといわれています。
人間は本をたくさん読むことで集中力も養われ、表現力も高くなり、想像力や発想力が豊かになります。それは大人でも子どもでも同じことです。
小さい頃からお母さんにたくさんの絵本を繰り返し読んでもらうことによって、豊かな言語能力や想像力が育まれていきます。
『子供に読み聞かせをしていますか』というアンケートで、20代の母親の57%が子供に読み聞かせをしているのに対して、40代以上では76%もの母親が読み聞かせをしているという数字がでています。
5歳児を対象にしたIQ調査では、若い母親から産まれた子供よりも、高齢出産で産まれた子供のほうがIQ値が高いことが判明し『高齢出産で産まれた赤ちゃんはIQが高い』ということが科学的に立証されました。しかし生まれつきIQ値が高いというより、母親の育て方と赤ちゃんを取り巻く環境による成果だといえます。
経済的な余裕
高齢出産はたしかにリスクもありますが、メリットもたくさんあります。その一つには経済的な余裕も含まれます。
高齢で出産する女性の多くがそれまでに仕事をもっていた人です。また出産するにあたって準備期間があった人たちです。生活の基盤がある程度整った状態で出産にのぞむわけですから、豊富な人生経験だけでなく経済的にも自立している年代といえます。
経済的に安定していれば、お母さんが赤ちゃんと接していられる時間もより多くつくれます。乳幼児期は、母親と一緒に過ごす時間が長ければ長いほど赤ちゃんにとっては幸せだといえます。そしてお母さんも、赤ちゃんと一緒にいることによって、母親としてより成長していけるのです。
最近では、天才児秀才児を育て上げる早期教育などもあります。月齢や年齢に応じた遊び方で子どもの能力を引き出してあげるのも、いつも一緒にいられるお母さんだからこそできることです。
また、大きくなった時に豊かな教育環境を整えてあげることも、さまざまな人生経験を得て経済的にも余裕ができた高齢夫婦ならではのメリットでしょう。
友人に出産や育児の経験者がたくさんいる
女性にとって初めての出産や育児は未知の世界で不安がつきものです。とくに乳幼児期は外へ出かけるのも一苦労で、ついつい家に閉じこもりがちになるお母さんもたくさんいます。
子育てをしているあいだは世間との関わりが少なくなり孤独を感じてしまうこともあります。ですが、ふとまわりを見回してみると、出産や育児の経験者がたくさんいるではないですか。
出産に対する不安や育児に対する質問は、経験者である友人になんでも聞いてみましょう。あの時にああすれば良かった、こうすれば良かった、といったタメになる話も聞けるかもしれません。
10年以上前に出産した友人、数年前に出産した友人、相手によって意見や感想も変わってきます。さまざまな友人に相談して色々な意見を聞けることも高齢出産ならではのメリットです。
育児に疲れを感じた時や愚痴を言いたい時は、遠慮せずに先輩である友人に頼ってください。赤ちゃんの顔が見られるとなれば、喜んで来てくれるでしょう。
特に我が子が大きくなってしまったお母さんにとって、久しぶりの赤ちゃんはとても新鮮で懐かしくて可愛いものです。
また、たくさんの人と小さい頃から触れあっていれば、子どもはお母さんからは得られないことも他の人たちから吸収することができます。色々な人から色々なことを吸収すれば、子どもの脳はどんどん刺激されて活性化することでしょう。
IQが高くなる理由は?
高齢出産で産まれた赤ちゃんのIQが高いことは証明されましたが、生まれつきというわけでもないようです。では、IQが高くなるには他にどういった理由があるのでしょう。
母乳が子どものIQを高める
ボストンの小児病院の研究チームで、赤ちゃんの脳の発育に母乳がどれくらい影響を与えるのかという研究を行いました。
1300名以上の赤ちゃんの情報を集めた結果、3歳の時点での言語テストも、7歳の時点での知能テストも、どちらも母乳で育てた期間がより長いほうが点数が高いということが判明しました。
出産から1年間、生後一歳になるまで母乳で育て続けると、小学校入学の時点でIQはおよそ4ポイント高くなるという結果もあります。
なぜ母乳が子どものIQアップに関係しているのかはまだ解明されていない点が多いですが、母親が摂取した栄養素が母乳に含まれることによって脳の発達を促しているのではないかと注目している研究者もいます。
アメリカ小児科学会や世界保健機構(WHO)でも、生後6ヶ月は母乳のみで、さらに生後一歳になるまでの残り6ヶ月間も母乳は続けたほうがいいと提唱しています。
母乳の場合は、哺乳瓶でミルクを飲むときよりもかなり吸う力が必要です。吸いながら舌も使って母乳を飲むので、アゴも上下に動きます。アゴを使えば脳にも刺激が伝わりますから、脳が発達してIQが高くなるのに一役買っているのかもしれません。
粉ミルクで育った赤ちゃんのIQは?
母乳で育った赤ちゃんは、粉ミルクで育った赤ちゃんよりIQ値が高いという報告がありますが、ミルクで育ったから必ずしもIQ値が低いというわけではありません。
赤ちゃんの足りない栄養素を補ってあげて、絵本の読み聞かせや積み木遊びなどで積極的に脳に刺激を与えてあげましょう。
とはいえやはり母乳にはスキンシップがとれたり、母体の回復が早かったりとたくさん利点がありますので、おっぱいの下をマッサージしたり、母乳に良いといわれているラズベリーリーフやたんぽぽコーヒーを飲むなどして、母乳の出を良くする習慣を作りましょう。
粉ミルクが母乳に近づいている?
近頃の粉ミルクはとても優秀です。そもそも粉ミルクは母乳の成分を研究して、基準値によって必ず入れなければならない成分が決まっています。
それ以外の成分はメーカーによって違ってきますが、母乳にDHAがたくさん含まれていることからDHAを粉ミルクに入れているメーカーや、ビフィズス菌が母乳に多含まれているため粉ミルクに入れているメーカーなど、母乳により近づくための努力がなされています。
母乳と全く同じとはいかないでしょうが、赤ちゃんに必要な栄養素はしっかりと摂取できるようになっています。粉ミルクを購入する際には、成分表示をよく見比べてみましょう。
妊娠中の食べ物が子どものIQを高める
妊娠前や妊娠中の母親がしっかりとした栄養摂取を心がけることを栄養療法といい、栄養療法によって必要な栄養素を蓄えて産まれてくる赤ちゃんを『ビタミンベビー』といいます。
ビタミンベビーはお母さんのお腹の中で充分な栄養を与えてもらい、居心地のいい時間を過ごします。産まれたあとも栄養たっぷりの母乳をもらいます。
必要な栄養素で満たされているビタミンベビーは、精神的にも安定しているので育てやすいのが特徴です。夜泣きしない、いつも機嫌がいい、風邪や感染症にもかかりにくい、アレルギー症状がないなど嬉しいことづくめです。
そして、ビタミンベビーには優秀な子が多いのも大きなメリットです。ノルウェーでは、妊娠中や授乳期にオメガ3系脂肪酸を多く摂取した母親の子どもは、4歳時にIQ値が向上したという研究結果が報告されています。
オメガ3系脂肪酸が多く含まれている食べ物とは、たとえばエゴマ油・クルミ・サンマやサバなどの青魚・緑黄色野菜・豆類・チアシードなどになります。
また、ビタミンB群も子どもの知能アップには欠かせません。ビタミンB1を1年間、毎日2mgずつ摂取した子どもは、摂取しなかった子どもと比べて、記憶力も反応の早さも上回る結果になりました。
しかも知能の発達度は2倍以上、物事に対する興味・関心度に至っては5倍以上という高い数値がでています。
ビタミンB1は豚肉のモモ赤身などに多く含まれますが、水溶性で水に溶けやすいため摂りだめができません。1日の推奨量を毎日クリアするには、毎日のごはんを玄米や胚芽米に変えることがポイントです。
白米に含まれるビタミンB1の量に対して玄米は約7倍ものビタミンB1が含まれていますので、効率よく補うことができます。脳に充分なエネルギーを送るにはビタミンB1が不可欠です。食事で補いきれない場合はサプリメントを利用するのもいいでしょう。
妊娠中のお母さんの栄養状態はとても重要で、たとえば鉄分が不足していたお母さんから産まれてきた赤ちゃんは、知能の発達や身体発育の低下・情緒不安定・注意力散漫といった悪影響が出ることも分かっています。
母体の栄養不良は、産まれてくる赤ちゃんが数十年後に生活習慣病になる原因ともなり得るのです。しかもその影響は孫の代まで続くともいわれています。
お母さんがしっかり栄養療法を実践して立派な『ビタミンベビー』を産むことができれば、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても計り知れないプラスとなります。
とはいえ、現代では充分な栄養価が摂取できない食べ物もたくさんあります。お母さんと赤ちゃんの栄養のために、不足していると思ったものは良質のサプリメントで補うことも考えましょう。
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