高齢出産とアレルギーは関係ない?赤ちゃんとお母さんの要因
高齢出産のリスクにはさまざまなものがありますが、その1つとして「アレルギーとの関係性」が挙げられます。
高齢出産とアレルギーの関係は、医学的な関連は認められていませんが、さまざまな憶測や噂があとを絶ちません。
そこで今回は、
・高齢出産とアレルギーは関係あるの?
・赤ちゃんのアレルギーとお母さんの関係は?
・アレルギーについて詳しく知りたい
といった方に、赤ちゃんとお母さんのアレルギーについて詳しくご説明します。
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この記事の目次
高齢出産に関係が深いアレルギーとは
高齢出産では二つのアレルギーが出やすいといわれています。その一つが生まれてきた赤ちゃんのアレルギーです。
生まれた赤ちゃんにアレルギーが表れるのは高齢出産に限ったことではありませんが、若いうちに産んだ子供と違いアレルギーの症状が出やすいといわれています。
また、この赤ちゃんのアレルギー遺伝についても高齢出産の方が確率が高くなるとの噂もあります。お母さんがアレルギーを持っている場合、高齢出産の方が赤ちゃんもアレルギーになりやすくなるというのです。
また、お母さんも例外ではありません。出産後は体質が変わるといわれていますが、高齢出産の場合、お母さんの体調が大きく変化するといわれます。
今まで全くアレルギーがなかったのに、高齢出産した後にアレルギーになった方を多く聞きます。これが二つ目の高齢出産に伴うアレルギーです。このアレルギーにまつわる話は、本当のところはどうなのでしょうか?
赤ちゃんのアレルギーって?
赤ちゃんは生まれてすぐにアレルギーを発症してしまうわけではありません。おかしいなと思う症状が度々繰り返されたり、2週間以上続く場合にアレルギーの可能性があると診断されます。
そのアレルギーの原因はさまざまで、食品が原因の場合や花粉、ダニ、ほこり等、その赤ちゃんによって要因は異なります。また症状もそれぞれ違っており、皮膚のかゆみや湿疹、じんましん、くしゃみや鼻水等が見られます。
そうしたアレルギーの症状は最近増加傾向にあり、一昔前の約2倍となっています。また発症する年齢も低くなっています。
年齢が上がるにつれ、症状も緩和し、アレルギー人口も減少するとされていますが、できる事なら赤ちゃんにはアレルギーと無縁の生活を送ってほしいとお母さんの誰もが願うものです。アレルギーは果たしてお母さん側に原因があるものなのでしょうか?
赤ちゃんのアレルギーとお母さんの関係とは
我が子をアレルギーにしたくない思いから妊娠中の食事に気を付けてみたり、自分がアレルギーを持っている場合、その原因となる食品を口にしない等、独自の工夫を重ね励んでいる方もいますが、お母さん側がどんなに気を付けてもアレルギーを発症してしまう子供もいます。
長い間、妊娠中の生活やお母さんの食事が、どのように赤ちゃんのアレルギーにつながるのか研究が続けられていますが、その明らかな研究結果はまだ発表されていません。
研究ではアレルギーの原因と思われる物質がお母さんの体の中に入った場合、どのくらいの割合で赤ちゃんに移行してしまうのか詳しく検証されています。
ゆくゆくはお母さんがどうすれば、赤ちゃんはアレルギーにならないか分かる日が来るのでしょうが、今のところ方法は分かっていないのが現状です。
高齢出産と赤ちゃんのアレルギーの関係
高齢出産した赤ちゃんがアレルギーになりやすいという噂は絶えません。本当に高齢出産した場合、赤ちゃんのアレルギーのリスクは高くなるのでしょうか?
お母さんと赤ちゃんのアレルギーの関係が分かっていませんので、高齢出産した場合でもそれがどのように作用して赤ちゃんをアレルギーにしてしまっているのか、本当に高齢出産した場合に赤ちゃんのアレルギーになる確率が上がるのかは分かっていません。
年齢を問わず、赤ちゃんがアレルギーになってしまう妊娠中の要因は分かっていないのです。
妊娠高血圧症のリスクが上がることが噂の原因?
高齢出産では妊娠高血圧症のリスクが高くなります。この妊娠高血圧症は赤血球が壊されることにより、肝機能にダメージを与えます。
肝臓は多くの毒物を処理する器官でもありますが、肝機能が低下した場合、へその緒を通じてお母さんと繋がっている赤ちゃんにも同じ血液内になる毒素が移行してしまうと考えられるのです。
実際に、ダイオキシンなどは血液中にあると胎盤では排出されずに同程度の濃度で赤ちゃんに移行してしまいます。他の化学物質等も同様です。
つまり、お母さんの肝機能が低下してしまうと、そうした化学物質を普段ほど排除することができずに血液を通じて赤ちゃんのところまで運ばれてしまい、それが何らかの要因となって、生まれた後の赤ちゃんがアレルギーであると診断されてしまう可能性もないとはいえません。
実際にこうした化学物質もアレルギーの原因とされています。赤ちゃんがアレルギーになるデータによると一人目が最も高く、二人目三人目ではその確率も低くなっています。
理由としては今まで体内に少しずつ蓄積された毒素(化学物質など)が、一人目の時に赤ちゃんに移行して出産することで排出されてしまうからです。
この理由の他にも一人目より、二人目三人目の方が、親が掛ける手間が減るから、その分アレルギーに強い子ができるともいわれ、可能性としては考えられなくもありません。
汚染物質等の化学物質に限らず、食品に含まれている添加物や保存料などもアレルギーの原因となり、妊娠中に摂取した場合、血液を通じて赤ちゃんの元まで運ばれてしまうともいわれています。
妊娠高血圧症のリスクが高いことが、直接アレルギーの赤ちゃんを産む確率を上げてしまう原因となっているかどうかは不明ですが、高齢出産の場合、特に気を付けておきたい症状の1つでしょう。
アレルギーが遺伝する確率については?
もう一つ赤ちゃんにアレルギーが出てしまうと要因に、遺伝があります。実際にアレルギーになった子どもの親を調査すると、患者の75%が親のどちらかがアレルギーを持っていることが明らかになっています。
親がアレルギーだからといって必ずしもアレルギーを持った赤ちゃんが生まれるという確定はされていませんが、この結果を見るとアレルギーの原因の一つともいえそうです。
では、高齢出産の場合この遺伝の確率は上がってしまうのでしょうか?色々な研究結果等を見ても正確なデータは見つかりません。
高齢出産だから赤ちゃんのアレルギーの確率が上がってしまうデータはありません。つまり高齢出産だから、若い出産だからといって赤ちゃんのアレルギーが遺伝する確率が上がることはありません。
そもそも遺伝でアレルギーが発症することさえ明らかになっていないのです。あくまで統計での結果しか分かっていません。高齢出産だからアレルギーが特に遺伝してしまう訳ではありませんので安心してください。
赤ちゃんのアレルギーの要因はむしろ生まれてから!
赤ちゃんがアレルギーになってしまう原因は、妊娠中よりもその後の育児環境が原因になることが多いとされています。
母乳などもそうですし、食べ物や住まい環境などさまざまなことが考えられ、こうした要因がアレルギーを引き起こす原因となります。
質の良い母乳を心がけたり、離乳食に気を付ける、部屋を清潔に保つなど、出産後にできることはたくさんあります。
高齢出産に限らず、妊娠中に色々と悩むとストレスの原因となってしまい、赤ちゃんにとってもお母さんにとってもあまり良いことではありません。
先のことをあまり心配してストレスをためこまないよう、まずはきちんとした栄養ある食事を心がけ、規則正しい生活をして、適度な運動をする等、安定した妊婦生活を送ることを第一に考えるのが一番です。
産後アレルギーになるって本当?
高齢出産に限らず、出産することで妊娠前と体調が大きく変化することが多くあります。
実際に妊娠前は花粉症でなかったのに、産後花粉症の症状が出てしまった方もいますし、妊娠前はできなかった湿疹ができるようになったとか、金属アレルギーになってしまったというお母さんは少なくありません。
こうした原因は詳しくは分かっていませんが、アレルギーになってしまうお母さんがいることは事実です。
高齢出産の場合、産後アレルギーになる確率は上がるの?
結果からいうと、高齢出産だからアレルギーになる確率が上がる訳ではありません。
年齢が高いこともあり、産後の回復が遅いなど、色々な症状に悩まされる方の割合が多少なりとも多いかもしれませんが、アレルギーに限っていえば年齢は関係ありません。
産後アレルギーが悪化することがある
もともとアレルギーを持っている方が、産後にそのアレルギーが悪化することはよくあります。もともと軽いものであったのに、産後湿疹やじんましんができるほどアレルギーが悪化してしまうことがあります。
妊娠中はお腹の赤ちゃんへの過剰な反応を抑えるため免疫力が低下し、アレルギー反応も一時弱まります。
しかし、産後この免疫力は完全に回復することになります。免疫力が回復すれば、当然のことですが、もともとアレルギーがあった場合このアレルギー反応がでることになります。
しかし、妊娠中に抑えられた免疫力は産後に過剰に分泌されるケースが多く、そのためアレルギー反応が強く出てしまうことがあるのです。もともとあったアレルギーに加え、他のものに対してアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。
ですが、これは産後一時的な現象で、体質が変わることとは違います。個人差はありますが、ほとんどのお母さんがある一定期間を過ぎると治まることも多いため、特に心配する必要はありません。
中にはこれが産後も続く方もいるようですが、こういった事が原因して、高齢出産の場合アレルギーになりやすいという誤解を招いているのかもしれません。
アレルギーが軽い場合、自分でも気づいていないこともかなりあるので、産後突然アレルギーになってしまったと勘違いしてしまう方も多くいます。
産後アレルギー反応が過剰に出てしまった場合には
産後は育児に追われ、疲れがたまってしまったり、睡眠不足になる方も多いですが、そうした環境はホルモンのバランスを崩してしまうことになり、よりアレルギーに反応しやすい体を作ってしまいます。
ホルモンのバランスが崩れることで体調も整わず、アレルギー反応が強く出てしまうことがあります。産後は赤ちゃんのお世話で忙しいと思いますが、栄養を十分に摂って、良質な睡眠を取り、体を休め、体調の回復を促しましょう。
そうすることで自然とアレルギー反応も落ち着いていきます。ですが、どうしてもかゆくてたまらない、アレルギーの症状が強くなる場合には、自分でどうにかしようとしないで、医師の診察を受けましょう。産科などでも対応してくれますので、まずは相談してみましょう。
アレルギーに関してはさまざまな意見がある
アレルギーのおおよその原因は分かってきています。植物であったり、化学物質であったり、食品であったりと今では血液検査でその原因を見つけることができるようになりました。
ですが、そのおおもとの要因は今だ明らかになっておらず、医者の間でも意見が異なります。遺伝なのか、そうでないのかでも意見が分かれています。
完全にアレルギーをなくせる治療法も見つかっていない訳ですから、色々な意見が飛び交っているのも仕方ないことなのでしょう。
赤ちゃんがアレルギーに、お母さんがアレルギーになってしまったら
高齢出産には関係ないアレルギーですが、生まれた赤ちゃんや産後のお母さんがアレルギーになってしまうことは少なからずあります。
ですが、近年では医学も飛躍的に進歩し、アレルギー反応を予防する方法やでてしまったアレルギー症状を抑える治療法も色々確立されています。
「アレルギーになってしまった」と気を落としてしまうかもしれませんが、医師に相談しながらアレルギーと付き合うことで酷い症状を発症することなく、日々過ごすことができるようになってきています。
アレルギーは素因を調べ、それを排除することで症状を最小限に抑えることができる病気です。
特に赤ちゃんの食物アレルギー等は、消化器系が成長することで完治することもあり、他の要因でも年齢が上がるにつれて症状が緩和されていくことが多いので、積極的に治療してアレルギーと上手に付き合っていくよう心がけましょう。
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