高齢出産を諦めるべき?妊活を続けていくかどうか迷ったとき
高齢出産が増加している昨今、子供を産みたいと頑張っている女性も多いと思います。必ず妊娠できると信じて不妊治療などに励んでいることと思いますが、何年不妊治療を続けても妊娠に繋がらない方も少なくありません。
現実を目の当たりにして、今まさに「なかなか妊娠できない」「いったいいつまで続ければ妊娠できるのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな時、頭をよぎるのが、「そろそろ、妊娠を諦めた方が良いのでは?」「子供を諦めた方が良いのでは?」という思い。そんな気持ちを持ちながらも治療に通っている方も多いと思います。
悩んでいるうちに妊娠できれば何の問題もありませんが、先が見えない不妊治療中には何度も考えてしまう悩みでもあります。ましてや高齢出産の年齢になるとその悩みも深刻化してきます。
そこで今回は、
・高齢出産のリスクを抱えてまで、子供を産む意味があるのだろうか?
・妊娠できても子供がリスクを持って生まれてくるのでは?
・それでも子供が欲しい
といった自問自答に追いつめられながら毎日悩んでいる方に、高齢出産を諦めるべきか否かという問題について考えてみましょう。
どうして諦めたのか、何がきっかけとなって諦めたのかについても、実際に妊娠を諦めた方の意見を参考に見ていくことにしましょう。
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この記事の目次
妊娠できなければ、諦める必要も出てくる
年齢を重ね、高齢出産となると、どうしても妊娠が難しいこともあります。自分では子供を産みたいと思っても、現実に難しいとなれば、子供を諦めることも考える必要が出てきます。
肉体的にも精神的にも大変な不妊治療を何年もの間続けてきた人にとっては、簡単に諦められることではありません。
また、1%や5%でも可能性がゼロではないと言われれば、「もう少し頑張れば妊娠できるかも知れない」との思いもあり、決断することは難しいでしょう。
妊娠することができれば何の問題もありませんが、もし妊娠ができなければやがては決断を迫られる時がやってきます。その決断は、医師等がしてくれるものではありません。やはり最後は自分が決めなくてはならないのです。
子どもを諦めた理由とは
妊娠することを諦めた方はたくさんいます。普段なかなか口にしない事ですので、本当にそんなに多いのかと疑う方もいると思いますが、やはり子供は授かりもの。自分では欲しいと思っていてもできない方は多いのです。
子供を諦めよう、高齢出産を諦めようと決断したのは、
・不妊治療で体が悲鳴を上げていたから
・不妊治療の経済的負担から
・不妊治療に精神的に疲れたから
・旦那さんの不妊治療が思うように運ばない理由から
・40歳という年をきっかけに子供を諦めた
・夫婦のこれからの生活を考えるようになったから
・妊娠したものの流産を繰り返し、もうだめだと思ったから
など、色々な理由があります。やはり不妊治療などの肉体的負担や精神的負担等の理由は多く、また経済的理由という意見も多数ありました。精一杯頑張った結果、子供を諦める選択を決断したようです。
不妊治療の金銭的負担の多さから諦めた
不妊治療を行っている方ならわかると思いますが、ほとんどの不妊治療が保険適用外の治療となります。
体外受精の治療は平均25万円から30万ほどかかり、顕微授精ではおよそ40万円から60万近い治療費が1回ごとに請求されます。1回で妊娠できる方は少ないですから、この治療を何度も繰り返し行う必要が出てきます。
やはり不妊治療はどの家庭でも経済的負担となります。不妊治療を行った方の平均額は約150万円といわれていますが、それ以上の金額を支払っている方も多くいます。
治療を続けるお金がない場合、不妊治療を諦める選択をするしかありません。ですが、治療を続けたからといって妊娠できる確率もごくわずかです。
こうした金銭的事情と天秤にかけた結果、治療を諦めると同時に子供を諦めている方が多くいらっしゃいます。
不妊治療の精神的、肉体的負担の多さから諦めた
不妊治療はお金がかかるばかりではありません。肉体的にも精神的にも大変なものです。治療の副作用や注射などの痛みに耐えることは決して簡単なことではありませんが、その痛みを耐えれば子供を授かることができると信じて、治療に励んでいます。
ですが、人間ですから限界があります。毎回こんなに頑張っているのに妊娠できないとなれば精神的にも追い詰められます。
何度トライしても妊娠できない、どうして妊娠できないのかという悩みは誰にも相談できないことが多く、不安な気持ちと肉体的負担がやがて「もう子供は諦めても良いのでは?」という思いに変わっていくといいます。
その思いが、経済的負担と重なることで、諦める決断を下す方も多いようです。
子どもを、妊娠を諦めると思い始めたら
子どもを持つことを諦めようという思いは急に湧いてくるものではありません。徐々にそうした思いが積もっていき、やがて「もう治療はやめよう」「高齢出産は諦めよう」と心に決めるのです。
しかし、それは新たな悩みの種となります。「もう少し頑張れば子供ができるかもしれない」「本当に今諦めていいのか?」「この先後悔することはないのか?」という不安です。
答えがないだけに、その不安も大きくなってしまうものです。そうした決断と悩みは一人で抱えてはいけません。悩みを一人では決して解決することができないからです。では、どうしたら良いのでしょうか?
まずは家族に相談することが大切
高齢出産となり「妊娠を諦めた方が良いのでは」と思ったなら、やはりまずは家族と相談する必要があるでしょう。
旦那さんや周りの方に意見を求めてみることが大切です。子供という問題はやはり家族の問題でもありますので、話し合いをして結論を出す必要があります。妊娠を諦める決断は、家族の後押しもあり、すんなり受け入れられる方も多いのです。
多くの女性が家族から「子供だけが人生じゃないよ。」「二人でこの先の人生を楽しめばいいんじゃないの?」等と言われたことで、気持ちが楽になったという意見もありますので、まずは家族と相談してみましょう。
ですが、中には「もう少し頑張ってみよう」と言われることもあるかもしれません。そんな時でも自分の気持ちが一番大切ですので、家族に正直に今の困惑している気持ちを伝えてみましょう。
まだ頑張る決断をしたなら
家族で話し合ったのに、諦めようか、どうしたら良いのか答えが見つからない場合には、夫婦などで期限を決めてみることも大切です。
もう少し頑張ってみるなら、「何歳まで頑張ってみよう」「不妊治療を後1回だけ頑張ってみよう」と期限を設けてみましょう。それが本当にダメだった時に諦めればいいのです。頑張ることは悪い選択ではありません。
ですが、「諦めたい」という思いが出てきたにもかかわらず、ダラダラと続けることも女性にとってはつらいものです。家族や旦那さんとよく話し合い、これをきっかけに治療や妊娠に取り組む期限の目安を設けてみましょう。
休憩する選択肢もある
不妊治療が辛い、もうやめたいと思ってはいても、まだ子供を完全に諦められないなら、休憩するという選択をしてみるのも良いでしょう。
高齢出産ともなれば、休憩期間である半年や1年はもったいないと感じるかもしれませんが、それはそれ。一旦リセットして出直すためにも、諦める選択をするためにも一呼吸置くことは大切なことです。
時間のリミットをあまりにも意識し過ぎて、自分を追いつめてしまうことは決して良いことではありません。ストレスを抱えることも妊娠には悪い影響を招くことになってしまいます。
時間の事は一度忘れて妊活を休憩することも「長い人生においては、ほんの些細なこと」と割り切り、休みを取ってみましょう。
高齢出産を諦めた途端、妊娠することも珍しくない
妊活を休憩したり、妊活をやめた途端、妊娠したという方は少なくありません。心の呪縛から解放されたことでリラックスし、おめでたとなるケースは実は珍しいことではないのです。
こうした嬉しいデータもありますので、「不妊治療が辛い」「高齢出産は諦めたい」という思いがあるのなら、いったん妊活を休憩してみることも決して無駄ではないのかもしれません。
過度な期待を持って妊活を休憩するのは避けた方が良いですが、気持ちをリセットするため、ストレスを排除するためなら、ぜひ一休みしてみることをおすすめします。
諦めると決めたなら
家族と話し合った結果、もう不妊治療はやめよう、妊娠は諦めようと決めた方もいると思います。
しかし、今まで頑張っていた目標がなくなると、人によっては「何もやる気が起きない」「何をしたらいいのか分からない」と腑抜け状態になってしまうことがあります。ひどい場合には、夫婦関係が壊れてしまったり、うつになることもあり危険です。
できれば何か自分で他に頑張れることを見つけてみましょう。ヨガ教室に通ってみるとか、ティラピスを始めてみるとか、ジョギングをしてみる等、体を動かすことは心のバランスを整えるのに効果があります。
何をしていいのか分からない方はぜひ体を動かすことをしてみると良いでしょう。妊活以前に好きだった趣味を再開してみる人もたくさんいるようですよ。
周りに目を向けてみよう
1つの目標を追いかけていると周りの状況が見えていないことも多いものです。ですが、あなたの周りには楽しいこと、面白そうなことがたくさんあります。
周りに目を向けることで、これからの生き方、これからの人生に気づくことも少なくありません。今までなかなか見てこられなかった他の環境にも視線を向けてみましょう。
考え方を変えてみる
結婚して、妊娠して、子供を育ててという理想を求めてきたと思いますが、人生はそれがすべてではありません。子供がいなければできることもたくさんあります。
世間の子供のいる夫婦では叶わないことができるのです。発想の転換ですね。子供がいるとどうしても夫婦の時間が限られてしまいますが、子供がいないならこの夫婦の時間を思う存分楽しむことができます。
お金についてもそうです。子供に使うはずだったお金がかからない訳ですから、余裕が生まれます。良いことはたくさんあるのです。
そう考え方を変えることで前向きに現実を捉えることができます。今までの理想を切り捨て、新鮮な気持ちで新しい生き方を見つけてみましょう。
目標を持とう
今まで妊娠することが、自分のすべてだった方も多いと思います。諦める決断をするときには、やはり新しい目標を何か一つでも持ってみると明るい気持ちに切り替わります。
「お金を貯めて海外旅行に行こう」とか「週末は旦那さんと食べ歩きを楽しもう」とか何でも構いません。今まで自分の時間を妊娠のためだけに使ってきたのですから、その時間を別の事に使う楽しみを見つけてみましょう。
時間はかかるかもしれませんが、そうすることで徐々に気持ちが新しい方にシフトチェンジされていきます。子供を持つことだけが人生の幸せではありません。別の楽しみ方を見つけてみましょう。
出産を諦めることは決して簡単ではないけれど・・・
子どもを持つことを諦めることは決して簡単なことではありません。自分で決意したにもかかわらず、「やっぱり諦めない方が良かったのでは?」「本当にこれで良かったのか?」と思い悩むこともあるでしょう。
ですが、この決断が良かったと思える日はきっとやってきます。「あの時諦めると決断したから、今の私がいる」と思える日が必ず来るのです。
子供を諦めたことがきっかけで、「夫婦の絆がより深まった」「今の楽しい日が送れている」という女性も多いですから、今のこの時を頑張って乗り切りましょう。必ず時間が解決してくれます。
すぐに気持ちを切り替えることは本当に難しいことですが、同じ思いを分かち合えるパートナーがいるのですから大丈夫です。互いに支え合いながら、時間をかけて乗り越えていけば良いのです。この夫婦の絆は、他の家庭にはないきっと宝になりますよ。
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